人狼物語 執事国


80 夕暮れ色に沈む村 ―SIREN風味―

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【墓】 地元民 ギンスイ


 昔の四辻村はね、
 漆(うるし)がよく採れたんだって

[幽霊はズイハラ氏が投げて寄越した携帯電話を
ぱく、ぱくと開いては閉じを手の中で繰り返す。]

 ジャム蕎麦とか ジャム煎餅ってあるだろ

 …アレは 
 職人さんが漆を舐める 通過儀礼の名残り

(+0) 2011/ 9/14(水) 23時40分位[どこか]

【墓】 地元民 ギンスイ

 漆(うるし)はさ、
 燃やした煙を吸っただけでも
 木の近くを通っただけでも ひどく体に障るから

 四辻村では 御湯治場の神さまに祟られることを


 「うるしさまにかぶれる」って
 そう言うようになったんだって

[電話をかける声は、土蔵で聞いたことがあるが
現物の扱いなど知らず――当て所なく語りかける]

 こんな言い伝えも 知ってる人たちは
 みんな死んで おばけになっちゃった

(+1) 2011/ 9/14(水) 23時40分位[どこか]

【墓】 地元民 ギンスイ

 … 
 そういえば、

 魔除けの「杭」は…漆の木でできてるんだっけ?

[ふと見上げる夜空に――星は*見えない*] 

(+2) 2011/ 9/14(水) 23時40分位[どこか]

告げ人 アン

―― 地上 ――
[まだもう少し、夜は続く。
月明かりの元、無遠慮に袋の中身を取り出した]

漢方薬とか、そういうのにありそう。

[端から見れば、赤い涙を流した半屍人が、ひからびた小さい大根のような何かを掲げて首を傾げている図]

(1) 2011/ 9/14(水) 23時40分位[→教誨所への道]

告げ人 アン

あなた誰?

[銀時計を手に佇むオトハの姿が目に入り、小首を傾げた。
思い出したように、金属バッドをちゃきーんと*見せびらかす*]

(2) 2011/ 9/14(水) 23時50分位[→教誨所への道]

【墓】 駐在警官 ノギ

[ゆらり。ずいはらニ背ヲ向ケタ侭。
俯ケバ猫背。キチキチキチキチキチ...チチチ...チチ.....]

嗚呼、『綺麗』だな。

[赤イ海ガ嵩ヲ増ス。流レ出ス先ハ>>23
笑ム口元伝ウハ赤涙。]



――アンちゃんにも、見せたイなぁ。

(+3) 2011/ 9/15(木) 00時10分位[御湯治場]

【墓】 駐在警官 ノギ

[キシ..リ...ィィ..ィ]

『――…れて』

[其れは変貌。背中から生えた、
萎れた『翅根』が切っ先まで広がりゆく音。]

――…はっ…あはは、あああ、******** ***********

[嗤う听う*う]

『かぶれてしまいますよ…――』

[声ならぬ声、咆哮のようなわらい声をあげる。]

(+4) 2011/ 9/15(木) 00時20分位[御湯治場]

【墓】 駐在警官 ノギ

[異界は裡に満ち乃木を呑み込む。顔の下半分を捩れさせ出現させるのは、両側に突き出す昆虫めいた穢れた色をした外骨格と複眼。人の形をした両目から血の涙が外骨格と複眼を赤く濡らす。]

[両手を胡乱に両側に広げ、上半身からぐぅるりとズイハラを振り返る。続いて捻るように下半身もそれに続き、翅根が震えた。]

(+5) 2011/ 9/15(木) 00時20分位[御湯治場]

【墓】 係長 ズイハラ

[手を振る女。揺れる視界。白いヴェール。赤い水に満たされる場所。薄暗い色合い。次々と写真の様に視界が切り替わり――

 銃声は、ひとつではなかったのか。
 地形にこだましたのか、複数の視界を渡り歩いた後も鳴り響いて]

 ……。

>>+3つぶやきに、ぎくりとして振り返る]

 俺にはそういうの、見せなくていーんだけどよ、ノギ警官。

[変じていく。懐中時計のねじを巻くような音と共に。耳に痛い笑い声と共に。警帽を乗せた頭がこちらを向いた。冷や汗**]

(+6) 2011/ 9/15(木) 00時50分位[御湯治場]

【墓】 地元民 ホズミ

[髪留めを失い、幽鬼の如く垂れている髪。
廃屋の壁へもたれ、回復を待っていたけれども]

     あ。

[草がすれる音。
足下の草むらでふいに垣間見えたのは、特徴的な生物のフォルム]

(+7) 2011/ 9/15(木) 01時00分位

【墓】 地元民 ホズミ


 ま。ままままさか。 

     つ つちの こ…?!?

[確かめなきゃ。必死の形相で、強張る身を伸ばした所で…力尽きた]

[過去をうつし留めたこの村では、未だにツチノコブーム中だ]

(+8) 2011/ 9/15(木) 01時10分位

大学生 オトハ

[持ち主の手を離れてもなお正確に時間を刻む懐中時計を手に、呆然と赤い水が流れる川に視線を彷徨わせていたが]

 ……うっかり落としちゃっただけかもしれないじゃない。
 いや、きっとそうよ。

[根拠もなしにそう決めつければ、気分は少しだけ楽になった]

(3) 2011/ 9/15(木) 20時30分位[→教誨所]

大学生 オトハ

 ただの観光客よ。
 この村にはツチノコを探しに……――

[答えかけてから相手を改めてまじまじと見ると、赤い涙を流し、金属バットを装備していた]

 ……物騒ね。

[率直な感想を述べる声に張りはない。
少女から距離をとりながら、早足で教誨所へ向かおうとする]

(4) 2011/ 9/15(木) 20時50分位[→教誨所]

【墓】 地元民 ギンスイ

[見ぃつけた、の声はかけず。

少年の幽霊は倒れ伏す美津保嬢のそばに在る。
弾痕を一度摩る仕草をして、立ち上がった。]


 …教えてくれるなら、子守唄がいい

[トリスウイスキーの瓶にも似た生き物の影が、
草むらに蠢いて去る頃には、幽霊の姿も消える*]

(+9) 2011/ 9/15(木) 21時00分位[どこか]

【墓】 係長 ズイハラ

 つぎこそは
 やりかえそうと
 きめました

>>2:+10無駄なリズムで以前口にしたことを言い直す。腰にぶら下げていたラジオのボリュームを上げた]

 何のつもりだよ、そんな素敵な翅根までこさえて。

[光を固めたような無垢な部分に眉根を寄せる。
 ちら、と後方、バリケードまでの距離を測る。己の鞄に視線を走らせた]

(+10) 2011/ 9/15(木) 21時20分位[御湯治場]

総長 ヘイケ

[赤い闇に沈みゆく民家の片隅、
視線が一枚の広報紙へと落ちる]

 『幻の珍獣 ツチノコが発見される』

[大々的に躍る文字を背負い、
モノクロ写真が見開き二ページに渡り、
掲載されていた] 

(5) 2011/ 9/15(木) 21時30分位[四辻村 村内]

総長 ヘイケ

[それから視線は、集会所の片隅へと落ちる。

ひとのざわめき越しに中心部を覗くと、
祝言の準備だろうか。
慎ましくも華やかな色彩が、
村の女達の手で飾られていた。]

(6) 2011/ 9/15(木) 21時30分位[四辻村 村内]

総長 ヘイケ

[風もないのに
白いヴェールが――]

           
                [ふわりと宙に舞う]

(7) 2011/ 9/15(木) 21時30分位[四辻村 村内]

【墓】 雑誌記者 ライデン

[――ぱん。

 銃声が、聞こえた。異形の女を撃った音の残響、ではない。もう一つの音が、響いた。何だ、と思う。一瞬、時が止まったように思えた。緩慢に思考を巡らせる間が、あった。――その空白は、弾けるように終わった]

…… っ あ、

[長身が、駆けていた勢いのまま、ぐらりと傾いだ。膝が地面に付き、そのまま全身が崩れ込んだ]

……っい、……ぐ……

(+11) 2011/ 9/15(木) 21時40分位[廃集落→]

総長 ヘイケ

[日もとっぷりと暮れた頃、
女は自分の存在に漸く気付く。]

 あたしという人間はね、
 そもそも何処にも存在しないんだよ。

 そう、どこにもね?

 人の何かを"知りたい"と思う気持ちが形作った、
 ただの思念に過ぎないんだ。
 

(8) 2011/ 9/15(木) 21時40分位[四辻村 村内]

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総長 ヘイケ
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告げ人 アン
44回 残6458pt

犠牲者 (3)

餅肌 ネギヤ(1d)
0回 残8000pt
地元民 ギンスイ(2d)
46回 残6498pt
地元民 ホズミ(4d)
22回 残7281pt

処刑者 (4)

係長 ズイハラ(2d)
86回 残5342pt
駐在警官 ノギ(3d)
94回 残4992pt
雑誌記者 ライデン(4d)
46回 残6507pt
大学生 オトハ(5d)
46回 残6574pt

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