情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[ひとたび言葉にすると、思いはとまらなくなって]
ごめんなさい。ありがとう。ありがとう。
[何度も繰り返しては、抱きしめる手に力を込めていく。そして、目の前のたましいと、それから、この闇の中の全てと交わるかのように、ゆっくりと意識を広げていった]
[運ばれるロッカを見て、独りごちる]
それを望んだのは誰だったか――?
[彼の人は、はたして満足しているのだろうか。
男は、この世界は知れないことの方が多いと嘆息した]
..........。
信じない.....そんな人じゃないもの....
私の知ってるナオちゃんはもっと優しくて
ヨシアキ君のことすごく心配してて
さっきだっていの一番にヨシアキ君のこと心配してたのはあなたじゃない......
どうして.....どうして............
[笑い声に、がくりとひざをつく]
はは…は…はは…
俺が…俺が悪かったんだよ…なぁ…
[涙をボロボロと流しながら崩れていく]
ナオぉ…ナオぉ…
[届かない声。それでも言わずにいられなくて]
[「信じない」
そう言ってふさぎ込むホズミさんに、わたしは何て言ったら良いか困り果てる。
本当ならこんな下らない情に流されて、自らの身を危険に晒すことなんて有り得ないのに…。
封じ込めたはずのナオという子の心が。"わたし"を突き動かしているのだろうか?
それともわたし自身も。あのヨシアキと言う少年に絆されてしまったのだろうか?]
残念ながら…。あなたが知っている"ナオ"はもう居ないわ。そう、この子がこの村に来てすぐに、わたしが奪い取っちゃったから。
でも――、ヨシアキくんを好きだった気持ちに偽りは無いの。これはホントよ?
[わたしは髪を梳く手を頬に滑らせて。自らの唇をそっと重ねた。初めて重ねた唇は冷たくて涙が出そうになった。
今更ながらに気付かされる。あぁ、わたしは本当に彼に心惹かれて居たんだと――]
[舞い散る桜が腕の中の鈴木の身体に降り積もっていく。桜の樹を見上げながら]
まだ、足りないのかい?
[つぶやくと、それに呼応するかのように強い風が髪を揺らす。桜の輝きが増したような気がした]
[一人彷徨う少女のたましいに接吻し、後悔に涙する少年にそっと触れ、どんどん意識は拡散していく。そして。
ひとつの、暗いたましいを発見する。
胸をよぎる恐ろしい記憶も今は遠い。哄笑するかのような、そのたましいは、けれど、どこか寂しくみえた]
どうしてここにいるの?
[彼が本当にたましいを喰らう方の存在であるのなら。どうして、同じ闇の中を彷徨っているのか。その暗い悲しいたましいに問いかけるけれども、既に自分の意識は形を成さず、世界の中に溶け込んでいった]
『どうして――』
[微かに聞こえる声。
男は視線を漂わせ苦笑する]
どうして、俺がここにいることが不思議なんだ?
[そして、もっと遠くから聞こえる声に懐かしさを覚えて呟く]
いつになったら……。
穏やかな日々が訪れるのだろう。
[問いかけに答える声が、遠く聞こえてくる。けれども、既に意識は霧散していき。世界は自分の全てであり、自分は世界の一部になって。穏やかな気持ちで*まどろんでいる*]
[鈴木を抱えたまま、管理人室の扉を開けて中に入る]
……。
[感情が昂ったのだろうか、抱き合うナオとホズミの姿に無言で視線を送った後、少女の亡骸をそっと横たえる]
[こぼれた水は元には戻らない。動き出した運命は元には戻らない。
やさしい魂に触れられて、慰められはしたけれど。
好きになったナオが「人狼」と知っても、それも些細な事にしか思えずに。
身体さえあれば、わかっていても彼女を抱きしめたいと…
今はただ、涙を流しつつ*見つめているばかり*]
[抱きついてきたホズミさんをあやすようにぽんぽんと叩いていると、フユキさんがロッカさんを抱かかえてやってきた。]
あぁ、見つかっちゃったんだね。白い膚に赤い文字。綺麗でしょう?
[もう隠すのも面倒だと思い、わたしはフユキさんににっこり微笑んで。
耳許で囁くホズミさんの問い掛けには何て答えようと頭を悩ませる。]
ころして…ほしい?
[つぶやいた言葉。口許は果して醜く歪んでいただろうか?それとも――]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了