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―― 翌朝 / 客室前の廊下 ――
[ごとごと、がたがた――
外を吹き荒れる強風に窓枠は揺れ、
打ちつける豪雨に、硝子は震える。
起き出してきた青年が、廊下に出たとき
がしゃん
嵐に弄られた、庭木の枝が折れて――
廊下の大きな窓硝子を派手に破った。]
――?!! うわっ… 大変だ!!
― 夜→ ―
……で、ぎりぎりまで追い詰めたんですけど。
なんかいきなり巻物取り出して消えたんですよ。
どろん! と……忍法猫隠れ! みたいに。
[猫を追った事を、身振り手振りを交えて語った]
……ってのは、冗談ですけど。
本当、忍者みたいに華麗な逃げ方でしたね。
あの猫って此処で飼ってるんですか?
[疑問はアンが戻った後にだったので、答える声はなかったか。そのうちに男もダイニングを後にした。酒には強いのか、酔ってはいないようだったが、そもそも普段が酔っ払いと間違えられてもおかしくはない。
空いている部屋を借りる事にして、其方へと]
―客室―
[激しく窓を叩く音、吹きすさぶ風の音に目が覚める。
外を見れば、何もまともに見えないほどの大嵐]
これでは、遅れてくる人間も来られそうにないな。
[廊下に散らばった硝子片の上に、
横殴りの雨が容赦なく降り込んでくる。]
あ…雨戸、閉めてなかったんだ…?
[思わず貼りついた壁から背中を剥がしながら、
青年は呟く。恐る恐る破れた窓へ近づくと、
折れた庭木の枝をぐいぐいと外へ押し遣って]
す、すみませーん…!!
どなたか手を貸してくださーい…!! !
― →朝 ―
……すごいな、雨。マジ大雨って感じ。
っていうか……これ、嵐?
なんかバリバリサスペンスドラマみたいな。
やっべー。
[いつしか降り出していた強い雨にはそんな感想を漏らし。特に着替えは持ってきていないので、ネクタイを解いたばかりで寝台に転がった。
そして、翌朝になり]
……ん、あー。
……!?
[がばり、と勢い良く飛び起きた]
あわわわ、大丈夫ですかー!?
こちら、犬吠崎から台風情報ですー。
[などと言っていたせいで忠告が届かず、ガラスを踏む。
痛さを堪えて、反省猿のポーズ]
……あたし知ってます。
こういうときは素数を数えるんです。
あーべーつぇー……
ちょ、あれ、此処ど……
……って、あ。山荘か。
[単に寝ぼけているだけだった。
安堵の溜息を吐きつつ口元に触れる。薄く生えた髭が指の裏に感じられた]
あー。髭剃りは確か持ってきてたな……
[鞄からそれを取り出してはズボンのポケットに入れる。ついでにハリセンを刀のように腰の左側に帯びさせた。スーツの上着は鞄と共に置いたまま]
よし、行くか。
[洗面所に向かうために、その部屋を出た]
あ、ビセさん、おはようございます。
なんで濡れて…? って、ええと、そうだ。
[廊下では、造り酒屋の青年が折れた庭木の枝を
割れた窓の外へと押し戻そうと奮闘している。]
このありさまなんで、
掃除用具を借りてきて… うわあ大丈夫ですか!
[呼んだ助けが、華麗に二次遭難で度肝を抜かれ]
むしろ救急箱を借りてくるのがいいような?!
ドイツ語読みで!?
[それから廊下をほとんど行かないうちに聞こえたビセの「素数」に、咄嗟に叫んだ。ツッコミptを<8>ゲットできた気がした]
……じゃなくて。一体どうしたん……
うおお、窓が!
[やや遅れて惨状に気付き、再び叫んだ。ガラスが割れたりする音はまだ寝ていたので気付かなかったらしく。
今の男は、剃っていない髭のせいで少々渋く見えたかもしれないが――中身は勿論全く変わらないよう]
/*
アンが行方不明→遺体発見→占い発表
やることいっぱいあるからいきなり朝描写。
24h村だし、そろそろ脱線控え目でいかない、と。
― 夜 / 客室―
猫のお話すごかった。ニンジャ猫。神秘の国。プレーチェも見たい。
風すごい。あらし。がたがた音すごい。大丈夫かな?
持ってきた課題する。ホームワーク。……いいのが思いつかない。
アンちゃんが前に教えてくれたのやってみる?プレーチェのお家のは、日本のひとには合わないみたい。だからみんなに明日聞く、言ってみる。お兄ちゃんやアンちゃんやレンくんにきいてみよう。
[あくびをしてベットに転がる。疲れはあるのに、外の嵐の音が気になって眠りは浅く]
アンさん、アンさん、ハタキはどこにあるのでしょうかー?
[トントンとノックするのは“Anne”とプレートのかかったドア]
あら、手紙が……
あ、お二人ともおはようございます。
僕は怪我はないのでビセさんを――
[冷静なポルテの声に、ビセを振り返る。
突如何事もなかったように歩き出すビセの
様子に脱力してがくりと項垂れた。]
驚かさないでくださいよー…。
むしろビセさんをはたきたいです。
[その場合、必要なのははたきではなく
剣客ズイハラが帯びるハリセンソードだが]
血……?
[封書に付着した赤黒いものに顔を顰める。
恐る恐るノブに手をやると、それはバタンと開いた]
きゃあぁーっ!?
[転がるアンの身体に、ソプラノで叫ぶ]
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