[腹が減った、だから行動を起こした。
台所に行って棚を開けたら、ホットケーキミックスが最初に目に入った]
……焼くか。
[悩むのが面倒だったから、さくっと結論つけて、ボウルにばさっと小袋一つ開けた……所で、声>>1がした]
……飯は知らん。
でも、ホットケーキでいいなら、今から焼く。
[言いながら、ボウルに必要なものを入れて混ぜて行く。
なお、この男の言うホットケーキは、一袋分の種を一枚で焼く豪快なシロモノである。**]
こたつからもそもそと這い出ると、両手を前に置いて、伸びをする。
右手で鼻の辺りをかいて、細い目で部屋を見回す。
「にゃあん?」
無表情のまま首を傾げると、男子高校生の声で猫の鳴き声をひとつ。
それから、学生服が皺になるのも気にせず、こたつにもう一度もぐりこむ。
180センチの長身には若干狭かった。
こたつから肩から上を出して、肘を枕にしてうとうと**
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犬か猫か妹かで迷い、猫にする今日です。
こんばんは。
どうやって死んだとか、本体は犬なの猫なの高校生男子なのとか、1日目が始まったら考えればいいよね。
今はでかい猫です。
ん、じゃあ食器の用意は任せた。
あと、つけたいものあったら、好きに出しとけ。
[手伝う、という言葉>>4に返しながらフライパン過熱して、バター溶かして。
荒熱とったら、種を全部流し込む]
俺も牛乳。
インスタントコーヒー、一さじ入れといて。
[リクエストしながら、焼き加減チェック。
ひっくり返すタイミングをしくじると、惨状になるから慎重に。
周りが固まって気泡が出て来たら、フライ返し二刀流で一気にひっくり返して。
火力調整の後は蓋してちょっと蒸し焼き。
豪快厚焼きホットケーキは、フライパンの上で四等分の後、一切れずつ、皿に乗せる。
残り二きれは、誰か来るかも知れないから、で一先ずフライパンに居残った]
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pt少ないんだから、節約しろや俺。
しかし、書いてたら久々に食べたくなったなー……昔は良く作ったんだけど、今ひっくり返せるかね、これ。
……あ、どうも。
久しぶりにお邪魔してます、くろねこたすくです(
食おうぜ食おうぜ。
ジャムとかもあったけど出すか?
[聞きながら、2人分椅子を出してきて、一つ勧めてオレも座る。
切ってもらった自分の分に、アイスと苺を乗せて。
その上からメイプルシロップをだばーっとかける。
断面見たら中まで上手く火が通ってて、すげえなあって思う。オレには生焼けで焦がす自信しかない。
ギンの準備も終わったなら、]
いただきまーす。
[っつって、一口。
ケーキが熱くてアイスが冷たくて、シロップが甘ーくて、苺がちょい酸っぱくて。]
…うまい。
[そんだけ言って気付いたら、あとは黙々と食ってた。いやだってうまいもん。]
[話しかけられなきゃ黙ったまんま食って。
食い終わったらお礼は忘れずに。にっと笑って。]
ごちそーさまでした。
ギン料理上手いのなー。
[皿を流しに持ってって、終わってるんならギンの分もまとめて持ってこう。]
洗い物はオレやっとくよ。礼だ礼。
[手伝うってんなら、半分残してたケーキにラップしといたら、ぐらいは言ったけど他はオレがやるつもり。んで、]
オレさ、これ済ましたらちょい出かける。
アン姉とかに言っといて。どーせゴロ兄寝てるだろうし。
[頼んだら、オレはちょいとお出かけだ。**]