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何だろう、あれ。
きらきらしてるんだよ。
[餅を拾いながら、光るものを見つけて拾い上げる。
鈍色に輝く古く小さな硬貨が一枚]
……円盤?
[中央に開いた穴から、向こう側を覗いてみた]
ちゃりーん
[の音に、床にたしっと手を置いて、ぱっと手を離す]
あらここじゃないのよ。
どこかしらどこかしら?
[ぴくり、と見ればコハルの手の中できらり光る]
きらきら。
アタシもそれほしい気がするのよ。
きらきらは、すてき。
[硬貨を灯りに透かすようにして、
じゃれつく姿勢でころり横になる]
きらきらは、すてき、だけど。
[ぽいっと放り投げて、その行方も見ず]
あれアタシのじゃないみたい
アイツのなのかしら。
きらきらは、すてき、だけど。
ねえウミ、ウミもいらないよね?
きらきら。
[半分うたたねしつつ、ごろごろしてる**]
ウミネコも、じいちゃんも
綺麗、いらない?
[きらきらが滑り落ちた後、空になった掌をぎゅっと握る。
手に巻かれた包帯に滲む、鮮やかないちごジャムの色を見つめていた]
どしたの、ホズミ。
ネギ?
[誰もいない空間をぼやっと眺めて]
そうだ、おしるこ!
きっとおしるこがカギなんだよ。
モミジー、おしるこ作ってなんだよ。
[ぱたぱたぱた]
[庭に咲き誇る多彩な花々を眺めている。
いちごジャムにも似た色の花を見つけて、
サンダルを履いて庭に下り、近づいた]
美味しそうなんだよ。
でも綺麗だから、食べちゃうのももったいないんだよ。
[目を閉じて、シクラメンの香りを愉しんでいる**]
[硬質の物が落ちて跳ねるような、音
その音がした方をちらりと見遣り、首を傾げた]
…なんの、音…かしら?
…ルリの"これ"とにている音…
…でも、ルリの"これ"とは、ちがう音…
[誰にも聞こえないような小さな声で呟きながら、廊下に出る]
[廊下の隅の方。微かに日の当たる場所で壁に背を預ける。
そして徐に服の中に入れてあった紐を引っ張り出した。
紐の先に揺れているのは、水晶が埋め込まれた小さな鍵。]
『…そして、"これ"は「私」の、宝物。
…とってもとっても、大事なもの…』
[そう言い、鍵を光に翳した。]
[しかし、彼女の瞳に光は宿っておらず。
まるで別人のような表情と口調で鍵に語りかける]
『…全てを伝えなさい。「私」に。
…全てを教えなさい。「私」に…』
[そして鍵が光と重なった時。
紅く瞬いた水晶に映ったのは冥銭とある人物の姿。
だが数秒もすると花が散るようにその場面は消えていった]
『………――。』
[何も映らなくなった水晶を見て、静かに微笑んで鍵をしまう。
そして何事も無かったかのような、いつもの表情に*戻っていた*]
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