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……あれ?
[唐突に零れる、声。一つ、二つ。瞬きを重ねる。
仕種はどこか、放心したような]
……や。
オレは、いかない。
[一緒に、という言葉。ふる、と首を横に振った]
/*
どきっ! 男だらけの4日目!
じゃじゃまるもいるよ。
花が消えてしまった。
と思うのならボタンさん投票すんな俺。
どういう動きするか選択肢すら浮かばない…!
キクコちゃんはバファ喰いというやつだったのかな。
……なんで?
[急に聞こえなくなった、声]
なんで、いないんだよ?
[問いかけ。
答えは。
ない]
……まだ、雨。
全然、足りてないよ……?
[これじゃ、『堰』は越えられない]
[村内放送。流れる曲は――Over the rainbow。虹の彼方に。虹の彼方の、]
[半ば無意識に、放送に重ねるようにその曲をリコーダーで吹いた。澄んだ高い音色は朝の通りに響き渡る。
だが、それはすぐに途切れた。リコーダーを握り締め、歯を食い縛って、蹲る]
っ、……う……
[三度目の、声が聞こえた。
消えた、と。気を付けろ、と。そして、もう一つ]
[セイジの言葉>3:62に、黙って考え込んでいたが]
おお。
[セイジを追うと言うアン>>3+52に、短く答えて手を挙げた]
見守るしかできんかも知れんが、
そんなら見守るのが一番ええんじゃろ。
[遠ざかる後ろ姿を見送りながら、独り言]
[夜更けの廃屋でギンスイに別れを告げて、ついてきたセイジの家]
…おじゃましまーす。なんて言ってもわからないのかぁ。
[帰ってきたセイジを心配そうに迎えた家族を見やるが、やはり自分の姿なんて見えないようで]
なんか……放っておけなくて勢いでついてきちゃったけど、どうしよう。気付かれないで見てるだけだなんて、これじゃあストーカーさんみたいだ。本当にどうしよう。
うーん……。
[「休みなさい」とのセイジの両親の言葉に、部屋に戻るセイジについていき。
ふと見た部屋の机に置いてあるのはリコーダーと…]
…あれ。あのてるてる坊主の模様って。私が貸してもらったハンカチとおんなじ…?
[不思議に思いながらも、苦しそうなセイジに寄り添い。できることは見守るだけ]
―― 朝 船頭の家 見習いの間借り部屋 ――
…
[さやさや、さやさや。
眠っている間は、たましいたちの交わす声を漣の如く聴く。
長年、眠りの浅い男はいつもどこか眠たげな眼をしている。]
あの声、―― やっぱり アン じゃった か。…
[昨夜掠め聴いた声と照らして思い当たると、薄い布団の上、
男は身を起こしてこぶしを握る。――――身支度をする。]
そいから、別の 悲鳴も… ?
[疑え、と。
ボタンの時と同じように。
今度、頭に浮かんだ姿は]
……タカハル、君……?
[痛みに耐えながら、呻くように、その名前を呟いた]
―人形店→駐在所―
[クラクションを短く鳴らし、車は走り出す]
何してんだあいつ。
[サイドミラーに写るタカハルは、何かを上空へ投げたようだった]
[空へ消えたてるてる坊主。
いつの間にか逆さてるてるとなったそれが落ちるのは、花を気遣う少女の部屋。
部屋に主の姿はなく。
移民の青年のサマーセーターが、丁寧に畳んで置かれていた]
あ。
ヌイ、行ってしもうたか。
[気づいたときには、自転車は既に遠ざかっていて]
アンがおって……セイジのところへ行ったて、伝えようと思うたが。
それとも、全部聞こえとったんじゃろうか。
……ワシも、姉ちゃんたちの様子、見て来ねば。
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