87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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ああ……あの、やっかましい兎だろ?
しっかり見たよ。
[チカノ>>1:124に頷き、ため息一つ]
無茶振り……確かに、無茶振りだよなぁ……あ、俺は、笹川祐樹。
[和馬、と名乗った少年>>0にしみじみと頷きながら、自分も名を告げた]
(5) 2012/05/02(水) 00:10:10[海辺の道]
お針子 ビセが接続メモを更新しました。(05/02 00:10)
何しろって、『仕事』しろってんだろ。
[返す言葉は呆れで淡々としていた]
「ワスレモノ」を探すのと、兎が言ってた『仕事』の2つ。
とりあえず、やるべきことらしい『仕事』っての、やってみっか?
[自分の中にあるはずの『力』。それを使おうと試みる。ただ、どこかに向ける、と言う風な目標は全く定められて居なかったが]
(*0) 2012/05/02(水) 00:12:52
レポート用紙 でしょ。
さっきは何に使うんだろうって思ったんだけど。
[祐樹の言う適当な馴れ初めは、少し前の記憶で補完する。>>1:122
下手な説明がやっぱり伝わらなかったことには少し肩を落としたが、何時もの事だ。]
画材持っている祐さんを見るのも、何だか懐かしいよね。昔に戻ったみたいで。
[文字通り過去に戻ったかのような世界で、この言葉はどうだろうかと思うけれど。
そう言って、和真と呼ばれた少年に目を向けた。]
(6) 2012/05/02(水) 00:17:17[海辺の道]
……お前、なんつーか、悟ってねぇ?
[淡々とした声に、思わず突っ込みが飛ぶ]
とはいえ……そうなるよ、なぁ。
まあ、やってみっか。
[他に戻る術も思いつかないし、と。
世界が回転した時に滑り込んできたそれに、意識を向ける。
それがどんな作用をするかは、全く未知数ではあるのだが]
(*1) 2012/05/02(水) 00:18:04
─ 海辺の道 ─
そっかぁ。
その人以外には誰か…あれ?
[他にも誰か、という問いに返ってきた答え>>3に、首を傾げた。
らいでんという名前は、どこかで聞いた覚えがあるような。
少し考えて、祐樹から柏餅をもらった時に聞いたこと>>1:4を思い出した。]
その雷電さんって、薬屋さん?
(7) 2012/05/02(水) 00:18:43[海辺の道]
やっぱり、見たんだ。
[風音荘の名が菊子から出ると、成程と頷いた。学生に人気のあの下宿は今も盛況であるらしい。
そして話題は移る。甲高い声のうさぎを目撃したことがこの場の面々の共通認識であることに、また少し安堵を覚えた。]
ココロのワスレモノ…って言ってた ね。
大変なことが起きているって言う割に抽象的で捉え所なくて、どうしたものかなって思ってたの。
……あ、わたしは六花。
楠見六花だよ。
[名乗りを受けて、自分も続いた。>>0]
(8) 2012/05/02(水) 00:18:52[海辺の道]
『ウサギ、ウサギ、ダレミテハネル?』
[声を潜めた二人にも、その歌は聞こえたろうか]
『ウシロノショウメン、ダアレ?』
[カタコトの幼児のような、小さな声が、そう告げると同時、ぽーん、と淡い金色の光が時計から飛び出して、公園の隅に居たセーラー服の少女の頭上で、弾けて消えた]
(9) 2012/05/02(水) 00:20:04[公園]
ウサギ…?
[ヂグ>>1:127の仕種に声を潜めて。
備瀬>>4に倣って耳を澄ませる。
囁くような童謡が聞こえて、光が>>9]
えっ?
[何度か目を擦る]
(10) 2012/05/02(水) 00:25:09[駅前公園]
雷電……ああ、貢に会ったんだ。
[上げられた名前>>3は良く知ったもの。
ほんとに知り合いばっかだなあ、としみじみ思いつつ]
ああ、そっから見てたのかよ。
……いや、久し振りに来たんだし、なんか描くのもいいかと思ってな。
[懐かしい、という六花>>6に、軽く肩を竦める。
確かに10年前、この風景の頃は、わりとよくある姿だった。
それから2年ほどで、やや珍しいものに変化したのだが]
(11) 2012/05/02(水) 00:25:27[海辺の道]
だって拒否権ねーんだもんよ。
[悟りたくもなるわ、と言わんばかりに返す]
ん〜〜〜〜〜〜〜。
[とにかく力を使おうと念じるが、傍目何か変化してるようには見えない。今は1人だから良いかもしれないが、道の真ん中で力んでる様子は変な人と思われて差し支えない様相だった]
っと、っわ!
[その最中、すぅっと念じていたものが身体から抜けて、直後、誰かを捉えるイメージが頭に入ってきた。驚いて声を上げる]
……これで良いんかな?
[とりあえずどっかに向かったみたいだし、と祐樹に確認を取ってみた]
(*2) 2012/05/02(水) 00:26:41
無茶振りっしょ。何も手掛かりねーんだもの。
[しみじみと頷く男性>>5に苦笑を向けて、名乗りには頷く]
そ、雷電堂の。店主見習いって言ってた。
……あ、笹川サンも知り合いじゃないすかね、確か。
公園で話してんの見たし。
[菊子>>7に答え、途中で思い出したようにもう一度祐樹を見た]
(12) 2012/05/02(水) 00:27:16[海辺の道]
へっくしょん!
[穂積と別れて家へ向かう最中。急に鼻がムズついて盛大にくしゃみをした]
っかしいなぁ、花粉症は持ってねーんだが。
悪寒もしねぇから風邪じゃねぇ。
誰か噂でもしてんな?
[話題にはされていたのできっとそのせいだろう]
(13) 2012/05/02(水) 00:28:53[住宅街]
『ダアレ?ダアレ?コノコジャナイネ』
[光の中に、小さな「声」も消えていく]
オヤオヤ、ワタシの時計モ、「夢」を見テイルヨウダネ。
[再び、カチコチ、と本来の「時」を刻み始めた時計を眺めて、職人は、ただ、すこうし困ったように笑った]
(14) 2012/05/02(水) 00:29:35[公園]
……だよ、なぁ。
[拒否権がない、という言葉に、しみじみと頷いて。
力の使い方なんてわからないから、とりあえず念じるのにあわせてみる。
力が抜ける感触と、滑り込むイメージは同じもの]
…………大丈夫…………なんじゃ、ねぇ、の?
よく、わかんねぇけど。
(*3) 2012/05/02(水) 00:32:47
やっぱり。
[発した言葉は直後に肯定を受ける>>11]
何なんすかね、ホントに。
言いたいコト言ってどっか行っちまうし。
[六花の言葉に、同意と共に小さく息を吐いた>>8。
彼女の名前を聞いても、瑞原から聞いた「ロッカ」とは未だ一致しない]
(15) 2012/05/02(水) 00:34:01[海辺の道]
んーーーーー。
よっし、良いことにしちまおう。
失敗してたにしても、ちゃんと説明して行かなかった奴が悪い。
[そう言い切って良いことにしておいた。それからもう一度使ってみようとしてみるが]
ぬ、連続しては使えないっぽい?
後でまた試してみるか。
[コントロールが出来て居ないためか、念じてもさっきのような感覚にはならず。時間を置いてからまた試してみることにした]
(*4) 2012/05/02(水) 00:37:47
……まあ、確かに無茶振り……だよ、なぁ。
[和真の言葉>>12に、頷いた。
それはもう、しみじみと]
ん、ああ、そう、知り合い。
昔からの腐れ縁ってか、そんな感じ。
[納得する様子>>15に補足めいたものを入れつつ、ぐるりと周囲を見回して]
さて、と。
海には他に誰もいなかったん?
と、なると、どーすっか……な。
(16) 2012/05/02(水) 00:39:45[海辺の道]
お嬢サン、大丈夫カネ?
[光の向かった先にいた少女は何が起こったか分からない様子で、固まっている。職人にしても、実は良く分かっていないわけだが、とりあえずは放っておけなかったので、カツン、とステッキを鳴らして少女の元へ]
(17) 2012/05/02(水) 00:40:02[公園]
[近づいたその先で、今度は少女自身の姿が消え失せるとは、まだ知らない*]
(18) 2012/05/02(水) 00:41:40[公園]
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