[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[スマホに登録されている電話番号を呼び出す]
繋がるかしら、プロフェッサー。
[いささか昔のものだ。
セキュリティを気にしていれば、とうに使えなくても、おかしくない*]
─主要駅─
すいません。
[制服を着た警官に、インドなまりながら堂々と話しかける。身なりは古いけれど粗末ではない服装]
ええと、昨日ここにきて、大きな、あの有名な──ああそう、ビッグ・タワーに行きたくてのう。
はい。人がたくさん居る。
[ここの観光名所などチェックしていなかったので、相手に言わせた。
わざわざ訪ねるとは困ったことでもあったのかという親切な警官に、ビッグ・タワーの営業時間と入場料を尋ねる。観光パンフレット扱いだ]
ああ。そうそう。
夕日のきれいな時間はいつごろでしょうかの?
[若干鼻白んだ警官に、いけしゃあしゃあと尋ね。
最後に大げさに相手の手を握り上下に振って謝意を示して別れた。
歩きながら自然な動作で薄い手袋を外す]
何に使うかのう。
[外側をうちにしてポケットにしまう。
隙があると収集してしまうのは悪い癖だ]
[そうしてビッグタワーに向かいながら、先ほどネギヤに提案したプランを思い出す。
要約すれば、ウミがユウキを呼出し、適当なタイミングで連絡をするから、そこに警察を呼び寄せろ、というもの。
囮にすれば用心するだろうが、逆ならばどうだろうか。
企んでいたとしてもネギヤには害はない。
この作戦のポイントは『電波の届く場所に居てくれ』ということ。
電波が届くということは、位置が察知できるということ]
……さぁて。夕日でも見に行くかのう。
─ビック・タワー─
[観光客にまぎれながら、絶妙なタイミングで移動を行い、誰とも触れ合わず、赤く照らされている塔の頂上に上る]
絶景かな絶景かな。
[ふと悪戯心を出して、とある電話番号に掛けてみる。
それは、ネギヤに約束した通りの相手、ユウキだ]
若造は働いているのかのう。
[コール音は続くが応答がないスマホを一度切る。もし気が向けば向こうから連絡することも可能だろう]
ホワイトラビットはユウキって言っていたけど……
[スマホのダイヤル、別のものをコールする]
まったく…、落ち着く暇もありゃしない。
まぁ、落ち着く気もあまりないけれど。
[ゆらゆら揺れながらアンシティを彷徨う。
辺りの様子をうかがうことを忘れてはいないが。
ようやくたどり着いた合流場所が
早々に割れてしまって、解散の運び。]
少数精鋭っつってたけど、
なんかやばいんじゃないかにゃー。
……私よ。
[呼び出した先が応答すれば、笑みが深くなる]
ええ。『大福』をばらまいてくれる?
とびきり美味しいっていう噂で良いわ。
[とある符丁を呟く。
ダイヤル先として示されているのは『ファンクラブ』だ**]
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ