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[紫の霧が流れていくのも魔女の館ならさもあらん。
気にせずのほほんとしていたら扉の外からノックの音。]
いらしゃーい。
…と、アダルトなお姉さんも参加者? あ、違う。
[アンとヘイケのやりとりを眠そうな一重で眺め、紹介に紹介を返す。]
オレはムカイ。住んでるのはココから東。
遠すぎるから手紙送った帰りの駄賃に直接招待受けたらしいよ。手紙の意味ないよな。
[置手紙代わりの事情説明的意味はあるのだが。]
いやー、うまいクッキーの為なら角砂糖の一つや二つ。
[ヘイケから返る謝罪にほの赤くなってる額を擦る。]
照れ隠しなんて見かけによらずアンさん可愛いな。
あ、古い付き合いとか客が久しいって結構…いでっ!
[二度ある事は三度ある*口は災いの元*]
魔女……?
あたし影が薄いって言われるんです。
映画とかただで見られて嬉しいですが、たまに欠席扱いになっちゃうこともあるんです。家に帰っても迎えてくれないし……。
[小さい声でぼそぼそと話す]
分化会で魔女になれば、ちゃんと魔法が使えるようになるんですか?
そしたら、誰にも気づかれないようになれたりするのかな……
[ゆっくりと、影が*薄くなっていく*]
リウちゃんはドコから来たの? ほー。
………で、アンさんさっきからなに独り言を
うわっ! いつの間に増えてんだアンタ!?
[ようやくキクコに気付いて指差した。]
きゃぁっ!
[ムカイに指差され、小さな悲鳴を上げる]
突然現れてごめんなさいごめんなさい!
最初から居たんですごめんなさい!
お兄さんが居眠りしてるのも、クッキー詰まらせてるのも全部見てましたごめんなさい!
[学生鞄を胸元に抱え、涙目で謝っている]
居眠りから…ってホントに最初っからかよ。
あーわかったから泣くな泣くな。
せっかくだし茶でも飲め。オレのじゃないが。
[涙目で謝られて女の中に男が一人、孤立無援。
気まずさを誤魔化そうと指差し方向をポットへ移動。]
えーとカップもあるしクッキーも…って、ドコだー!?
[気を抜くと見失いそうで半ば睨むように見てる。]
お、ちょっと見やすくなった?
そんな目って、じゃあ片目にするから泣くなよ。
[不器用なウインク状態で、ティータイムに落ち着くのを待ってみた。]
で、アンタ誰?
オレらのは聞いてたんならいらないよな。
アンさん、オレもアールグレーおかわり。
今度はミルクたっぷりがいいなー。
[角砂糖は言わなくてもなので額の前で受け止めた。]
ありがとうございます。
[片目になったムカイにぺこりと頭をさげた]
お茶……ありがとうございます。
美味しいです。あーるぐれい……ですか。
[アンに入れてもらったお茶にたっぷりの砂糖とミルクを注ぎ、聞きなれない銘柄を反芻する]
あの……あたしは仁科喜久子です。中学3年生です。
き……キクコって呼んでください。
よろしくお願いします。
[名前を名乗るのだけで5分くらいかかった]
そ、ヘイケさんが言ってたんだ。
香り濃いからミルク多目の方がオレは好きそう。
[一杯目は味見後、ほぼ流し込みに消えていた。
キクコの自己紹介が終わる頃には瞼が痙攣し始め]
………ギブアップ。ごめん両目に戻す。
キクコちゃんね、わかった。オレもムカイでいいからな。
[白旗揚げて片目を擦り、リウ達にも向けて言った。]
はいっ!
あのうウインクじゃなくても大丈夫です。ごめんなさい。
影が薄いだけで、消えたりとかは……しませんから。たぶん。
……でもあたし急に来ちゃったから、消えちゃった……ことになるのかな……でも、いつも居ても居ないようなものだし……卒業式も終わったし……名前呼ばれなかったけど……
ちょうちょ?
[ぶつぶつと小さな声で呟いていたが、ひらりとムカイの頭の上に舞う蝶に気づく]
春、です、ね……
[両手でカップを持ち、お茶を*飲んでいる*]
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