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運命か。
ミドリ、そんな言葉で死を片付けられる程、お前の心は強いか。
語れる程に、死を知っているのか。
俺は誰かの為に戦うつもりなどない。
全ては自分の為。生き物とはそういうものだろう?
>>24
さあ、生憎 俺は語れるほどに生きてもないしね・・・。
[笑って答える]
大事なのは家族だけど…
じいちゃんは往生したしな。
俺は語れるほどの死を知らないから言えるのかも知れない。
ただそこに在る、か。
[面の下でおかしそうに笑います]
存在するだけで、悪。そんな存在があったならば。
それは排斥されるべきとは思わぬか?
例えば、黒くてテカテカした大きな虫が多数、部屋の中を蠢いていたら。
そこに在るだけ、と許容できるか?
存在するだけで、悪?
神様が…?どうして。
[意味が取れない。]
[そして、
黒くてテカテカした大きな虫が多数、
部屋の中を蠢いてる様を想像して立ち眩みをおこしそうになった。]
お母さん…元気かな…消えてたりしてないよね…。
[たまに手紙が届くけれど。
こちらから手紙を送る手段はなく、いつも連絡を待つだけ。]
―――――…。
神様、か…、幸せってなんだろ…。
[石の上に腰掛けて空を見上げた。]
なんのための神隠しなんだろ…。
分かんないなぁ…。
なんのためか分かれば見つけられるかなぁ…。
[空を見上げて考える。]
もし…本当に化け物…とか神がいるとしたら…。
説得するしか…わたしには方法がないような…。
うーん、うん…?説得って何を…?
[そんなことを考え始めるとグルグルしはじめた。]
結局のところ、なんで神隠ししてるのか、が分からないと説得しようもないし。
そもそも…わたし…説得とか苦手だし…。
[膝に頬杖をついてぼやいた。]
さてな。
人に混じり、細々と生き延びていると聞くが。
聞きかじった伝承に過ぎぬ。
色々と理由はあったのだろう。土地への愛着、仇敵への復讐に
……呪い。
[目の前へと歩み来る石木を、面の下の瞳は静かに見つめています]
そんな面を被っていては、顔が見えない。
[払いのけられれば悲しそうに笑う]
怖いの?
仰々しく、神を語るのに、たかが女の手が怖い?
上っ面の言葉なんて要らないわ。
神を消す、滅ぼすというのなら、それで皆が戻るなら手伝いましょう。具体的になにをしたいの?
それとも、いざという時だと?
>>29夢想家といわれて
いや俺は詩人だ ロッカーだ!
[すこしむっしてみせる]
で あんたは 自分を鬼というの?
---知ってる?
鬼って 追放されたカミの一種って説。
そしてぽつり>>24本当に自分の為だけ?
犬だって動物だって仲間のために命張ることだってあるんだよ
[そういって 困ったように溜息をつく]
くく。自らを女と呼ぶのは意外だ。
……見え透いた挑発には乗らぬ。
手伝いだと。ほう。
何か勘違いをしているようだが。
神を殺したとて、皆が戻るなどと言った覚えはない。
むしろ神を殺すことで、その手段さえなくなるやもしれぬ。
[そうしてミドリへと視線を向けます]
神がいるなら、俺は鬼だ。摩訶不思議な神隠しの話、どう説明をつけるというのか。
神がいなければ、俺は人だ。20世紀も半ばを過ぎて、そんな非科学的な話があるはずがない。
さて、結論は?
博識だな。だがカミの一種ならば、どうした。そんなことは何の意味も持たぬ。
……は。仲間など、いない。
[一言の元に切り捨て]
決めるのは、いつだって人の役目。
神を選ぶも、神を捨つるも。
それが出来ぬ輩に、村に、未来などあろうはずもなし。
……下らん感傷だ。
ああ。躊躇ってるのか。俺は。
残った人たちと
攫われた人たちと
秤にかけて、傾く方向は ――
[頭の中に浮かぶ人の像。かたり、秤から何かが零れて落ちます]
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