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狐でも魚でも……。
[ナオの言葉を聞いた途端、思い出されたのは]
たいやき。
[巨大なたいやきが人を咥えて逃げていくのを想像してしまい、笑いがこみ上げる。
不謹慎だと思って、堪えようと手で口元を覆い俯いた]
―ポルテの家の前―
[がむしゃらに走って、家までたどり着いたはいいけれど。
ポルテはいない。それはわかっている。知らないけど、わかっている。
ドアの前に立ち尽くしていれば、どこからか水の音が聞こえてくる]
まだ…寂しいの?…
みんな…連れていくの…
…そう…
[水の音に操られるように、虚ろな目を*空に向けた*]
そういえば、たい焼き食べてなかったな……。
[絵を見て笑い合ってた数日前の出来事が、酷く遠い。笑いを抑えようとするサヨには気づかず]
そういえば、さ。
[何かを言いかけて、そこで言葉を切った]
はー。
[肩を震わせていたが、長く息を吐き出して顔をあげた]
たいやきは、秋か冬に食べるものだと思う。
[目尻にわずか滲んでいた涙を指先で拭い、ナオの顔を見た]
ん?
でも、たまに季節とか抜きに食べたくなるってことない?
肉まんとかもそうだし。
[自分に注がれる視線に、話を促されていると気づく]
いや、昨日の話なんだけど……。
もしかして「他の人が消えるのをただ見ているより、自分が消えたい」って意味、だった?
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