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…鷹野は、鬼ではなかったんだな。
[村瀬の能力は疑わしいが、彼女の言ってる事は信じていいと解釈する]
弓槻が小鳥遊先生で、長澤が三枝を占った。
共に鬼ではないと言うんだな…
[結果を受けてから考える。生存者の数と、鬼火が伝えた鬼の数を思い出して比べる]
占われてないのは寺崎と、成瀬、あと先生だ。
弓槻や長澤、それぞれから見ても最低一人はこの中にいるんだろう?鬼が。
だから、次はこの中から占う者と、処刑者を決めればいいと思う。
占い方法は二人で同じ者相手でもいいんじゃないかな。
[寺崎と成瀬の顔を交互に見比べて]
これではっきりするだろう。
[直前に村瀬が言った占い師も含めて、という部分を受けて]
万が一、先生が言った方法で行った結果、鬼が見つからなかったら考えてみるべきかもな。
その場合、占い師の偽者が鬼である可能性が出てくると思う。
弓槻と長澤が鬼ではないと言った、小鳥遊先生と三枝についても、もう一度考えなおす必要があるだろう。
でも、次はまだ占い師を吊らなくていいと思うよ。
ああ、そうだ。三枝
[鷹野の処刑が決まる前の、己が疑われた内容について思い出す]
先生、その理由は納得いかないぞ。
まずは、ざっと振り返って印象に残りにくい四名を挙げた後で、もう一度再生して聞き直して希望をまとめようとした。
その最中で、櫻木についての三枝の話を聞き、それから先生、もう一度櫻木の発言を聞き直したんだ。
[と言って思い至る]
あー、これを伝えるべきだったか。
で、櫻木については三枝が指摘した部分も含め、気になる優先順位を決めた後で第二希望としたよ。
三枝の目に留まらなかったかもしれないが、ざっと振り返ったと言った後で、何度も再生してるんだぞ。
で、生贄がどうたらといった部分は最初、先生何を言われてるのか分からなかったが、…むろんそんな風には考えていなかったよ。
とりあえず、そんな所かな。
[息を吐き、ボイスレコーダーを片手に持つ]
この後はまた、みんなの意見を聞き直してから先生、何か言うから。
[と、録音の会話を巻き戻し再生する。**]
[かざされる長澤の掌を前に、瞼を伏せた。
──いくら待てども、特別何かが起こることもなく──]
――なぁんだ。
[伏せた瞼を開いて、軽く唇を尖らせる。
弓槻や、村瀬の結果発表も聞こえてきた]
概ね予想通りで、思考の進みも何も──ああ。
[少しばかり不満気に呟きかけ、何かしらに気づいたように宙を見る]
そういえば、今度は処刑を行なっても、鬼は誰も襲わなかったんですね。
いいえ、……襲えなかった、……かな?
[くすくす、と笑いながら言葉を継ぐ]
ねぇ、六花ちゃん。
鬼から他者を守る手を、今、場に出してしまうか──
次の投票で、投票用紙にさっき守った人の名前を書き込むことで、力を持っていることを告白させるか──しない?
[立ち上がり、順番に成瀬、須藤、寺崎に視線を移していく]
誰からも調べられていない人……梨羽ちゃん、須藤先生、寺崎くんのうちの誰かを処刑して、残りの2人を弓槻くんと美空くんに調べてもらうの。
そうすれば、全員に誰かしらの調査結果がつき、見分ける目を持つ人目線では、大体誰が鬼だか分かると思うんだ。
[村瀬から近藤のスケッチブックを受け取って、ありがとう、と嬉しげに笑った]
詳細なシュミレーションはまだだから、いま出てもらうのがいいか、投票で出て貰うのがいいかは決められていないのだけど……六花ちゃんも、よく検討してみて。
活発に話し合うことは、難しい話題だから。
[ふと意識が状況を把握しようとした時にはも車両内は投票前と変わらない雰囲気になっているように感じた。
鷹野がいない以外は至って正常なように―――
長澤のツラそうな顔を見て、手をそっと重ねる]
今回は鬼火はでてないんだね。
[安心させるつもりで言った言葉だったが周りにはどう聞こえただろうか。
投票前だろうか三枝に何かを聞かれたことを思い出し、三枝を見る]
正体由来ってどういう意味?
りぅ、頭悪くてごめんなさい。
[そして、村瀬と須藤の今回の投票への見解を聞いてんーと考える]
りぅも須藤先生に賛成かな。
りぅ合わせて3人の中に1から2人いるなら、そっちを気にするほうが鬼を見つけやすいと思ったよ。
もしそれで1人も見つけられなかった場合はちょっと危ない気もするけど、可能性はこっちのほうが高いし、この案じゃなくても危ないのには代わりないもん。
危ないって思ったのは、今ここには9人いて、鬼2人補佐1人で鬼たちは全員ここにいるってりぅは思ってるの。
投票の後に近藤さんや椎名先輩みたいに2人消えたりして、それでも鬼側3人が残ってたら7人になって4人と3人で投票とか話し合いを動かしやすいって思ったよ。
[須藤を疑わないとならないと思うと大変気が引ける。
しかし、もうそんなことは言ってはられない―――
長澤のすがるように横顔を見るがなぜかはっきりと表情を読み取ることができなかった]
…ん。
[目を覚まし、軽く伸びをしてからボイスレコーダーでそれぞれの結果を聞く。]
鷹野さんが鬼じゃなかったこと以外は想定内ってところね。
大分盤面がわかりやすくなってきたわ。
…そうね。
先生は、三枝さんの案に賛成したいわ。
そっちの方が、偽占い師さんの出す結果が楽しみだもの?
…ばらばらに占ってもらった方が、鬼も襲撃先に困りそうって先生思うもの。
うふふ。
[愉しげな笑みは崩れない。]
…しあわせ、か。
[須藤からの問いかけをふと思い出し、肯定するかのようにしあわせそうな笑みを向ける。]
そうかもしれないわぁ。
…だって。
もうすぐ、思い出せそうな気がするんだもの。
わたしにとって大事ななにか、を。
[須藤に近付いた後、またひとつ菫の花の砂糖漬けをてのひらに落としてから元の席に戻っていった。**]
鬼から守る力なんて本当にあるのかな。
あるなら、みんな守ってくれたらいいのに。
[三枝の案を聞き考える]
りぅは今、出てきてもらうのは賛成。
でも、次の投票後でてきてもらうなら今日は占いのどちらかに隣に行ってもらいたいよ。
鬼から守る力がどんなものにせよりぅたちの味方なら鬼からは邪魔。
占いみたいに2人出てくる可能性があるよ。
その時どうするかが次の投票後より今のほうが考えやすいと思うよ。
[少し言いづらそうに下をむく]
りぅは2人でた場合は順番に隣に行ってほしい。
どんな力かも信じられないし。
あの放送?の声が本当ならでてくるのは鬼だから。
人数が少なくなる時に鬼も補佐も残したくないの。
鬼の目的はわからないけど、どんどん人数が減ってることを考えると...。
[ここにいる人間を全員殺すことだろう。そう思ったが、怖くて口にだせない]
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