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― ギャラリー 刻 ―
ただいま。
[スーツケースを壁際に置いて「いつもの椅子」に座っている祖父に声をかけてみる。
あの日ここに置いたのは数冊のノートしか入っていない、もっと小さな鞄だったが。
夕方戻ったら店番の交替。帳簿を閉じた祖父がこちらを振り返った]
「どうした」
[こんな風に水を向けられて話したのだったか。よほど変な顔をしていたのだろうか、あの時の自分も]
商店街で、知らない女性に名前を呼ばれたんだ。年の頃は40くらい。
祖父さんは元気かって聞かれたから、病院に出たり入ったりしてるって言ったら、お大事に、だってさ。
[細部は違っていたかもしれない。けれど確かこんな風に言ったはず。
こちらを見る祖父の眉が顰められた]
一緒に来るかって聞いたら、来れないって。
約束があるからってさ。
[グッと祖父が息を呑む。
それだけでもほぼ確信出来るのだが]
名前は、聞かなかった。
[この後、自分は手を洗いに洗面所に入ったはず。
戻るまで祖父はこの場で…]
「……小夜」
[ポツリと呟かれたのは、母の名前。
読まずに出かけた封筒の最初に書かれていたのと同じものだった]
「省吾」
[暫くして立ち上がった祖父が名を呼ぶ]
「もしまた会うことがあったら、儂が呼んでたと伝えてくれ」
………。
(――自分で連絡すれば?)
「連絡先は知らん」
[祖父とあの女性の話はこの時だけ]
[ワスレモノ、ミツケタ]
[左手でカチリと針の進む音が鳴る。
スーツケースは置き去りにして、衝立の間を通ると店先に戻り、深い溜息を吐いた]
経営者 ズイハラは、発言したら日付変わっててびっくらこいた。[栞]
[巻き込まれていた人は思いの外多かったらしい。
知っている名も知らぬ名もあったけれど、皆がワスレモノを見つけられれば良いと願う。]
あ、その子見たわ。
[最初に落ちた女の子。
落ちる瞬間を目撃しただけで、会ったとはいえないのだけれど]
・・・金色の光。
[女の子が消えるときに見た光を、その後も目撃したのだった。
なにか関係あるだろうかと、そんな話をしつつ歩を進める**]
学生 バクは、|・)にょ[栞]
経営者 ズイハラは、学生 バクをつんつんつついた。[栞]
末っ子 キクコは、(´・ω・`)[栞]
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せめてエピだけでも!と思ってログ読んでたら突かれていた、ぜ。
そして流れは大体分からない。
こんばんはお疲れ様です。出先で始まって出先で終わりました(
/*
あ、ちと某所を着替えてた。た。
獏原少年は出先のままだったか!
お疲れ様お疲れ様。
菊子ちゃんもおかえりなさいのおつかれさま。
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