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「家」を、一軒。
子供の頃に住んでいた古い家ですが、
――思い出の対価には思い出を、と。
[真顔で訊かれた分は、真顔で答える。
小石の詰まったアルパカ疑惑の貯金箱に触れて]
…
でも、困りました。
僕が用意したものは、プレーチェのこれほど
"せいいっぱい"ではないかもしれません。
ええ。こんな風に。
[くすりと笑って、コップに注いで貰う]
家を一軒。
[繰り返し。
目をぱちくりとさせて、青年を見る]
素敵ね。
価値の話じゃなくて、
あなたの覚悟が、素敵ね。
[アルパカ説が浮上した貯金箱を指で倒して]
そんなことない。と思う。
私に差し出せるものは、他にもあるかもしれない。
何を失っても良いか、もう少し考えてみるわ。
[そう言って、またテンマを見上げるようにして]
でも。ありがとう。
テンマ。あなた、ほんとうに紳士なのね。
[ぺと、と赤子みたくテンマの頬に触れる]
残念だわ。
[触れた指をすぐに離し]
私が売れるものなら、売ってあげたかったわ。
とても、残念ね。
[長い睫を震わせて、哀しげな声で]
無いことを証明するのは難しいからな。
――まあ、諦めたくないなら、諦めなくてもいいと思うけど。
[芸人>>34に軽く答える。
若い娘が他人の皿に手を伸ばしている姿が見えるが、そのときにはすでに目の前の皿は空になっているから気にすることもなく。
色が国ごとに違う、という翻訳家>>38の蘊蓄にはなるほど、とうなずいた]
その国独特の色ってことか。
[翻訳家>>41がここにいる理由もまた同じだと取れる返事に、彼女を見た後店内を見渡した]
……この場で情報が手に入るなら楽でいいけど、な。
[アルカパ疑惑の貯金箱の話や、背広姿の男と若い娘のやり取りにも耳を傾けはするものの、口を挟むことはなく。
ウーロン茶を飲み干した]
[コップの淵ぎりぎりまで注がれた安酒に嬉々としていると、
ふと聞こえた常盤緑を探している者の話。]
――…っ、 ――。
[一瞬だけ、背広の男へと振り向くも、
苦虫を噛み潰した表情で、目の前のアルコールを一気に仰ぐ。
呑み零した一滴が喉を伝う。まるで流せない涙のように。]
一生懸命と、家を一軒を対価にして。
欲しいものってものすごく大切なものなんだろうなー。
[悟られないようにお絞りで口許を丁寧に拭いながら、
どこか夢見心地で語散る態は酔っ払いの儘。]
ねね! その噂の真相をもし突き止めたら。
ひげのおっさんは、何か望むものってあるの?
[小さく繰り広げられている争奪戦を横目に、
聞きかじった情報を掘り下げるかのように、興味深く訊ねた。
問いは、眼鏡の男とジャンパーの男にも向けられて。]
思い出屋かー…。
でもその存在が実在したとして、本当に出遭えたなら。
一体あたしは…
[半分食いちぎられた肉が刺さる串を片手に、
ぼんやりと宙を覗く。
集まった者たちの、思い思いに集めた対価はみんな眩しい位大きすぎて。]
欲張りなのかなー…。
[独り言は租借するナンコツの噛み砕く音で消えていった**]
……。
[隣の会話を盗み聞き。かく、と首を傾げ]
その人が直接来ないのは、どうして?
[おひげの編集者に、聞いてみた]
[焼き鳥の煙が、薄く店内に立ち込める。
長年の煙と脂とで、壁は煤けたセピア色。
意味もなく品書きへ視線を逃す背広姿は、
少女に触れられた頬を僅かにむずつかせる。]
…手放すことが、
前進に通じるものもあるかもしれません。
[『何を失っても良いか、』――
そう口にしたプレーチェへと、添える言葉。]
売れるものなら――ですか?
…。
否、有難うございます。
[浮かびかけた笑みを冷やさないよう
無意識に気にかけた己を、結局は笑い]
あなたがそんな顔をする必要なんて、ないんですよ。
あー… ほら
紳士はふつう、初対面の未成年女性を
食事にお誘いしたりしないですし たぶん。
[上半身を傾けて、他の面々が続ける話へ
耳を傾けようと促す態で少女を見遣った。]
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