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流石に丸齧りは……。
[申し訳ない、という雰囲気で言う。
柴ポメは至極不満げだ]
あまり量もあげられないのでね。
小型犬の食べ過ぎは背骨への負担に繋がる。
[不満げな柴ポメには、さっき餌を食べただろう、と頭を撫でておく**]
どうもご苦労様です。
えっと……
[白兎被害者同盟?として軽く頭を下げる。
改めて名前を聞けたら、簡単な状況説明開始]
俺の方は訳分からんままなんですが。
変化はありました。コレ捕まえたら、ひとつだけこの花の色が変わって。
[掌開いて綿毛を見せて、近くの鈍色を指差しながら説明する]
[上がった声>>*11に、あー、わかるわぁ、としみじみしつつ]
俺が前に押し付けられた時は、人を送るつもりはなかったけど結果的にー、ってノリだったんだけど。
今回の言い方だと、最初から人ごと想定じゃねーかな、って。
[持論を説明しつつ、選べないのに、という言葉にはあー、と短く声を上げた]
確かにそーだよなぁ……制御できるんならまだしも……。
って言っても、そこまで考えてないんじゃないかね。
でなきゃ、自分じゃできない何かがあるか。
今回は動けないー、とか言ってたし。
[そういや、前ん時もどんどん身体透けてたよなあいつ、なんて思い返しつつ]
しかし、そもそもなんでこんな事になったんだかなー。
[零れたのは素の疑問。*]
[丘を下る我邑を見送った後、自分は反対側へと踵を返す]
にしてもなぁ……。
[宛てなく歩きつつ、ふと浮かんだ疑問を実際の声にも出す]
前は……時計が壊れかけたとか壊れたとか言ってたけど。
今回はそも、何が起きてこーなったんだ、あいつ?
[前に巻き込まれた時に聞こえた時計の音は聞こえなかった。
その辺りもなんか違うような気がして]
……っと、そう言えば、と。
[ふと思い出して取り出したのはスマホ。
表示は予想通りのぐちゃぐちゃで]
あー……でも、通話とかメールとか以外は生きてんのか……って、おう、ミュージック生きてる。
[すげぇ、と思いつつ気晴らし兼ねてランダム再生。
流れるのは、生き生きとした声音の男性ボーカルと、楽し気にそれに沿う旋律。
以前、担当していた患者から教えてもらったバンド。
まだメジャーデビューには至っていないらしいが、それでも結構人気があるとは聞いていた。**]
/*
ふと。
ウチの自PCって、その気になれば全員繋がれる事に気づいてわらったなど。
ばっくんはまあ、間接的に関われる、だけど。
進矢はふつーに患者になり得るし、善ちゃんも嫁が患者ってあるあるなんだよなぁ……。
[柴ポメが焼き芋にありつけたかどうかはさておき]
あ、そーだ!
他の人探しに行きません?
[話がひと段落した辺りで、そう切り出した*]
どっちみち勝手なヤツだわ……
[結果的に、でも最初から想定でも、迷惑なのには変わりはなかった]
あーそこまで考えてない方っしょ、ぜったい。
なんかアホっぽいしあのウサギ。
[本人がいないのをいいことに言いたい放題である。
まあいたとしても恐らく自重しなかっただろうが]
そーすねぇ……
しょーじきあんま考えたくない、って感じだケド。
[げんなり、といった感じの声が響いた*]
[片岡の言葉>>54に浮かぶのは、やはり分かり辛い苦笑。
そこは性格の違いと言えそうだ]
……保護団体の人達も良い人達ばかりなんだけどな。
[動物が良い人が分かる、というのにはそんな感想を一つ。
焼き芋のことになると、少し考え込んで]
…一欠けらくらいなら。
小さいものでも、半分は多いと思う。
[本当は半分くらいなら食べられるだろうが、多くは食べさせない方が良いと考えているための言葉。
提示した分を分けてもらえるなら、その分を与えることは出来るが、人の手を介して食べることには抵抗を示すだろう。
その辺りはまだ人を警戒してしまう柴ポメだった]
[伸ばした手を避けるように、ふわりと綿毛が浮き上がる。
ちょっとした空気の動きに乗るような動きの変化に、伸ばした手を引いた]
……欠片を、集めるのもなかなか難しいようだしな。
[他にも人がいるだろうと考えた理由を言外に示す*]
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