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……うん?
[首振られたので、素直に頷いておいた。疑問符はつけたままだったが。
時々不可思議な行動を取るところは、自分と似ているなと、思う。
尤も、自分と一緒にされては敵わないかもしれないが。]
お祖父さんのお店だったんだ。
じゃあ、もしかしたらもしかするかも知れない ね。
行く、行きます。
[寄り道はワスレモノを探す手掛かりになるだろうか。
父の作品を観たのは何処であったか。この記憶の隙間を埋める作業がワスレモノに繋がる確信があるわけではなく、純粋な興味半分なのだが。]
『刻』は――今のわたしの原点でもあるから。
[そこだけは確信篭めて、微笑んだ。]
[公園に集まろうという菊子の提案に同意はしたけれど、合流はもう少し後で構わないだろうか。後で行くか先に同行するか、少し逡巡する。]
………。
ところで、もう一つ聞いてもいい?
省吾さん。…荷物は?
[バッグを肩に掛け直して、ふと気付いた。
手ぶらのように見えるのが、違和感だったのだと。]
確か買出しに行くって、荷物持って行った……ような。
[気の所為かしらと、省吾と手元とを交互に見て。**]
それよりも、今、何が起こっているのかわかりませんか?
一緒にいた息子がいきなりいなくなって、あたりの風景が10年前に変わってしまって、変な生き物が、「ワスレモノ」を見つけて来いと・・・
[恐らく、彼らも自分と同じようなことになっているのだろう。検討を付けて、なにか情報はないかと聞いてみる。
因みに、初老の男性の時計から光が放たれた丁度その瞬間、過去と対面してしまったため、その光景は頭に全く残っていない。]
[意識を強く持っているためか、それとも厄介なものを抱え込んでいるためか。狭間の中に居ても身体は必要以上に掠れることは無くて。半透明ではあるが、身体ごと意識がうつろうことは無かった。その状態で風音荘から駅前へと着実に移動していく。ただ、歩く足が地に着いている感覚はあまり無かったけれど]
なんだ、こっちに来ても聞こえるのか。
んじゃあ『仕事』も出来んのかな。
[過去軸に居た時から聞こえていた声。それが耳に届き、言葉にして一旦意識を集中してみる。けれど、あちらに居た時と違い、身の内にある力は身体の中を巡るだけで外には出ず、何も起きそうに無かった]
んだよ、ダメなのか。
しゃーない、『仕事』はそっちに任すなー。
[丸投げした言葉を向けるも、それに対する不満染みた声は返って来ない。一度立ち止まって、軽く首を傾いだ]
……反応無ぇな。
…もしかして、受信専用か? ここだと。
[首を傾いだまま、考えるようにして後頭部を掻く。そして不意にこんなことを言い放った]
祐樹のチービ。
[ぼそっと呟くような声。それでもあちらに居た時はきちんと届いていたはず。けれどその言葉に対しても反応は無かった]
………こりゃ完全にこっちからは届かねぇのな。
まぁ、アイツなら何とかやるだろ、うん。
[楽観とも言える態度で言い放てるのは、長い付き合いがあってこそ。『仕事』も出来ない、声も届かないとなれば、後は彼に任せるより他無かった]
げ、今度はチカに飛んだのか。
マジで女子にしか飛んでねーじゃん。
なに、この力ストーカー?
[力に性別があるのかと言うのはさておき。再度移動を始めた矢先に『仕事』の結果が耳に届いて、呆れるように呟いた。1人でありながら声に出してしまうのは、今までも離れたままで会話していたためか]
時計が誰かを探してるってなんぞ。
そも、時計って壊れたんじゃねーの?
誰の時計だ、それ。
[ヂグとの会話は知らないから、彼の時計だと言うことは知る由もなく。その呟きの後に相手がようやく自分があちらに居ないことに気付いたのを聞いて]
はーぁーいー。
貢君はここですよー。
[物凄くやる気の無い声を返していた]
知るか、勝手に落とされたんだからしゃーねーだろ。
[そうやって自分だけに聞こえる声に全部返すものの、こちらではただの大きな独り言にしかならなかった]
探されてる、ねぇ。
あんま気分が良いものじゃないな。
つっかさ、考えてもどーにもなんねーんだから、そんなの気にしないで「ワスレモノ」探しと『仕事』しとけって。
見つかったらどうなるか、なんてその時にならなきゃ分からねぇんだろ。
[あちらに居たら確実に言っていた言葉。けれどそれは相手に届かずに終わる。大きな独り言を呟いた後、商店街の近くまで辿り着いて。誰か居ないかと辺りを見回す]
飛鳥さんは居るかな、っと。
チカも探しておかないとな。
バラバラで居るよりは良い気がするし。
[現在と過去の狭間。不安定とも言えるそこでは何が起きるか分からない。飛ばされたショックで倒れたりしてないか、と言う不安もあり、少しずつ移動しながら2人の姿を*探した*]
・・・あら?
[確か、「こちら」に来る前、公園でちらりと言葉を交わした少年がやってくる。]
あなたも「こっち」に来ていたのね。
[名前は・・・聞いていなかったけどまあいっか。
初対面の人に名を名乗り、「ああ。あの」と同情のまなざしを向けられたことが、過去に数度。それからは、ほとんど自分から名を名乗らないようになった。
そして、自分から名乗らないため人に名を訪ねることもほどんどしない。]
─ 風音荘→駅前公園 ─
どうだろ。
でもほら、行けばわかるし。
[和馬>>44の手を離しながら、彼に答えた。
貢のハンカチをもう一度目に当てて雫を拭い、しわの寄ったそれを丁寧にたたんで制服のポケットにしまい。]
よし、決まり。
いってみよ。
[和馬の顔を見ぬまま、先を歩く。
後ろで彼がぼやいた声は届きはしなかったが、当人も自分自身に戸惑っていた。
現状がどれだけ不安でも、泣くなんて普段の自分らしくない。
でも、懐かしいとも、思うのだ。
泣いた時特有の腫れぼったさを感じる瞼も、鼻の奥に感じるつんと痛みに似た感覚も。
だって、昔は良く。]
─そういえば、泣いてた、な。
[次兄によく、泣かされていた。
そんな自分を助けてくれたのは、長兄。
長兄と───
記憶にかかる靄が、少し薄れそうな気がして。
けれど、目に入った人影にその思考は霧散した。]
……祐樹さん、と…おじさん。
それと…えぇと、たしか美容院の…
[公園にいたのは、約束をした人と、たまに此処で会って挨拶をするおじさん。
それと、友人達の間で評判の良い美容院のお姉さん。
この人達も同じなんだろうな、と思いながら頭を下げた。]
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