人狼物語 執事国


87 風の音・刻の音・ワスレモノ

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会社員 ロッカ

― 元・自宅 ―

[予想していた通り、仄かな白檀の香りに出向かえられた。客人でも来ていたのだろう、飲みさしの湯飲みが幾つか残されているのを認めれば、呆れたような困ったような声を発する。]

あら、ら。
片付けもせずに何時もの場所に行っちゃったのね、わたしは。

[壁一面に立て掛けられた写真。
フレーム入りの物もあれば、素のまま画鋲で取り付けられているものも。
年月をかけて撮影されたであろうそれらは、殆どが自分の手によるものではない。]

(53) 2012/05/03(木) 18:41:46[街中]

会社員 ロッカ

[色素の薄い瞳はそれを順に眺めたのち、やがて机に放置されたままの写真に向いた。表札の前、並んで笑顔を向けているのは記憶にあるままの両親だ。
旅行に発つ二人を、見送りがてら写真に収めたのは―――]

これ。わたしが撮ったんだよねー…。

[貯金を貯めて購入したカメラではなく、その時だけは父の写真機を貸してとせがんだ。折角の15周年記念なんだから、綺麗に撮れた方が良いでしょ?…と言って。

遺品整理が終わった日に、何処からだったか、写真は手元に戻って来た。その日は一日中、部屋に篭って泣いた。]

(54) 2012/05/03(木) 18:44:54[街中]

会社員 ロッカ

とにかく混乱して、迷走してたっけ。
自分の所為で死んじゃったんじゃないかって。
そんなわけ、なかったのに。 ……ないんだ よ。

[あの日泣いていた自分に向けるよう、独言。]

……ただ、人を撮るのはこれっきりにしようって、
思っちゃった なぁ。

[確か、個展の話が出た頃か。経歴を説明する傍ら、省吾には話したことがあったと思う。風景写真が主である理由。一瞬を半永久的に残すことの出来る感動が、逆に働いてしまった出来事があったこと。
ちくりと刺さる記憶ではあるけれども、大人になるにつれて自分なりに答えを出している。だからきっと、これはウサギの言う「ワスレモノ」ではないのだろう。]

(55) 2012/05/03(木) 18:49:48[街中]

会社員 ロッカ

にしても、こんなに撮っちゃってまあ。
置き場所無いからって隅にまで積んであるし。一軒家が泣くぞー。

[アパートに作品を引き取った自分が、どれだけ収納に苦労しているか考えたことがあるかー、と頬膨らませる。表情にはもう寂しげな気配はない。
暫くののち玄関に戻り、サンダルを足に引っ掛けた。自分はもうこの場所の住人ではない。長く居るのも何だか違う気がして。]

……行って来ます。

[目を細め微笑むと、懐かしい場所を切り離す。
戸に確りと施錠をしたのち、その場所を後にした。*]

― →街中 ―

(56) 2012/05/03(木) 18:50:28[街中]

会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(05/03 18:55)

【赤】 研修医 ユウキ

[軽口にけらけらと、笑っていられたのは、そのすれ違いの前後まで。
聞き返す声に、無意識に呟きを落としていた事に気づいて。
なんでも、と一度は言いかけたものの]

あー……いや、ちょっとな。
やっぱ、10年前の自分見る、ってのは。
びみょーだな、って。
そう、思っただけ。

[何となく、黙っていても、という思いから、ぽそり、とこう返した]

(*14) 2012/05/03(木) 20:37:24

研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(05/03 20:37)

研修医 ユウキ

─ →駅前公園 ─

[あれこれと、考えを巡らせながら歩いていく。
煙草は途中で、携帯灰皿に落として消した]

10年前に飛ばされたのに、意味があるんだとしたら……。

[どれだけ記憶を辿っても、考えられるものは、ひとつしかなくて。
けれど、何となく、それを直視はしたくなかった。
何でだっけ、と考えても、それも見えなくて]

……ぁー……面倒な。

[大げさなため息と共に駅前公園に戻るなリ、零れたのは大げさなため息だった]

(57) 2012/05/03(木) 20:46:16[駅前公園]

研修医 ユウキ

─ 駅前公園 ─

大体において無茶振りがすぎるんだっつー……。

[言っても詮無いとわかっていても言ってしまうのは、多分、近づく事を求められている事が自分的に余り見たくない、と認識している部分だから。

そこまで気づいているなら、と言われるかも知れない、けれど。

そんな簡単に行くなら、多分、きっと、忘れていない]

……どーすっか、ねぇ。

[思い当たる節に即すなら。
ヒントを得られそうな場所は、多分]

あそこ、だよ、なぁ……。

[ちら、と視線が向かうのは。
バス停の近くに建てられた、病院の看板]

(58) 2012/05/03(木) 21:41:25[駅前公園]

【独】 研修医 ユウキ

/*
ふ……発言落とした後、時間泥棒に捕まってたぜぃ。

つか、なんか物凄くあれな二重表現をしておった……orz

しかし、なんだろなー、うん。
それぞれの追いかけ方がいいなぁwww

あー、やっぱりこのセットで組んでよかった、この企画。

(-18) 2012/05/03(木) 21:42:57

経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/03 21:50)
時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(05/03 21:54)

経営者 ズイハラ

― 商店街 ―

『ねえ、きみ。省吾君?』

[不意に背後から声を掛けられた。
驚いて本を戻し振り向くと、白いワンピースを着た女性が立っていた]

ええ、そうですが。
お会いしたことありましたっけ?

[軽く首を傾げて問う。
女性の顔は影になっていて見えない。首を横に振って否定された]

『この街に来たのは20年ぶりだから。
 お祖父さんは元気?』

(59) 2012/05/03(木) 21:56:36[商店街・古本屋前]

経営者 ズイハラ

[仕事から戻った「今」なら既に他界している。
10年前なら入退院を繰り返しはしていたけれど、まだ存命中のはず。
どう答えたものかと迷っていると、何も言わないのに女性は口元を押さえた]

『そうなんだ。…お大事にって伝えて』

[その先は声も聞こえなかった。何度か首を振って、逃げるように背を向け走っていってしまう。
突っ立ったまま見送ってしまった。
白昼夢かなにかのように、角を曲がったわけでもないのに白い裾が大きく揺れて消えた]

(60) 2012/05/03(木) 21:59:21[商店街・古本屋前]

末っ子 キクコが接続メモを更新しました。(05/03 22:02)

経営者 ズイハラ

名前、聞けなかったな。

[振り払うように頭を振る]

知らないものは知りようがないか。

[再び本を手に取る気にもなれず、商店街を抜けてブラブラと歩き始めた]

(61) 2012/05/03(木) 22:05:18[街中]

末っ子 キクコ

─ 風音荘 ─

っ、飛鳥さ、

[聴こえてきた足音>>22に勢い良く振り返る。
が、駆けてくるのは今消えた人ではなく。]

あ………かず、ま。

あすかさん、きえちゃった。
つい、さっきまで、ここにいた、のに。

[名を呼び、へたりとしゃがみこんで。
訝しげな顔をする彼>>23を見上げて、震える声で戸の開けられた玄関を指さした。]

(62) 2012/05/03(木) 22:08:58[風音荘]

時間屋 ヂグ

― 公園・池の縁 ―

[職人と妻の間には子供が居なかった。いや、正確には一人、息子が居たはずなのだが、その子は生まれる前に天に召されてしまったので…その後はずっと夫婦二人きりの生活だった]

『いい風ですねえ』

[晴れた日に、ここに散歩に来ると、妻はいつもこの池の前に立ち止まり、日傘を傾けて、そう言った]

アア、イイ風ダネ。

[妻の瞳が子供達の像を見つめているのは知っていたけれど、職人は、いつもただ、そう応じるだけだった]

(63) 2012/05/03(木) 22:09:57[公園]

学生 バクが接続メモを更新しました。(05/03 22:11)

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生存者 (6)

学生 バク
60回 残4164pt
髪結い ホズミ
42回 残4641pt
会社員 ロッカ
101回 残2322pt
末っ子 キクコ
68回 残3686pt
経営者 ズイハラ
102回 残2142pt
時間屋 ヂグ
30回 残5105pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残6000pt
チカノ(4d)
12回 残5645pt

処刑者 (3)

お針子 ビセ(3d)
21回 残5234pt
薬屋 ライデン(4d)
156回 残697pt
研修医 ユウキ(5d)
131回 残1484pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

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