87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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─駅前公園─
[飛んできたボールを渡す>>44。公園ではよくあることだった]
そっすね。
[天気の話には頷き一つ。ついでにもう一つ出そうだった欠伸は堪えた。
お礼には片手を挙げて、息子に呼ばれる母親を見送った後で]
若い母ちゃん。20代前半?
[勿論実年齢は知らなかった。
思い切り読み間違えたのは若い見た目の所為もあるが、息子が幼かった所為もある]
(53) 2012/04/29(日) 23:55:15[駅前公園]
[一度しまった音楽プレイヤーを取り出すべくポケットを探る。
その傍ら、視線を余所に遣り]
お。増えてら。
[喫煙スペースに人が増えていた。
ちなみにそこで待ち合わせしているらしき男性の姿は来た時から見ていた。暇だったので]
……なんだ男かぁ。つまんね。
[話の内容などは知らず、相手を見て勝手なことを呟いた]
(54) 2012/04/29(日) 23:57:02[駅前公園]
─ 駅前公園 ─
そーだな、さすがに俺の職場にお呼び出しってー訳にもいかんしねぇ。
[休みの話>>46に、けらりと笑う。
次がいつかは、自分でも正直読めていないのだが]
おう、そっちは頼む。
……まー、納得してくれるとは思えんけど、さ。
[押しが強いからなあ、と思いながらもこう言って。
続いた言葉>>47に、一つ瞬いた]
(55) 2012/04/29(日) 23:59:11[駅前公園]
……だなぁ。
海とか久しく見てないし。
久々に絵描きしてくのも、悪かない、か。
[肩から提げた鞄の中には、愛用の色鉛筆が一そろい。
最近使っていなかったそれを使うのも悪くないか、と、海の方を見ながら頷いた]
(56) 2012/04/29(日) 23:59:15[駅前公園]
ごめんねー。いくよー。
[ゆるくボールを打つ。]
ごめんねー。
[力を加減しすぎて、向こうまで届かず、すかさず文句を言われる。
少年の勘違い(>>53)には気付いていないし、気付いていたとしても、よくあることだから特に気には留めていない。
昔から幼く見られていて、それが嫌だった時期もあったが、こうしてこの年でも周囲に何の違和感を抱かせることもなく幼い息子と一緒に遊ぶことができることはいいことだ。と思う。]
(57) 2012/04/30(月) 00:09:52[駅前公園]
ああ。こら。
[ボール遊びに飽きた息子が、池の水を両手でちゃぷちゃぷと波立たせて遊び始める。
止めようと思い、駆けよったが、]
ばっち…くない、かなぁ…
[ハスの葉が浮いている池は、透明に澄んでいて、キラキラと初夏の日差しを反射している。]
(58) 2012/04/30(月) 00:10:07[駅前公園]
─ 海辺の道 ─
ってあたし何ただいまとかっ
あ、や、え、えっとっ
すごい荷物ですね!
[思わず挨拶を返したものの、今のは何かおかしいと気付く。
けれど素でテンパってしまって自分でも解るほど挙動不審になりつつも目についたことを口にしてみた。]
(59) 2012/04/30(月) 00:11:55[海辺の道]
ああ。そうだねー。
男の子も、女の子も、いたいいたいねぇ。
[ふと水面から顔を上げた息子が、こわれた像を指さす。]
いつ、けがしちゃったんだろーねー。
[ここにはよく足を運ぶが、今まで気付かなかった。]
んー。そーねー。みーちゃんがひろくんくらいだったころは、まだけがしてなかったねぇ。
(60) 2012/04/30(月) 00:14:31[駅前公園]
[不思議がられるのは慣れっこだった。
もう大人だから、自分が落ち込むようなことはないが、
相手に気まずそうな顔をされるのは少しだけ慌ててしまう。]
うん、大変だね学生さんは。
…制服、可愛いなあ。
あのお嬢様学校のだよね。
[恐らくは初対面であるのに、制服を見詰めてあれこれ言うのも不躾だろうか、と、言葉はそこで途切れる。
ぎこちない笑みを浮べたまま、向こうが動かない以上自分から歩き出すわけにも行かず沈黙が場に降りたが。
接がれた言葉にはっとしたように自分の荷物を見下ろして。]
(61) 2012/04/30(月) 00:14:51[海辺の道]
─ 駅前公園 ─
それは流石になー。
[笑って言う祐樹>>55に合わせて同じように笑い返して。見合い話の件については再度了承の意を向けた]
そうそう、行って来い。
絵、描けたらまた見せてくれな。
そんじゃ俺は買い物してから店戻るわ。
親父に任せっぱなしだから、機嫌直すもん持ってかねーと。
[父親の件で肩を竦めながら、海辺へ向かう途中にある商店街を親指で示す]
(62) 2012/04/30(月) 00:15:49[駅前公園]
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(04/30 00:21)
多いかなあ、やっぱり?
……趣味で写真を撮っているの。あ、でもプロだとかそんなのじゃなくってね。この荷物は全部、その関係。
本当はこんなに持ち歩く必要はないんだけど、ついついね。だから六花のバッグは四次元ポケットだーとか、歩くロッカーだーなんて言われて、それで“ロッカ”なんて呼ばれちゃって―――
[話が妙な方向に飛びつつものんびりと喋りながら、ぽん、と手を打ってショルダーバッグを探る。]
あ、そうそう。
(63) 2012/04/30(月) 00:23:17[海辺の道]
─ 駅前公園 ─
おう、りょーかい。
なんか描けたらな。
[絵の事は、軽く頷いて]
お前も大変ねぇ……って、人の事は言えんけど。
親父さんたちに、よろしくなー。
[親指の示す方>>62を見た後、冗談めかした口調で言うものの。
自分も、家に顔出しする前に、酒は買っていかないと、とは思っていた]
(64) 2012/04/30(月) 00:23:28[駅前公園]
─ 海辺の道 ─
あ、いえそんな、
あたしはただこの制服に着られてるだけっていうか、お嬢様じゃないですしっ!
[テンパった状態で褒められた>>61為に、頭が更に空回る。
常から場違いだと思っているせいで、余計なことまで口走った。
けれど、荷物について返された答え>>63に瞬き。]
写真、ですか?
[どんなものを撮っているんだろう、という興味に惹かれた。]
(65) 2012/04/30(月) 00:25:03[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
?
[興味は惹かれたものの、写真見せてくださいは流石に不躾過ぎて言えず。
手を打ってバッグの中を見る女性>>63に首を傾げた。]
(66) 2012/04/30(月) 00:26:32[海辺の道]
─ 駅前公園 ─
今日お前と会う約束があるってこと伝えるの忘れててさ。
見合いの話伝えてくるってことでどうにか店番頼んで来たんだよ。
今日は釣りに行く予定だったとか何とかで親父カンカン。
[事情を説明して苦笑を浮かべ、後頭部を掻いた]
おぅ、そっちの親父さん達にもよろしくな。
んじゃ。
[ひらりと祐樹>>64に手を振ると、公園の喫煙スペースを離れ歩き始める。何を買って買えるかと考えながら、駅前の商店街へと歩を進めて行った]
(67) 2012/04/30(月) 00:32:41[駅前公園]
― 駅 ―
――ピッ
[翳した携帯はポケットに。
ガラガラとスーツケースを引いて狭い改札を通る]
……ン。いい風だ。
[通り過ぎる予定だった公園に入り、ベンチの横でスーツケースから手を離す。
上着を脱いでネクタイを緩め、目を瞑ると大きく息を吸い込んだ]
(68) 2012/04/30(月) 00:32:58
[うーんと、だの、あれ?だの言いながらバッグを探ること暫し。
謙遜なのかどうか、お嬢様ではないと否定されれば不思議そうに首を傾げながら相槌を打った。>>65]
そうなんだ?
わたしの頃はその制服、憧れだったんだよ。
写真はね、風景写真が主なの――今は。
空とか木とか、休みの度にあちこち行って撮ってくるの。
[問われぬながらも、そんな説明をする。
やがて、あった、と小さく呟いて。
中から葉書一枚引っ張り出すと、はい、と彼女に差し出した。]
(69) 2012/04/30(月) 00:36:03[海辺の道]
…その、もし良かったらだけど。
わたし、個展を開いているのね。
友達でも誘って見に来て。勿論あなた一人でもいいし…、何なら他の子にあげちゃってもいい。
折角の縁だもの、貰ってくれないかな。
[蒼空と紺碧の海と白い灯台とが四角い写真に収まっている。
この街の者には、すぐそれと分かる場所。
展示開始は、数日後の日付だった。]
(70) 2012/04/30(月) 00:39:24[海辺の道]
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