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すとーん…、りちゃ…?
[そういえば雑音の混じったラジオからそんな言葉が聞こえた気がする。
鮮明に覚えていないのはきっと興味がないからだろう。]
―――――…煩い、ね…いろいろと。
[視線を落としたまま、少しだけ笑って。
もっとも目は笑っていなかったのだけれど。]
雨は遠いよ。
でも…夏の空は気まぐれだから。
どこかの誰かと一緒で、さ。
[空を見上げて言った。]
[一言三言当たり障りの無い会話をすると階段を降りた。]
-神社の近くの雑貨屋-
おばちゃん ソーダーアイス くださーい
[雑貨屋の前の赤いポストにリクエストハガキを*投函した*]
―――――…。
[階段を降りていく姿を静かに眺めて。
それから階段に座り込む。
ぼろぼろの鞄。
破られた理科の教科書を大事そうに開く。]
―――――…。
あの雲は…晴れの証。
今日の雲模様は快晴。
傘の心配はいらないでしょう。
[ラジオで聞いたそれを真似て紡ぐ。]
でも足を止めて、話しを聞いてくれた。
関わろうとしてくれた。
[不機嫌そうな表情に返すのは微笑み]
蛍川はね、御縁を祈る川。
昔、ある男女が、蛍の光に愛を誓った川なんだ。
[二人と一匹の問いに、笑いながら川を眺めて答えた]
――――――……。
[家に帰ったところで、壊れたラジオがノイズ交じりに天気を教えてくれるだけだけど。
それが楽しみであり、それしか楽しみないのであり。
学校へ通うのもいい大学に入って予報士になるためだから。]
――――――…。
[蝉時雨降る中、しばらく空を*見上げた。*]
たまたま通りかかっただけだ。
[向けられた微笑に、調子が狂うとばかりに舌を打ちます]
……それで、その男女はどうなった?
だいたい、どうしてそんなことを知っている?
[ギターの演奏に変わり、
いつしか流れていたのは、蝉時雨。
止まってしまった音色が気になり、
しばらくしてから、ぶらぶらと歩み始め、]
あ、立木さん……
[見知った顔の方へ、おずおず頭を下げた。*]
通り掛かっても、見ないふりをする人だっている。
[微笑んだまま、視線を揺らめかす]
二人は、永遠の愛を、手に入れたよ。……ずっと、一緒。
[そう言って、空を見上げる]
……少し前まで、村の人ならみんな知ってた話。
今は多くの人が、忘れてしまった話。
そうか。
[一言漏らすと、倣うように空を見上げます]
……だが。永遠なんて、幻想だ。
村の人の記憶と同じ。この村だって、変わっていく。
[意地悪な言葉を、真っ直ぐな彼女に抵抗するかのように紡ぎました]
変わっていくことに、抗うことはできない。
でもそれなら何故、人は願うの?
それが大切なものだからではなかったの?
[視線を空から移し、青年をじっと見つめる。
そして静かに視線を外し]
私は、
[苦しげに何か言いかけて、声をつまらせて]
わかった風な口をきくな……願って、それが適うならばっ
[謹慎中の青年は悔しそうに言い放った後、言葉を止めます。大きく息を吸って]
すまん。ただの八つ当たりだ。
……どうした?
[自嘲するように笑い、少女の様子を見ます]
[青年の大声にびくりと肩を揺らし。
謝罪には小さく首を振って]
……叶わないとしても、願わずにいられない想いはあるよ。
[俯いたまま呟いて]
今日はありがとう。またね。
[無理矢理に笑顔を作って手を振って、静かにその場を立ち去った**]
[少女が立ち去る様子を見送ります。イマリがいれば、気まずそうな表情を見せたでしょう。別れの言葉もなく、足早に山の上へと歩いていきます]
……御縁だの願いだの、弱き者の妄想にすぎん。何の役にも立たん。
大切なものを護るのに頼れるのは、己の力だ。
[縋るように、腰に下げた木刀を握り締めました**]
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