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[ミナツへ挨拶]
ルリです。
ミナツ、おはようです。
[不器用に適当に二枚の皿へ、カレー、ライスの順で盛り付ける。それとスプーン二つをテーブルへ運んだ]
ばくー、ごはん。
[獏に向け、一皿を指し。
椅子へかけ、自分のカレーライスを食べつつ、魅入られたようにミナツの手元に眼差しを注いだ]
あお?
[ふと隣席の人物をみやり] みどりな、気がする*
[サンダルの足元で音を立てるのは玉砂利。
薄い色の空は、水平線の端から淡い色に染まっていく。
なだらかな丘からは、鴇色に照らされる無数の白亜の碑。
ただ、それを見つめて目を細める。]
[目がぱちりと開いた]
[15秒に、ゆっくりとまばたきをする]
[唇が小さく揺れる]
──テンマ・プレーチェ・ライデン・レン・ユウキ・ミナツ・ルリ・バク──。
[プリンを食べながら、うとうととしながら、聞いた名前を紡ぎ出す]
[ゆるりと上体を起こす]
[滑り落ちる黒い上着]
テンマさん?
[畳んでおいたはずの上着が掛けられていたことに、不思議そうな目を向ける]
[ライデンが掛けたことを聞けば]
ありがとう。
[ここには居ない彼に感謝の言葉]
あら?
[見慣れぬ人が増えていることに気付いた]
グッモーニン眠り姫。
始めまして、あたくしははペケレよ。
よろしくね。
[笑顔で挨拶をした]
スリーピングビューティー。眠り姫ね。
食べ終わってからでもいいのよ。
おかわりもたくさんあるから。
[バクが一生懸命にカレーを食べる様がおかしくて、くすくすと笑う]
ゆめが返って来るのはいいね。
私はまだ、ゆめはみたことないの。
にんげんを食べれば、見られるかな。
よろしく。獏。
[声が2重に聞こえる様がおかしくて笑う]
[椅子の背に落ちた上着を拾い上げ、畳みかけようとした時に、眠るレンに気付く]
テンマさん。借りるわね。
[レンの背中にテンマの上着をそっと掛けた]
ゆっくりと、おやすみなさい。
[こっそりとミナツのスケッチブックを覗き込む]
綺麗なお花。
Requiescat in Pace。やらかにねむれ。
[眠っているレンに視線をやる]
さて。
みんなも居ることだし、何か作るかしら。
[キッチンでてきぱきと野菜を刻む]
[漂ってくる香りは、ポトフのように見える、*おでん*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
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