87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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名前、聞けなかったな。
[振り払うように頭を振る]
知らないものは知りようがないか。
[再び本を手に取る気にもなれず、商店街を抜けてブラブラと歩き始めた]
(61) 2012/05/03(木) 22:05:18[街中]
─ 風音荘 ─
っ、飛鳥さ、
[聴こえてきた足音>>22に勢い良く振り返る。
が、駆けてくるのは今消えた人ではなく。]
あ………かず、ま。
あすかさん、きえちゃった。
つい、さっきまで、ここにいた、のに。
[名を呼び、へたりとしゃがみこんで。
訝しげな顔をする彼>>23を見上げて、震える声で戸の開けられた玄関を指さした。]
(62) 2012/05/03(木) 22:08:58[風音荘]
― 公園・池の縁 ―
[職人と妻の間には子供が居なかった。いや、正確には一人、息子が居たはずなのだが、その子は生まれる前に天に召されてしまったので…その後はずっと夫婦二人きりの生活だった]
『いい風ですねえ』
[晴れた日に、ここに散歩に来ると、妻はいつもこの池の前に立ち止まり、日傘を傾けて、そう言った]
アア、イイ風ダネ。
[妻の瞳が子供達の像を見つめているのは知っていたけれど、職人は、いつもただ、そう応じるだけだった]
(63) 2012/05/03(木) 22:09:57[公園]
学生 バクが接続メモを更新しました。(05/03 22:11)
薬屋 ライデンが接続メモを更新しました。(05/03 22:12)
― 街中 ―
どうしようかな。
[学校や海、寄り道した遊び場。
街中を見た限りでは記憶と違える場所もなく、それなりに懐かしくはある代わりに目立った成果も無かった。
こちらに来てからずっと、潮風に後ろ髪を引かれてはいるけれども――]
あ。交番。
そういえばよく落し物が届きましたって連絡を貰ったっけ。でも ま、オトシモノはワスレモノじゃないから、きっと違… ……あれ。
[交番の前を通り過ぎ、横道を折れたところで、見覚えのある姿ひとつ。
疎らに行き交う人々の合間を縫って近付いて、少し距離空け眺めること暫し。]
(64) 2012/05/03(木) 22:13:40[街中]
………。
[5秒か10秒か。
物言わず佇んだのは、人違いでないことを確認する為。]
省吾オーナー?
[暫く眺め、自分なりの確証を得たのち。
後ろから声を投げた。>>61]
(65) 2012/05/03(木) 22:15:27[街中]
会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(05/03 22:15)
― 公園・池の縁 ―
[けれど、それはワスレモノではないだろう。職人は、その日々を忘れたことはなかったから]
懐かしいネ。
[けれどきっと、その懐かしさの向こうにソレはある]
(66) 2012/05/03(木) 22:17:23[公園]
末っ子 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/03(木) 22:17:30
― 街中 ―
[突然声を掛けられて、固まるように足を止めた。何と呼ばれたのかは頭が遅れて認識する]
ああ、ロッカ君?
[物思いから醒めたような顔で振り向いて。
六花>>65の顔をじっと見ながら、確認するように名前を呼んだ]
(67) 2012/05/03(木) 22:24:47[街中]
─風音荘─
ちょ、大丈……え?
備瀬サンもココ、来てたん?
[しゃがみ込んでしまった菊子に一歩、二歩寄り。
言葉>>62を聞いて足が止まり、片眉を上げた。指差す方向に従って、開けられた扉を見る。
こちらでその姿を見てはいなかったが]
10年前の人じゃねーんだよな、それって。
そーなると、……まさか、“狭間”に?
[消えたとなれば、思い当たる節は一つしかない。兎の言っていたそれ]
(68) 2012/05/03(木) 22:28:50[風音荘]
[口頭で確認しながらも、目は周囲を伺う。
もしかしたら近くにいるのかも知れないという思いもあってのことで]
あ。えっと、……雷電サン?
[探し人の代わりに、少し離れた場所にいる雷電の姿>>47を見つけた]
(69) 2012/05/03(木) 22:29:38[風音荘]
― 公園・池の縁 ―
[例えば、言葉にしなかったコエ、見えないネガイ…けれどソレを職人は急いで探そうとは思わない]
オヤ…?
[若者が一人、公園にやってきたのが見えた>>58]
(70) 2012/05/03(木) 22:30:27[公園]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/03(木) 22:30:59
今、病院いったら。
……多分、まだ、いるよ、な。
[10年前の今なら、多分、きっと。
同い年のいとこは、まだ、地元病院に入院しているはずだった]
……っつーか、あっちに会うのって、過去の自分以上にびみょーじゃね、俺?
[思い至った考えに、滲むのは、苦笑。
なんとなく、すぐにはそちらに向かい難くて、ぐるり、公園内を見回して]
……お。
[池の縁に座る人影に、気がついた]
(71) 2012/05/03(木) 22:31:05[駅前公園]
─ 風音荘 ─
あすかさん、中に入ろうとして、戸開けて。
あたし、いっしょに行こうとして、でも、髪がじゃまで、止まって。
ちょっとだけだったの。見てなかったの。
でも、あすかさん、いなくなってて。
あのこじゃないって、誰かが、言ったの。
[つい今しがたのことを思い出しながら、ゆるゆると目に涙が溜まる。
和馬の言葉>>68に震える声はそのまま、震える指で自分の身体を掴んで。]
そういえばあのうさぎ、そう、言ってた…
あすかさんも、そこに落ちたの?落とされたの?
(72) 2012/05/03(木) 22:31:53[風音荘]
やっぱりそうでした。人違いだったらどうしようかなあ、って。
此処にいるということは、省吾さんもウサギを見ちゃった組だったんですね。
[反応を見せた省吾は自分のよく知る姿そのままで、ほっとしたような表情を見せるけれども。]
……? どうか、した?
[考え事でもしていたのだろうか。
何時もと違った響きで呼ばれた名。
はいロッカですよーと頷きを返しながら、相手の様子に首を傾けた。]
(73) 2012/05/03(木) 22:34:19[街中]
― 公園・池の縁 ―
[若者もこちらに気付いた様子で、>>71視線が合うと、職人はいつものように帽子に手をあてて挨拶を送る]
ワスレモノは、見つかったカイ?
[投げかけた問いは、大きくもなく、けれど、人気のないこの場所ならば、若者の元に届きはするだろうか?]
(74) 2012/05/03(木) 22:34:36[公園]
─ 風音荘 ─
……?
らいでん、さん?
[辺りを見回していた和馬の口から出た名前>>69に、彼の視線を追いかける。
そこにいたのは、一人の男性。]
雷電さん…って。
たしか…祐樹さんの、お友達の。
かしわもちの、人。
(75) 2012/05/03(木) 22:35:25[風音荘]
[風音荘の前に居る2人を眺める最中。不意に背後で声が上がった]
「じぃちゃん! 早く!!」
───……え。
[聞き覚えのあるような、無いような、不思議な感覚を覚え、その場で振り返る。そこに居たのは10年前の自分と、急かされながら歩いてくる祖父の姿があった]
…うっわ、俺、あんな声してたのか。
[当時そんなに身体も大きくなく、声変わりも遅れていて。周囲より少し高い声を発していた。自分の声を客観的に聞くと少し違和感を覚えがちだが、声変わり前だと中でも違和感が大きく感じられる]
(76) 2012/05/03(木) 22:37:16[風音荘 少し離れた場所]
「早くって! トモの奴がすっげー熱出してんだよ!!」
「分かった分かった。だがじぃちゃんは年寄りだからな。
急ぐと足を縺れさせて、じぃちゃんが患者になっちまうぞぃ」
[大慌ての自分に対し、祖父の対応はのんびりとしたものだった。祖父は当時70歳、畑仕事をしているためその辺の老人よりは体力があっただろうが、自身の身体を良く知り、無理はしないようにしていた節があった。それが今見ているような対応を作り出していたのだろう]
そーいや……学校休んだトモの様子見に来て、熱が上がったの聞いて慌ててじぃちゃん呼びに行ったんだっけ。
[実際は父親を呼びに行ったのだが、先に話を聞いた祖父が行くと言い出したのだったか。ともあれ薬箱を持って風音荘まで2人でやって来たのを思い出した]
んで、じぃちゃんのお陰で熱も治まって、そんでその時───。
[何かを、思ったのではなかったか。思い出せずに考え込んでいると、過去の自分と祖父は横を通り過ぎながら、すぅっと姿を消した]
(77) 2012/05/03(木) 22:37:23[風音荘 少し離れた場所]
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