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人の姿になっても、うまく言葉を届けられない。
……最初から全て、間違っていたのかな。
[ふらり、ふらりと、蛍川を離れていった]
[神社の石段をふらふらと登っていく]
ねぇ、村の神様。
人が好きだといいながら、私はとても悪いことをしてしまった。
私が御縁を願わなければ、いまりちゃんは消えずに済んでいたのに。
……あなたはどう?
あなたは、人間が好き?
[石段を上りきった時、本殿から出てくる人影が見えた**]
/なか/
ヨシアキは、ある日突然不思議な力を手に入れた。
気に食わない奴、逆らう奴は神隠しだぜひゃっはー!
そんな軽いノリの悪役で行けばよかったなあ、とかいまさら。
[姿の見えない黒髪の少年を探すように、視線を空へとさまよわせた。
やがて、同級生と退治した女が歩き出せば、黙ってその後につき、彼女の話を聴く(>>44、>>45)。
蛍川に着き、女を詰り去って行く白銀の背(>>57)までを見送って、首を振り嘆く女にそっと寄った。
慰めようと伸ばした指が、女に触れることはなかったけれど。]
縁があってもなくても、あたしは手を伸ばしたけどなぁ。
[同級生の消えていった方に目をやって、困った顔で首を傾ける。]
縁があったおかげで、こちら側にいく永嶋さんが見えたなら、見えて良かったよ。
[後悔しているのは、繋いだ手で、現実に引き戻す力がなかったこと。]
[蛍と名乗った娘を慰めるように、河原の葦が揺れる。
ニュータウン化計画が進めば、この娘は消えてしまうのだろうか。]
でも、村の過疎が進んで、このまま人がいなくなっていったら、蛍川の伝説を覚えている人もいなくなるんだよね。
[誰も来ない河原に舞う蛍も、きっと美しいと思うけれど。
眉根をよせ、うーんと唸ると、歩き始めた女の後を追うように神社へと向かう。]
かみさま、こちら。
手の鳴るほうへ。
[適当な節をつけ手を鳴らすと、まだ会えていない黒髪の少年を思った。
彼は、自分が知っていた神様だろうか。
自分を覚えているだろうか。
幼い頃のおぼろな記憶を便りに、神社を探す。]
[夏の夜の夢を見た]
ほたる……
[星と、蛍と、体が埋まるほどの飴。
息絶え絶えに目を覚ます]
いや、いや、いや。
どんな悪夢。
[道すがら、ユウキとゾウサクの後ろ姿を見つけたらその背中を押すように叩いた]
お久しぶりです。
お元気ですか?
[話しもそこそこに足を進めた先には神社の鳥居。
見上げ、その手前で立ちすくむ]
相変わらず嫌な感じ。
[短いため息を*吐いた*]
写真屋 ペケレは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[本殿から出てきたその人を、神様かと思った。
日の光に出ると人間だったけど]
老先生……。私をプレーチェと呼んでくれた。
異国から帰るたび、この光を見ると安心するって。
儚くも懐かしい光は、自分にとっての“Prece”だと。
[だから最初に、彼に会いに行った。
「君は?」と問われて、「プレーチェ」と答えた]
そう、かなぁ。そうだといいなぁ。
神様も、人が好きだと嬉しい。
[心を半分どこかへ置いてしまったような、ぼんやりとした表情で呟く]
[見つめてくる瞳が優しくて、心が端から溶けてしまいそう]
……いまりちゃん。萩原さんちの、いまりちゃん。
わたしのせいで、いなくなってしまった。
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