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え、あ……はい。
[頭の上に、小さな手が置かれるのを感じた。
子供に対するようなそれに、顔が赤くなるのを感じて視線を逸らす]
うん……でも、妊娠、とか、子育ても、いろいろ大変だと思うし。
無理して産む事も、ないんじゃないかな……。
[弟妹のいない自分には、女性の妊娠や出産は余り身近な出来事ではなく。
男の自分がどういう態度を取ればいいのかもわからなかった]
ああ、でも、子供が増えるのは良い事だよね、うん。
それじゃ、また明日来ます!
[若葉に向けて片手を上げると、診療所を出て行った]
ええ、今日も暑いですね。
こう毎日暑いと、体調を崩される方も多いでしょうから……少し心配です。
ダンケさんもお気を付けて。
[青く眩しい空を仰いでから、ダンケに向き直って言い]
そうですね、もうそろそろで……
直に準備も始まるでしょうね。
有難う御座います。へまをしないように頑張りますよ。
[儀式の話に、静かに笑んで頷いた。最後は冗談のように言って小さく首を傾け]
[必要な所へ水を運び終えると、仕事を探しに畑へと向かった。
と、片袖を風に揺らす人影が見えた。
少し離れて、畑の中にダンケの姿もある]
こんにちはー。
栂村さん、どうも。ダンケさんは昨日ぶり。
[二人に向けて挨拶をする]
そうですねぇ。今年は特に暑いですからね。ポルテさんもちょっと調子悪そうだったし。
僕は大丈夫ですよ。
丈夫なことが取り得ですから。
ははは、何度も儀式をやってるけど、ヘマなんてした事ないじゃないですか。
[栂村へ笑みで返す。清治が来るのが見えると手を振って]
やあ。昨日ぶり。今日は学校の手伝いはお休みかい?
そうですか、ポルテさんが。
もう幾らか涼しくなれば楽なのですけれどね。
ふふ。今日もお元気そうで何よりです。
今回もそうであれば良いのですけれど。
今から緊張していますよ。
[笑いつつダンケと言葉を交わしていて。ふと声をかけられれば其方に顔を向け]
今日は、セイジさん。
[軽く辞儀をしてから挨拶を返した]
[自室の机にうつぶせになっていた頭が身じろぐ]
ふぁ……。
あ、こんな時間。
[伸びをした後、時計の針の位置に気付き、立ち上がって開けたままだったカーテンを閉めようと窓に近付く]
あれは…誰…かな…?
[窓から見える畑を見やり、独りごちる。そのまましばらく見つめているが、我に返ると]
いかんいかん。こんなことしてる場合じゃない。風呂はいって寝よ…**
ええ、もう少しで……浮き足立ってくる頃ですね。
[そのうちに村は儀式の準備に追われ出すだろうと。準備に関しては、男自身は片手しか持たない故に、あまり力添えができないのが常だったが]
有難う御座います。
セイジさんの笛、楽しみにしていますよ。
[音楽を得意とする相手を見、目を細めて笑んだ]
[それからも幾らか言葉を交わしていたか。そのうちに別れる段になれば、会釈をし]
では、また。
[裾と片袖とを翻して、歩き去っていった*だろう*]
更新時間を0:30に設定しました。
8/27の0:30か8/28の0:30に開始しようと思っています。改めて、後者では無理だという場合は仰って下さい。その場合は前者で確定します。
どちらでもという場合は反応無しで構いません。
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