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備前さんも、管理人さんと同じように殺されたよ。
言うまでもなく、バケモノの仕業だ。
[亡くなったもう一人への祈りを終えた後。
ポケットから煙草─ウィンストンのクラシックレッド─とジッポーを取り出し、火を点ける。
今まで、息子には見せた事のない姿。
ぷかりと煙を吐く。]
あぁ、殺すよ。
[煙を吐きながら事も無げに、言う。]
バケモノはそうやって情に訴えてくるもんだ。騙されるな。
情に流されて死んだヤツを沢山知ってる。
…忘れろたぁ言わんがな。
[意識を失った私は夢の世界にいた。私は木となり見事な花を咲かす。鳥達の鳴く声賑やかに。遠くに見えるのは未開拓の村とそこの人間達]
_______________________
[時は流れ近くに社が建つ。私の前に人が訪れるようになり願いごとを打ち明けては時折祀りを開いては崇め。米と麦を私に捧げる。私は満足していた。悠久の時、周りには大好きな人間達とかわいい鳥達、見守ることしかできなくとも子を思う我が子のような感覚でずっとそれを見届けてきた]
[時はさらに流れだす__________
この地に根を降ろして1400年。
人はしだいに訪れなくなり社はゆっくりと廃れていく。周りに立つ木達も大きくなり村の様子は他の木達に遮られも見えない。
私は寂しくなり兎に魂を乗せ村へと降りていく。初めて見る今までとは違う景色。自分の足で行きたいところに行ける嬉しさ。すべてが新鮮で楽しく駆け足で山を降りていく。
山の下の村はかつての姿からは想像もつかないほど発展していた。
人間の数も増え騒々しいほど活気に溢れていた。私のことは忘れ去られているみたいだがそんなことはもうどうでもよくなっていた。いつでもこれでもう来れるようになったのだから......
満足して帰ろうとする私が山へ帰ろうとすると人間の仕掛けていた罠にかかった。足に刃が喰い込み激痛が走る。動けない。
太陽が昇り山をおりて初めて接触人間は凶暴で私を殺そうとした]
[そこにいた人間達はかつての大好きだった人間達とは違っていた。私はとっさに風を身にまとい猟師にけん制する。放った風は喉笛を切り裂き猟師は倒れた。
私は傷ついた足を引きづりながら山へと帰り、山を降りたことを強く後悔しまた変わらぬ木に戻る]
うーん.....
[私はそこで夢から目覚めた]
今のはなんだったんだろう......
[不思議な夢を回想していると不意に頬に生暖かい感触が起き驚く。]
チェロ......?あれ?足が動いてる。
[信じがたい光景がそこにあった。足の悪い兎の足がおぼつかないまでも這うように動いている。]
そっか.....今の夢はチェロの記憶なんだね....
[どうして治ったのかはわからないが半分察したように私はチェロを胸に抱き山を降りていく]
ニキ……
イトシイボクノニキ……
ハンニンヲミツケタヨ……
ニキノオジサンヲコロシタワルイヒト……
ニキトボクヲコロソウトスルニクイヒト……
グリタ……
グリタ……
グリタガイノチヲネラッテル……
キヲツケテ……
[チェロの突然の知らせに私は驚いたがやがて冷静に判断を下す。]
(グリタさんが犯人なのね……
わかったわ…チェロ……
グリタさんがどうして私やチェロを狙ってるのかはわからないけど…
私はチェロを信じる…)
さぁて。どうしようかな。
中途半端ヨクナイ。一般人キャラやるのか、怪しげ幻視系キャラやるのか考えないと揺らぐ。
とりあえずおいちゃん設定まとめなおし。
1.この村出身
幼い頃、母が禰宜矢と同じように死亡しているのを目撃している。
→父親には母は病死と言われている。
→この辺の記憶は曖昧
→この村の伝承は聞いているかもしれないが【変な力は持ってない】。当たり前です。村人なんだもの。
2.現実主義者
人事を尽くして天命を待つ。奇跡は信じないけれど、施した治療以上の回復を見せる患者を見たことがある。
非論理的だからありえないとは言わない。
小姐 パオリンは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
ええと。
非現実に対するスタンスを確認しつつ、アンを見つけて、グリタをとめる……を100pt位で出来ればベターって説。
あとさ、この村女子指数低くて、おっさん指数高いですよね。墓下ネギヤハーレムじゃね? メタボの癖に! ネギ大福が!
[バクとグリタの会話がもれ聞こえてくる>>65]
たくさん死んでる……それが現実なのか……?
[ネギヤと、ビゼン、アン、この2日で見た姿を思い出す]
栗田君こそおかしなことを言う。
天馬君が、お前さんの言う、バケモノだとして……あんなことができるモノ相手にをどうやって殺すんだ?
オレは栗田君が、天馬君を殺すなんてェのは反対だ。
救助が来るまでは、みんなで協力して……なるべく、無事にここから出られたらと思うんだが。
[みんなで協力すれば生き延びられるとは、信じれていない表情]
[やがてニキと合流できれば、ここに居ないペケレに気づき、誰か彼女と会ったかを*尋ねる*]
言い忘れてましたねぇ。
バケモノといえど、身体の強度は人間と同じですよ。
喉突きゃ死ぬし、頚動脈を切りゃ死にます。
心臓でもいいですがその辺は素人にはお勧めしづらいですかね。
基本、一撃必殺でやっちまえば事足りるんです。
[一本目を吸い終わり、携帯灰皿へ。二本目に手を出す。]
そもそも、先に手ぇ出してきたのがバケモノだっつうのをお忘れで?
その時点で、協力だのなんだのなんて甘い事言ってられんでしょうよ。
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