151 藤色酔夢
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[次に二人へと、声をかけたのは、どの位歩いた頃だったか。]
……あの。
ごめんなさい…。
[一時立ち止り、呟くように。
背を向けたまま、なのは、心苦しさから。]
多分、お二人や…他の方達…。
此処に連れて来てしまったのは…。
私…。いえ…『私達』なんだと思います。
(74) 2014/05/03(土) 22:02:39[藤林]
[導かれるままに、進む藤の林。
ときどき、はらはらと目の前をちらつく八重藤の花弁は。
ずっとわすれていたわたしを。
責めているのでしょうか。
それとも、別のなにかがあったのでしょうか。]
……。
[でも、記憶では忘れていても。
意識ではずっとわすれていなくて。
その証拠に――]
えっ…
[とつぜん、掬子さんにあやまられて。(>>74)
めぐる思考はストップする。]
(75) 2014/05/03(土) 22:09:16[藤林]
まだ、判らない事が沢山あって…。
だから…。今はこれしか言えないんですけど。
でも…きっと。
この先に行けば、きっと…。
[見据える先に、自身の答えも、皆の答えもきっと存在する。
そんな想いを口にして。]
此処からは真直ぐ。
もうすぐだと…思います。
[僅かばかり振り向くようにして、軽く頭を下げてから再度踏み出す。
その刹那、聞こえてきたのは、外からでは無い方のコエ]
(76) 2014/05/03(土) 22:12:56[藤林]
(*10) 2014/05/03(土) 22:14:23
[【私達】。
掬子さんは、そう告げた。
この場所に連れてこられた原因。
でも…。
わたしは思い返す。
咲く事を恐れる花、と口にした掬子さん。
ここにわたしたちを連れてきた意味だって。
きっとある筈で。
このさき、と言われた場所をみあげて。]
(77) 2014/05/03(土) 22:16:14[藤林]
身体…が。
[抗う事と、進む事。その狭間で揺れる気持ちに、また一つの要素。]
(*11) 2014/05/03(土) 22:16:45
――…でも、なにかあるから。
連れてこられたのだと思うから。
掬子さんがあやまることは、ないのですよ。
[かける言葉はありふれているけれど。
せめて、少しでも楽になれたらと。
わたしは精いっぱいの笑顔をつくって。
掬子さんへ微笑むのです。]
(78) 2014/05/03(土) 22:16:48[藤林]
踊ってる所?
[返った答えは 少しかなり 意外>>69]
彼、そんな趣味あったんだ...人って見かけに寄らないわねえ。
[思いっきり 誤解したのは 多分不可抗力]
兎ってあの兎よね。揉めてた、かあ...無理ないけど。
[いまのとこ 一番の 被害者だし]
(79) 2014/05/03(土) 22:18:22[藤林]
(*12) 2014/05/03(土) 22:19:33
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(05/03 22:19)
[藤揺らす一陣の風。
それぞれの思う事など知らぬまま、示される方へと足を進め]
……ん、どーかし……?
[案内役>>74が足を止めてしまえば、その行き先が分からない真昼の足も当然止まる]
……私“達”って……?
[問いかける刹那、風がまた薄紫を揺らし、僅かに目を細めた]
(80) 2014/05/03(土) 22:20:28[藤林]
(*13) 2014/05/03(土) 22:21:14
[座り込んだ状態で木に寄りかかる。
そうやっていると感じるのは妙な共感。
言葉でどう、と説明するのは難しいけれど。
何が正しいのか自分がどうしたいのか。
それがわからないもの同士、とでも言えばいいのか。
とにかく、そんな気がして]
……ほんと。
どーするのが、いいんだろーなぁ。
[ぽつ、と口を突いたのは、そんな呟き]
(81) 2014/05/03(土) 22:22:13[藤林・八重藤]
よぉ分からんけど……
とにかく、行けばええんやな?
[相変わらず何か知っているようでいて、曖昧な言葉が返る。
ともあれ進む以外に答えは見つからなさそうだと判断して]
まあ、別に謝られる程のことは何もないからなぁ。
[今のところは。
六花に同調するように言った]
(82) 2014/05/03(土) 22:23:54[藤林]
うん、消えちゃったのは私も見たわ。
[驚いたという 友人に 頷いて]
さっき初めてここで会ったんだけど、心細い時に随分気遣ってくれて...妹さんにちゃんと会えるといいなって、思ってたんだけど...
[眉を下げ 独り言のように 言葉を零す]
(83) 2014/05/03(土) 22:31:23[藤林]
[散り散りだった欠片達が、僅かばかり繋がり始めれば、今一度ふたりへと向き直る。]
…ごめんなさい!
[何度目の謝罪か。
勢いよく下げた頭と反比例する髪が、ふわりと跳ねあがる。]
私…急がないと…!
このまま、真直ぐ。
必ず、辿りつけますからっ…
[優しく接してくれた二人に、焦燥感を隠す事すら出来ず、半ば叫ぶようにしてそう告げると、スカートの裾を翻して薄紫の中へと駆けだした]
(84) 2014/05/03(土) 22:32:19[藤林]
[反応がないか、目を瞑って耳を澄ませてみた。けれど反応のあるはずもなく]
はあ。
これで出てきてくれるようなら、こんなとこで悩むことにもなってないか。
[ため息一つで諦めて目を開けると>>45背けられた顔があり、背中まで髪が落ちるところだった]
あれ、やっぱり。
[常連さんだと確信して、今度こそ二人に近づいた]
(85) 2014/05/03(土) 22:32:56[藤林・泉]
………うん?
[樹の様子を見ていると聞こえる、呟くような声>>81。
悩める声とも言えるそれに視線を向ければ、樹に寄りかかる進矢の姿があった]
進矢君……悩み事か?
[問いに返る声は無い。
妹はしゃがみ込んで進矢の目の前で手を振り反応を見ていた。
当然、反応は無い]
(+10) 2014/05/03(土) 22:36:17[藤林・八重藤]
[あやまられる程の迷惑は、こうむっていないので。
真昼さんに頷いている(>>82)と。
突然、なにか思いつめたものに弾かれるように。
掬子さんは、走り出してしまう。]
あっ、掬子さんっ――…
[急がないと。
そういって駆け出したうしろ姿の。
ひるがえるスカートを眺めながら。]
――…なにか、まずい事でも言ってしまったのでしょうか。
[となりにいる真昼さんを見上げて。
わたしは、眉尻を下げたまま、ポツリとつぶやいたのでした。]
(86) 2014/05/03(土) 22:39:51[藤林]
/*
良かった!ギンスイくん来た!
せっかくの黒出しだからねー。
(-42) 2014/05/03(土) 22:40:00
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