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[ヤスナリから、待っているとのメール。
辺りを警戒しながら赤い屋根に一歩、また一歩。]
ぶぶぶ…
[再びメール。
一読すると、赤屋根の家を見つめる。]
(右手?…玄関の右手、かな。)
[赤屋根の家まで身を隠すところはない。
バクにもらった石鎚をぶん、ぶんと振ってみる。
周りを見渡し、一気に裏口を目指し走った。]
ヤス?
[小さく名を呼ぶ。
中へと促され、音を立てぬようヤスの傍へ。]
…。
[少しの沈黙の後]
ヤスは、ルールブック読んだ?
[ヤスナリに頷く。]
そう。チームは違ったけれど、仲間になった。
[真剣な眼差しでヤスナリを見つめて]
あたしのチームが勝つと、ヤスの首輪が爆発する。あたしのも爆発する。
ヤスのチームが勝っても同じ。
あたし達、どのチームが勝っても生き残れないの。
[一気に言った。]
な…!
[リウを見下ろし絶句した。
空いている右手でリウの肩を強く掴む]
そんな馬鹿な話があるか!
俺はまだ死ぬ気は無いぞ!!
[引き攣りすぎて喉に張り付いたような声になった]
嫌だ。死にたくない。
俺はまだ跳びたいんだ…!
何か、何か方法は…っ。
[宛先にはムカイ以外の名前を全員入れた。
あえてBCCは選ばずに、送信ボタンを押す]
【同時送信】
宛先:小野寺 璃雨/風祭 悠樹/椎葉 実奈津/瀬田 孝治/猫村 菜央/箕鏡 麥/武藤 泰成/輪島 賢
本文:小林です。
私は死んだ人が赤組かそうでないかがわかります。
これは、赤組から狙われるデメリットを承知の上で、白組の人が私に投票しないでくれることに賭けたお知らせです。
それでも信じて貰える自信はないんだけど。
今後、私が生きているうちに赤組が死んだときは、またみんなにメールを送ります。
何かあったらメールください。
[肩を痛いほどに掴まれた。
左手でヤスナリの手をはがし、そっと握った。
ヤスナリの嘆きには手をさすって応える。]
一つだけ。できるかわからないけど。
[手に力がこもる。]
決着がつく前に、首輪を外す…か、爆発しないようにするの。
[大きな岩の陰に移動して、電話帳を開いた。
ムカイの名を選び通話ボタンを押す]
……ムカイ、あたし、みんなにメール送ったよ。
あたしがどんな役職なのかって。
だから、あたしは赤組に殺されると思う。誰かが守ってくれでもしなければ。
もうあたしは、使えないね?
[震える声。
それは、聞き取り難い携帯電話では、笑っているようにも泣いているようにも*聞こえるだろう*]
[リウに手を握られ驚く。
見開いていた目を何度も瞬き、息を飲んだ]
だ、だけど。外そうとするとそれだけで…なんだろう?
俺はさっき、爆発する瞬間を、見た。
[ブルリと震える。
喘ぐように何度か深呼吸をして、どうにか持ち直す]
ああ、でも。見つけられなけりゃ待ってるのは同じか。
首輪の仕組みを調べる。
…誰かのが手に入ればな。
[自分達ので確かめるのは流石に怖かった]
[ナオの目にも、アンの姿が見えた事は知らず]
ナオさん…用事は終わりました。ここに居る理由はありません。洞窟まで戻りましょう。
[ナオの返事も待たず、急ぎその場を立ち去ろうとする。
そして、誰にも聞こえない位の声で小さくつぶやいた]
…ボクはあんな風になりたくないです…早く探さないと…
[逃げる様にその場を立ち去り、洞窟に戻る]
[ヤスナリが震える。
左手は彼の右手から腕・肩を伝い、髪にたどり着く。]
あたしも、死にたくないよ。
[ヤスナリの髪を撫でながらにこりと笑う。]
だから、頑張ろ。
[真剣な顔に戻り]
首輪、手に入るのを待ってちゃ遅いかもしれない…。
[ある男子の顔を思い浮かべた。]
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