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[臭いの元を辿り廊下を進めば、途中で誰かが引き止めたかも知れない。先にドロテアの死を伝えたかも知れない。
けれどアイノはその部屋に向かうのを止めようとしなかった。
自分の目で見るまで信じようとはしなかった]
…… は、
[そして実際に惨状を目にして、口からは悲鳴ではなく、ただ息が洩れた]
[>>86 了承を得て鞄を探れば、お目当てのものはすぐに見つかった。
他にも怪我の治療に必要な諸々のものは入っている。
しかし包帯などは上手く巻ける自信はないし、何より血で汚れた箇所を拭いてやらねばなるまい。
そのようなことを考える内、聞こえた声にニルスは僅かに目を伏せた。
そしてゆっくりと立ち上がり、マティアスの傍らへ。]
口を開けて。
[水の入ったコップをマティアスの手に持たせ、薬は飲み損じることがないように口を開けさせて、入れてやる。]
……どうして、そう思うんだ?
[問い掛けにしては確信めいた声であったように、ニルスには思えて。
思わず、問い掛けていた。]
ふむ、そうか……
[ユノラフの言葉に小さく頷き。
茶を口に含む。
それから一つためいきを零し]
しかしの……人狼がいるのならば。
そうでない、と分かったもののことは、知っておくほうが良いだろうて……
[静かな呟きを落す。
それに対する答えがなくても気にはせずに。
他に居間に来るものが居れば、茶があることは伝えたりしている]
[アイノがそれまで目にしたことのある死体と言えば、棺の中の眠っているような、綺麗に整えられた後のものくらいだった。
その所為もあったのかも知れない]
……そだ。
嘘だ、嘘。こんな非現実的な事、嘘に決まってる。
[自分の目で見るまでそれを信じようとはしなかったが、実際にそれを見、見開いてしまった目を無理に引き剥がす。
そのまま暫くの間は誰の声も耳に入らない様子で、小声で現実を否定し続けた**]
[ヴァルテリの言葉には確かにと思ながらも暫く考え込んだが、小さく溜め息を零しカップを見つめたまま]
…マティアスだよ。
あいつは映らなかった。
[自分が見た相手を呟いた。
それはその場に居る者には聞こえるだろうか。
首飾りが本当に人外を映すかどうかはわからない。
それを愚痴のようにヴァルテリに告げれば、また茶を口に運ぶ。]
別に疑ってじゃ無かったんだがな。
たまたまあいつが目の前に居た、それだけさね。
[困ったような笑顔でヴァルテリに言葉を返す。]
あー…まじて参ったなこりゃ…。
[無意識に手を首飾りにあて、再び溜め息を落とした。]
ウルスラ、さま。
ありがとうございます…
わたくし、…身を、清めて参ります。
その、
…ありがとうございます。
ドロテアを―――見ていただいて。
[部屋から出る前にお辞儀をする。
彼女が共に来るならば柔らかく笑み、
部屋を出る時にアイノの姿を見れば、
痛々しそうに眉を顰め、横をすり抜けた]
[コップから零れた水が、マティアスの布団に染みていく。
コップが床に落ちる前に掴み、ニルスは小さな溜息と共に眼鏡のブリッジを押し上げた。
マティアスの、目に見える動揺が何ゆえにかを測りかねるのは、獣の爪に掻かれたかのような傷跡の所為か、ニルス自身がマティアスに抱くイメージの所為か。
ともあれ、長老がマティアスに告げたことが事実であれば、人狼は殺せる存在であるということは確かだ。
それをしっかりと記憶に留めて。]
もし君が疑われることを恐れているなら、私に関してはその心配は無い、と言っておくよ。
勿論、それが永久のものでないことも言っておかねばならないが……少なくともドロテアの件では、君を疑うつもりはない。
[わざわざ安心させるように言葉にしてから、空いた手でマティアスの肩をポンと叩く。]
……長老殿は、他に何か言っていたかい?
[そして、風呂場で湯を貯めて暖まった。
身体にこびりついた血も落として
ウルスラが共に入れば不自由は助け
十分に落ち着いてから着替えて出る]
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