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―村道―
それにしても……
あの子の言ったこと、現実になっちゃったのかしらねえ。
[まるで見通していたかのようなプレーチェの言葉を思い返した。]
――っと、
あ、安子ちゃん……?
[何を急いでいたんだろうと、少し疑問が表情にでたが。]
[目がさめると子猫はいつのまにか横でころりと眠っていた]
・・・夢か?
それにしては耳にこびりつく声が生々しくて
[じっと家にいるわけには行かず外へ出かける]
そうですよね…ネギヤ以外の方はどう考えてるのかは知らないけど、高校生の萩原の嬢ちゃんまで行方不明ってのは、賛成派ばかり狙われてるわけじゃなさそうだし。
普通のじーさんばーさんなら、怖がって当たり前でしょう。
[躊躇いがちに尋ねられ、こくりと首を縦に振る]
うちの店に居た、写真屋の光野さんと、永嶋さんは、ほんといきなりいなくなっちまった。
あまりに現実離れした光景でな、俺自身、いまいち現実感が沸いてないんだよ。
次は自分が消えちまうかもしれないってのによ。
[苦笑いをしつつ、答える]
先生も気をつけてくださいよ、といっても、どうしようもないでしょうけどね。
どうぞ。夢を見たのは誰なんでしょうね。
[手紙をヨシアキに差し出す。その際に、彼の腕に視線を走らせ、先ほどまで見えていた痣が薄くなっているのに気付いた]
すごい頑健ですね。素手では折れませんか。
[自転車の籠に入れた黒い鞄に視線を走らせる]
むやみやたらと喧嘩を売らないようにお願いします。
恐らくあなたが思っている以上に、子供と老人というのは繊細なんです。
狐神と鬼が戦って神様が呪う。呪うのは、あちらの氏神様のことですか? それとも、別の神様。
[神社の方を見やる]
[駐在は挨拶をのこし、ゆっくりと離れて行った。]
むさべつ…?
無差別にさらって…どうするのかしら。
目的がみえないわ。
……祟りだとしても、それは同じこと……
[ひとつ頭を振る。]
[萩原依真里の家にいって 猫を飼ういきさつを聞いた。どうも白いワンピースの女性が関わっていたようで]
[焦心した様子のイマリの家族になんと声をかければいいかわからず、ありきたりな挨拶をすると外へ出た]
…光野さんのものですかね。
彼女が居なくなって、こんぺいとうが消えても、これは残っていました。
[目の高さに上げれば、耳飾はきらりと太陽の光を反射する]
―回想―
[消えた姿を探しても。
見つからない。]
――――――…。
[それな幼い頃の記憶と重なって。
空を一緒に眺めた日を思い出した。]
――――…さん…。
[けれど、それは失った。
そして今もまた見つからない。]
―回想了―
ええ。
子供まで消えるというのは……
「犯人」の意図が、全くわかりませんね。
[犯人、と言った時は、少し遠くの方を見て。ゾウサクが問いに答えるのを聞き]
いきなり……
ネギヤさんの時と、同じですね。
あの時も、皆そう言っていた。
現実感がないというのは、仕方ありませんよ。
私などは、見てもいませんから……
正直なところ、まだ、信じられずにいます。
[呟くように。最後の言葉には、肩を竦め]
[白衣の人と、お鬚の人。
暫く立ち聞きしていたが、見知らぬ中年男性二人組というのは気軽に声をかけられる対象でもなく]
……はぁ。
[無性に、あの白い子猫に会いたくなった]
丸林さんにも、高田さんにも、うちの看護婦にも、そう言われました。
佐伯さんも、気を付けて下さいね。
[そこでふと、少し離れて立つ女性の姿に気付き]
今日は?
[村外れによく出入りするという彼女に、そう、声をかけてみたが、聞き入れられただろうか]
[手紙の欠夜来の文字を指でなぞって]
さてな。夢は、所詮届かぬものか。
[遠い目。呪縛からの解放と、同胞を見つけて共に過ごす一時。叶うことのない夢]
試してみるか?
[鍛えられた筋肉の塊のような腕を差し出して]
詳しいことは知らんさ。
意外だな。非科学的な事象など、眉に唾して聞き流すと思ったが。
ええ、目的は……分からないですけど。
あとは、人質とか……
[悪い考えばかりがよぎる。
もしかしたら神隠しの方がマシなのではないかと思うくらいに]
本当にニュータウン建設の話で人攫いを行っているのなら、イマリは
[そこで言葉を切った]
[自宅から出ると溜息をつく。
同級生も1人いなくなったらしい。
顔は覚えている。]
――――…なんで…。
[消えるのはわたしでいいではないか。]
ニュータウン計画の反対のため…?
だとしても……これは…。
[分からない。
理由は開発の反対なのだとしても。
唇を噛んで空を見上げ。
またこんぺいとうが降るのではと歩き出した。]
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