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― 駅前公園 ―
[ベンチに腰掛けたまま、ワスレモノを探しに散っていく人々を見送った職人の隣で、懐中時計が歌い出す]
『ウサギ、ウサギ、ダレミテハネル?』
[探索に出かけて行った若者達を追いかけるように、光は楽し気に宙を駆け]
『ウシロノショウメン、ダアレ?』
[何かの力の欠片を感じたのか、それとも「時計」に引き寄せられたのか、今度はズイハラの頭上で弾けて消えた]
/*
うずうずしていたら柏餅の由来がwww
美味しいので何でも良いです(ぐっ
5個は多い気がするけど大事に嬉しそうに食べるんだろうな有難うー。
ヂグ小父さんこんばんはー。
省吾さんも御帰りなさい。お返事感謝なのでしたっ。ちょっと待って下さいね。
『オニサンドチラ?ドコニモイナイ』
[けれど今度は懐中時計は元には戻らず、光を纏ったまま駄々捏ねるように歌い続ける]
オヤオヤ、オニごっこのオニを探していたのカイ?
[職人が手を差し伸べると、懐中時計から離れた光はくるくると回転しながら、その手の平に]
『ダッテ、オニサンガ、カギヲモッテイタンダヨ』
[くるくるくるり、光が回る]
ダイジョウブ、ココからいなくなったなラ、オニサンも鍵を見つけたに違いないからネ。
[目を細め、職人がくるくると回転する光を、両の手に包み込むのと同時、ベンチの隣に腰掛けていた妻が、日傘を手に立ち上がり、微笑んで振り向いた]
[それは、生まれてこなかった子供の名……名を考えていた事も、妻には告げず、忘れることにした名だけれど、]
キミは、この子ニ、会えたのかナ?
[過去の時間を映した妻の笑顔に問いかけても、答えは返らない。けれど、優しい微笑みを浮かべたまま消えて行く姿に、職人は小さく頷いた]
サテ、ウサギさん。時計を修理しようかねえ?
[入れ替わるように目の前に現れた兎の姿に、動じる事も無く、声をかける職人の手には、くるくる回転していた光の代わりに、金色の螺子がひとつ、光っている*]
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ヂグ小父ロールおつ!
やっぱ良いなぁ。
飛び回ってたのはお子さんだったんだ。
探し物得意って言う奥さんの話も繋がってて綺麗だ。
鍵は狭間で見つけても良いけど、それだと修理しにくそうだから兎が持ってて良いと思うw
/*
おう、螺子が出来てきた。
鍵は、そーね。
答え到達と到達直前が結構多いし、兎が持ってていいんでないかな、と。
その流れで修復ろる行ってしまってよいのかな、と。
ともあれ、ちともぐろう。時間有限。
/*
子孫繁栄…そか、そういう意味にもなるのか…。
[戸惑いながらも好物なので、もぎゅり]
ヂグさんは螺子作成ありがとう。
とてもじんわりとする一幕だ…!
/*
にゃ、そーいえば。
ヂグさん兎とお話しのターンがあるのだっけ?
とふと思い出す。
それなら、それ見てから書いた方がよいかしら、諸々。
……あ
[省吾からのお願いに、ぱちりと瞬く。]
はい、勿論。
あ、だったらこの間紹介したお店、どうですか。青海亭。
わたしこそ、お世話になってるんだから奢らせて下さい。
[とん、とん、と、上ってきた時よりも少し遅めの音を響かせながら、承諾を返した。
戻ることが出来たなら、話すことは幾らでもある。そんな気がした。*]
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