87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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さて、と。
そろそろ戻ろうかな…。
[長いスカートについた砂を払い、立ち上がる。
素足についた水気は砂に吸われて、払えばポロポロと落ちた。
手に持っていたサンダルをはき、ゆっくりと道の方へと歩んでゆく。]
(141) 2012/04/30(月) 23:03:35[海辺]
─ 海辺の道 ─
ん、じゃあ……遠慮なく。
[悩んだものの、ここで受け取らないのも、という考えが働いて、笑顔で差し出されたレポート用紙>>137を受け取る。
こちらの名乗りに、笑顔が強張るのには、ん? と内心首を傾げ]
菊子ちゃん、ね。
とはいえ、コレ、ガッコで使うっしょ? 後で、お返しさせてもらうから。
[告げられた名──というか、苗字に覚えはあるものの。
聞いているのは、患者の噂話やら、実家の祖父の愚痴やらがメインなので、特に気にするものはなかった。
なので、態度は特に変わらないまま、軽く返した]
(142) 2012/04/30(月) 23:06:20[海辺の道]
― 海辺 ―
[道を抜ければ、百八十度視界が開ける。
一層強くなった磯の香りに、自然と瞳細めた。
さくさくと砂を踏んで、時に陽を避けるよう片手を翳しながら歩んだ。砂がサンダルに入ることは余り気にしない。]
わあお。
[ふと、視界に捕らえた風景に足を止めて、感嘆を漏らす。
それは海辺を歩む一人の女性に向けたもの。
少し距離があった為、声は届かないかもしれないけれど。>>141]
(143) 2012/04/30(月) 23:08:08[海辺の道]
― 駅前公園 ―
そうだ、名前聞いておいてもいいか?
いつか大切なお客様になるかもしれないから。
[本気でない軽い口調で聞く]
俺は瑞原。
名前出せばちょっとは得する、かもな。
[お茶の一杯も出る、かもしれない]
(144) 2012/04/30(月) 23:09:03[駅前公園 ベンチ]
―駅前公園―
美術は不得意なもんで。
[立ち上がったところで、肩を竦めて苦笑う。>>139
その間に曲が終わった。有名な男性グループが歌う、少し前に流行っていたJ-POP。
次の曲が始まる前に、機械の電源を切ってイヤホンを外した]
変わった名前。ロッカって、外国人?
[零れた名前を何となしに拾い。
足の爪先で地面を叩いて、踏んでいた靴の踵を整える]
(145) 2012/04/30(月) 23:12:10[駅前公園]
[思いの外真剣な悩みだったようで、これは気の利いたことのひとつも答えなければならないかと頭の中で言葉をこねくり回してみたものの、
諦めた。]
こればっかりは相性とかタイミングとかじゃないかなー。
今は結婚とか考えられない、ってのじゃないんなら会ってみてもいいんじゃないかしら。
[当たり障りない、けれど本心ではある。]
元気元気。
風音荘のことが気になってしょうがないみたい。
今にも病院抜け出してきそうよ。
[さきほどの祖母の様子を思い返して、話す声も笑に震える。]
また時間のある時にでもよってよ。
おばあちゃんよろこぶわ。
[風音荘は昔も今もちょっとした学生のたまり場である。
自分はさほど居合わせたわけではないけれど、友人を訪ねてわりかし顔を出していたというのは聞いている。]
(146) 2012/04/30(月) 23:13:10[商店街]
─ 海辺の道 ─
良かった。
[さっき別れた六花にこの光景を目撃されてる>>138とは気付かず。
レポート用紙を受け取ってもらえたのと、鬼龍院の名を聞いても態度の変わらない様子>>142に安心して頬が綻んだ。
が、お返しと言われると慌てて手を振って。]
あ、いえそんな、いーですそんな!
それ新品じゃないし使いかけだし、安いのだしっ
(147) 2012/04/30(月) 23:13:36[海辺の道]
今はおばあちゃんいないけど、お茶ぐらいごちそうするし。
[たいしたことは話せないけれど、わずかばかりの経験談でも聞きたいならと、そんなふうに付け加えて。]
そろそろ帰って夕飯の支度しなきゃ。
それじゃ、薬はお願いね。
[ひらひらと手をふりつつその場を後にした。]
(148) 2012/04/30(月) 23:14:16[商店街]
会社員 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/04/30(月) 23:14:43
[吹きつける海風は、少し遠くで発せられた声も彼女に届けたか。
聴き覚えのある声に顔を上げると、声をあげた。]
ロッカちゃーん。
[笑みを浮かべながら、ゆっくりと大きく手を振る。
街に育った者同士で歳も近く、幼い頃から共通の思い出も多かったりする。]
(149) 2012/04/30(月) 23:17:04[海辺]
―駅前公園―
はは、じゃあ覚えとこ。瑞原サンね。
オレは貘原っす。
[軽い口調でこちらも名乗り返した]
ま、あんま期待はしないでほしーけど。
[笑いながら言って。
じゃあ、とその場から歩き出す]
(150) 2012/04/30(月) 23:18:36[駅前公園]
時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(04/30 23:18)
チカノは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/04/30(月) 23:19:31
― 公園 ―
[いつもの公園には、いつものように、人々が集まっている。コツコツとステッキを鳴らしながら、職人は、いつものベンチに足を向けた]
(151) 2012/04/30(月) 23:22:50
─ 海辺の道 ─
[六花の視線>>138には、こちらも気づかず。
表情の変化に>>147、素直だねぇ、とかのーんびり考えながら]
いや、そーはいかないって、タダもらうわけにもいかねーし。
……そーだ、甘い物、好きかな?
(152) 2012/04/30(月) 23:25:33[海辺の道]
チカノちゃん。
今日は、海で遊ぶには良い日――?
[聞き慣れた声に顔綻ばせ、同じように片手を振る。
やや間延びしたのんびりとした声は、彼女にもまた馴染みがあるものだろう。]
ふふ、実はね。少し見蕩れてた。
[砂に足を取られぬよう近付きながら、チカノに言う。]
(153) 2012/04/30(月) 23:27:42[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
え、で、でもっ。
[祐樹がこちらに対して何を思ったかは解るわけなく。
お返しが欲しくてあげた訳じゃないしお返しをもらう程のものでもなし、どうしようとわたわた継続中だったが。]
あまいもの、ですか?
それは、はい、好きですけど。
[唐突な質問に、きょとんとしながらこくりと頷いた。]
(154) 2012/04/30(月) 23:32:21[海辺の道]
[商店街から風音荘へと向かうその道すがら、ちょうど公園へと差し掛かった頃。]
・・・えっ?
[視界の端をたったかと、ウサギが駆けていったような?]
疲れてるのかしら?
[思わず立ち止まったその足を、再び動かしだそうと、**]
(155) 2012/04/30(月) 23:34:29[駅前公園]
お針子 ビセが接続メモを更新しました。(04/30 23:35)
うーん……。
まぁ、会ってみないことには是も非も出せねぇのは確かだけど。
既に親が乗り気だからなぁ。
…もうちっと考える。
[見合いを望む理由も拒否する理由も無いために悩んでるというか。流されて受けるのもなぁ、と言う反骨心があったりするために悩んでいるというのが正しいのかもしれない。
飛鳥の祖母の話>>146を聞くと、安堵した表情になり]
元気なら良かった。
でも病院出て来るのはちゃんと治療してからにして欲しいぜ。
[抜け出してきそうと言う話に肩を揺らした]
そうだな、時間作ってそのうち行くよ。
あいつらも呼び出して行くかなー。
[昔、風音荘に住んでいた学友達。今では仕事をしている人が多いだろうが、それを理由に呼び出すのも悪くないと考える]
(156) 2012/04/30(月) 23:36:12[駅前商店街]
ばぁちゃん居ない間は飛鳥さんが代わりに居るんだな。
じゃ薬持って行った時にでもご馳走になるかね。
[忘れないように頭の片隅に要望の薬を留め置いて。手を振り去り行く飛鳥>>148に、同じように手を振り返した]
焦げ料理とか作んなよー。
またな。
[からかうように笑いながら言葉を向け、自分も店へ向けて歩き出した]
(157) 2012/04/30(月) 23:36:17[駅前商店街]
─ 海辺の道 ─
[唐突な質問は、逆に落ち着き呼び込めたのか。
頷いての肯定>>154に、よし、と頷いて]
んじゃ、お近づきの印に、お一つどーぞ。
[笑いながら、先に貢からもらった柏餅の紙袋の口を開けて差し出す]
お互いさんに、お近づきの印交換。
それなら、いいっしょ?
(158) 2012/04/30(月) 23:39:06[海辺の道]
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