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>>162
手のひらにマジックペンで書いておきます?
わたくしは…これをしるしがわりにしておきますわ。
[ペンダントクロックに、線香花火の紙縒りで作った輪をくぐらせている。]
>>166
最後の一人って…61時間後に、全員が戻れるということではありませんの?
さすがにたった一人残されることは考えたくないですわ…。
あら?カップ麺は、六年もちませんの?
…半年程度…なのかしら?
[賞味期限を確認している。]
うーん、6年も持ちそうなものってなかなか難しいね。
[諦めてポケットから銀色の小箱を取り出すと、マジックで『おぼえてろー』と書きなぐってカップ麺の横に置いた]
>>169
それは残念ですわね。
でもニーナさんが見つけられたのですから、メイさんもきっと見つかりますわ。
[結構酷いことをさらりと口にして。]
グラタン、美味しいですわ。温まりますわね。
>>170
あら?それは何かしら?
覚えてろとは穏やかではありませんわね。
>>172
レトルトカレーも、そこまでもたないのですわね。保存食としてはそれほど優秀というわけでもないのかしら。
[カレーの賞味期限もチェック。]
あら、そのまま埋めると、紙は水分を吸ってしまいますわね。密閉瓶がどこかにあったかしら?そこに除湿材を入れて…。
[厨房の中から、瓶とお菓子に入っていたらしき除湿剤をもってくる。]
この程度で六年もちますかしら?
>>173
なるほど、それはちょうど良いですわね。
しゃぼん玉セットも入れてみようかしら…。カラーボールも。
>>174
曲者ですの?でも蹴りがない分、身体の丈夫さまで考えずに済みますわ。青虫問題も。
>>176
そもそも、何に詰めて埋めますの?
あのタイムカプセルは壊れてましたわよね?
埋める場所は、あのタイムカプセルと同じ場所…は、よろしくないしら?
…あら?タイムカプセルを埋めたのは卒業式の日でしたわよね?もう埋まっているのかしら?
[昨日もそもそと昼に起きてから学校の外へと足を向けた。ここへ着てから皆一度家へ行ったようだが自分はまだ行ってなくて。皆より遠い位置にあったために面倒だと考えていたのだが、やはり興味は湧き、徒歩で家へと向かう]
[目の前に広がるのはごく普通の家。ドアに手をかければすんなり開いて。軋むドアの音と共に中へと入る。思わず「ただいま」と口を突いて出たが、返ってくる返事は無く。居間やキッチンを覗いてから2階へと上がった]
…俺の部屋…。
[自然と足を向けたのはかつての自分の部屋。ドアを開けてまず目に入ってくるのは若干散らかっている勉強机。左に目を向ければ部屋の隅に置かれている本棚が目に入り。漫画や野球に関する雑誌が並べられている。その横の壁には大好きだった野球選手のポスター。自分はこの人に憧れ目標にしていたのだ]
…懐かしいな。
今もまだそのままなんかねぇ…?
[しばらく家には帰っていない。今も部屋はこの部屋のように昔のままなのだろうか。部屋の右側に置いてあるベッドに腰掛け、部屋の中を見回す。ベッド側の壁にもポスター、天井にもポスター。もちろん野球選手のものだが、まるでミーハーな女性の部屋のようだと自嘲気味に笑う。ふと机の横に視線をやれば、高校のとき使っていたグローブとバット、そして、ボール]
…今更だが、ホント俺って野球馬鹿だったんだな。
……やりてぇなぁ、野球……。
[ベッドに寝転がり、ボールを天井に掲げて眺める。思い出されるのは楽しげに野球をしている少年時代。小学校、中学校、高校、ずっと続けて夢に向かい羽ばたいて──翼はもがれた。左目を失ってからしばらくは絶望ばかりだった。夢に向かえず、痛みに打ちひしがれ、傍に居た人は去っていった。続けて思い出された記憶に眉を顰め、瞳を閉じた]
[再び目を開けたのは何時間経った後だろうか。窓の外を覗き見れば日は地平線から既に顔を覗かせ街を照らしている]
……げ。
昨日ここ着たのって昼だよな。
あれからずっと寝てたのか?
[飯も食わずにこんこんと眠り続けていたらしい。久しぶりに家に戻ったと言う安堵感でもあったのだろうか。ベッドから起き上がり部屋を後にする前に机に向き直り]
…片目は無くしたが俺はまだ諦めねぇ。
必ずまた野球やれるようになってみせる。
[過去の自分に誓うように呟き。ボールを手に取ればそのまま部屋を、家を後にする。日の光を浴びながらゆっくりと学校へと戻って行った]
[そのまま食堂へと踏み入り、何か食うものはないかと厨房へ。しかし料理は大して出来ず。冷蔵庫を覗き込みあれこれ考えて引っ張り出したのは食パンとトマトやレタス、ハムにチーズ、卵]
ま、サンドイッチくらいなら何とかなるよな。
[鍋に水を張ってコンロにかけ、塩一つまみ入れてから卵をいくつか投入。茹で上がるまでに野菜やハムを食べやすいようにスライスして。塊であったチーズも悪戦苦闘しながらスライス。卵が茹で上がれば殻を剥いて包丁で細かく刻み、ボウルに入れてマヨネーズと和える。それらの材料を適当に組み合わせながらパンに挟んで、対角線上に切った]
こんなもんか。
味は……まぁ多分大丈夫だろ。
[多めに作ったサンドイッチの皿をテーブルへと運び、牛乳も持ってきて食べ始めた]
[起きて身支度をして階下に向かうと、食事を取るクインジーの姿が。]
おはようございますクインジーさん。昨日は姿が見えませんでしたわね。
そうそう、ギルバートさんとニーナさんがお付き合いをしているのだそうですわ!
[いそいそと近寄り、我が事のように嬉しそうに報告する。
食堂内に置いたままにしていた籠からカップ焼きそばを選ぶと、時計とにらめっこをしながら作ってきて、テーブルについて食べだす。]
あら、これはなかなか…。初めて食べるのに何だか懐かしい味。
[クインジーが作ったサンドイッチも貰いつつ、ラッセルのタイムカプセルの話もする。]
[食堂にやってきたシャーロットに気付けば片手を挙げて挨拶し]
よぅシャル。
昨日ちと家に行っててな。
気付いたら寝ちまってそのまま今日までぐっすり。
さっき帰って来たとこ。
ってギルとニーナが?
そりゃまた、祝ってやらんとならんかね。
[報告を聞いてくつくつと笑い]
あー、あれじゃね?
文化祭で屋台焼きそば食ったりしなかったか?
俺ら出店出したんだよなー。
[そもそも焼きそばを食べたことがあるかまでは知らないが。ラッセルの話を聞けば「へぇ」と声を漏らし]
面白そうだな。ここの時間と向こうの時間が繋がってるのかどうか。
それが分かるかもしんねぇ。
プロポーズの言葉は、カップ麺に書いてタイムカプセルに入れるそうですわ。カプセルが向こうの世界に届かなかったら、無かったことになるのかしら?
[ふふふと笑って。]
文化祭の焼きそば、そう言えばいただいたかもしれませんわ。あの時は忙しすぎて、まともに食事を取る暇が無かったから…。生徒会の誰かが差し入れしてくれたような。
でも書類を見ながら食べたと思うから、記憶も味もあまり無かったのね。
[行儀の悪い食べ方をしたわ、と呟き。]
卒業式に埋めたタイムカプセルは、今掘ったら見つかるのかしら?
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