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そんな事言われて信用できるかよ。
…俺の日記には、
此処で俺が殺されるって出たからな。
[ギリ、と、力を込めてネギヤとマシロを見て。
ポールをぎり、と、前に構えた。
怪我をしている手は、添えるだけ]
[11thの得物はやっかいだ。
だから1stを狙う算段をかんがえていたわけだけれど]
……どーしたもんかなあ。
[すこし眉を寄せて11thの動向を見ている]
[>>235 ゼンジさんの言うことは、難しくてよく分からない。でも、顔が逸らされるのは何か、抱えるものがあるかのように見えて。
私は、精一杯考える。]
私だけじゃない。生き残ったみんなが、受け止めるものだと、思う。
その為にも、私は、重さとか、辛さとか、そういうのを知っておきたい、です。……ゼンジさんの分も。
ゼンジさんだって、一人で受け止めるわけじゃない、ですよね。
[たどたどしい自分の敬語に少し眉を寄せて、私は唸る。私の考えていることが何処まで伝わっているかは分からないけど、少しでも多く伝えようとする。
知る為に。知ってもらう為に。]
人間は前に進むもんだ、っておばあちゃんは言ってました。
だから、私は立ち戻らないです。
……ゼンジさんは、私の守りたいものを聞いて、どうしたいんですか?
いつ、の話なんだ?
それは、今、じゃないんだろ?
[今、だったらそもそも回避する為に、わざわざここに姿を見せる理由がない]
まぁ、おいらには11thを――よほど女優でもない限りは鬼ではないだろうソラを殺す理由が全くない。
なので戦う意思も正直ない。
[足で杖をソラの方に転がす。
同行をちゃんと見ているのならば。他に武器らしいものを何一つ太った男が用意していないのもソラには筒抜けだろう]
……そう。
[「あんだけ苦しい思い」。
その一言に、失ったもの、失ったこと、
すべて集約されていると思えて。
言葉もなく、首元をなぞる10thを見上げる。
そういえば神の座ではおおむねこっちが見下ろす形になっていたから、
今の立ち位置は新鮮である]
[セイジのきっぱりした返答に、
けらっと楽しそうに笑った後――
距離を一歩詰める。
伏せた眼差しの下に入り込んで、
見上げる角度は先程よりも深いもの]
じゃあ、なんのため?
自分のため?
それならそれでいーんだぜっ。
気が軽くなる、ってやつだろー。
セイジのにーちゃんがどうしてーのか、
オレ様よくわかんねーや。
このせかいのかみさまに期待しなくたっていーじゃん。
あたらしいかみさまが、やさしけりゃいーんだろ。
そういうこと。
もちろん見守らずにさっさと……成仏?
それをするって手も、ある。
[つまりは選択肢は3つ、と、
立てていた指の数を三本に増やす。
決まらないようなら一本ずつ減らしてカウントダウンとするつもりだったが、
答えはすぐに決まった]
話が早い。
……はぁ、貴方が死ぬのは実に惜しいんだけど、
この状況実に私得で――…見事な二律背反じゃないのこれ。
[左手を口元に当て、
呼吸する動きでオーバーに肩を上下させてから]
ええい、ともかく悪くないという意味よ。
では、貴方を神の座まで、連れていくよ。
[そのまま自らの右手を、10thの右手に重ねた]
―――【Per aspera ad astra.】
[困難を通じて星々へ。
そんな意味を持つ成句を唱える]
[ほんの一瞬の間に、10thの霊体は、
ゲーム開始前に立っていた、10番目の柱へと転移する。
そこから見える景色は、無数の場面が映し出されていることを覗いて、
開始前とはほぼ変わらない]
初期地点はそこだけど、
自由に動けるから。
[一方彼女は中央部に転移。
いつの間に出現していた白いテーブルに片手を添えながら、告げた]
気分がよければお茶でも。
最高級の茉莉花茶でおもてなししてあげるよ。**
だから違うって……。
[振り返ってもう一度言う。少し眉を寄せた。
1Fで会った時とセイジの様子が違う。]
どうしたんだ?
[足を止めた。]
今、だよ。
時間ねぇって言ったろ。
[回避するという思考はソラには無い。
ぶつかってぶち破るだけだ。
そして何かを変える為に、
要素として無かった騎士を連れてきた。
12thに闘う意志が無いと見て、
視線は自然とマシロに留められた。
あちらか、と、小さく呟く]
[守りたいものを問うゼンジさんに、私は逆に問い掛ける。
私は、選んでもらう立場ではない。その為の問いならば、答えないつもりで。
でも、視線が流れればそれを追い、私はようやくそこに、7番さんの遺体があることに気付いた。
傷一つないそれは、死んでいると知らなければ、眠っているかのようで。]
…………。
[黙祷、と呼ばれるものは、おばあちゃんと見たドラマで何度か見たことがある。昔の、祈りのスタイルだ。
ドラマで見たのを模して、黙祷を捧げる。
店の向こう、通りからはお客さんが行き交う声が、微かに聞こえていた。**]
/*
うわああああ表記ゆれがあああああ
そして結局勝手に動くまでに時間がかかった小間使いである
向こうオフったからってのんびりかまえすぎだろおおおお
茉莉花=ローズマリー
ま、うん、そゆこと
[ソラの言葉は、自分の予想とは
少し違っていて]
(だったら……いや。
『だから』ここに来たんだ)
[死を回避する。決着をつける。
未来を変える――
今はただ、その姿を*見つめる*]
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