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[クラッカーの音が鳴るたび、
どくり、どくりと
手で抑えた傷穴から血が出るのが判る。
耳はまだ正常に機能しているようだ、と
認識しつつ、ずるりずるりと
床を、ゆっくりと移動する。
―――2ndから、離れる方向へ。]
[>>316 ソラさんの叫び声がする。
>>319 カノウくんが、名前を呼ぶ。
私は、止まらない。
仲間が、出来ることをしているのだから、ここで止まるなんて、出来ない。
ネギヤさんの身体にぼすんとぶつかるようにして、手にしていた包丁が何かを刺した。
がつ、という鈍い感触は、肉ではない、何か硬いもの。
>>336 驚いたようなネギヤさんの声と、傾ぐ身体に、刺したものがネギヤさんの日記であると「思いこんだ」]
………だって私、決めたから。
ちゃんと、全部背負う、って。
[大きな身体が、うつ伏せに倒れるのに合わせて、包丁からタブレットが抜ける。
私は、うつ伏せの身体の首筋に、包丁を宛がう為に屈もうとする。]
[そもそも自分のしていることの
意味が分からなかった。
どちらかが死ねば、
その分自分の生き残る確率もあがるというのに。
2人はどうしただろうか。
少なくとも、ソラは戦わない方を選んだようだが
マシロはまだやる気だろうか。
しかしそんなのとは無関係に]
今日はもう――解散!
[感情が高ぶったまま、高らかに謎の宣言をする]
[目が、霞む。
闘う意志が無くなったわけではない。
ただ、痛みと熱で相手が見えない。
伸ばした手が落としたポールに触れた。
ぐ、と握るけれど、それは血でぬるりと滑る]
/*
伝わってないな…
日記が潰れたら死ぬんだって…
だから死んでる人を2度刺すなんてクルミまじ残酷なんだって…
伝わってないな…悲しいくらいに。まぁいいや。
/*
止めはさしてもらえない
なら
ひとりで死ぬぺきか
しかしネギヤさんも死にそう
で
随分と悩んでいる
まぁ アレです
俺死にたい過ぎた自覚はある
だって!!!
クルミとヨシアキはふたりぼっちにしておいていくべきだろここ!!!!!
と、思った…んだ…
あと鬼側村人の俺死ぬべきかと…思って…にじにじ
[
日記を壊されたものは死ぬ。
その言葉通り―― かがみこむクルミに反射の挙動なく、静かに横たわっていた
]
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