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敵ね、…
あんたが死んだら、
俺が狙われる可能性が上がるからな。
[誰かの行動を知れる事は、メリットもあるが
人が多い段階ではデメリットも生じると
少し、先を読んだひと言を伝え]
じゃ、俺はちょっと 買い物あるんで。
[そう2人に言えば、アウトドア商品が売っている
店員のいない暗い店内へと足を運ぼうと]
7thだろう、
こちらからは見ていない。
あの時向こうは僕を見つけたはずだが、それきりだ。
多分逃げたんだろうな……。
[接触回避されてるだけなら当面問題はない。
こちらの駄々漏れを利用されるとなれば厄介ではあるが]
どういたしまして。
気が晴れたなら何より、だが……
あまり動いてさないやつがいるということか。
ある意味、賢いのかも知れないが。
[余り歓迎はしていないといった口調で、肩を竦めた。]
…俺が死んだら、狙われ…?
[殺したと思われて、ということだろうか、と
低いINTで考えつ、男を見送る。
手を出す事は、今は、しない。
その背が消えてから日記を慌てて捲った。
12thは既に離れており、近くにいないようで
寄ってきたクルミの肩へ手を伸ばし]
クルミ、大丈夫か?
[日記を仕舞いながら気遣い気な声をかける]
…、大人は信じられない。
騙すやつばっかりだ。
優しい顔して。
傲慢を隠して。
自分が世界のすべてだって鷹揚に主張しながら、
のんきに権力を振りかざすんだっ。
[ぎゅっと一度唇を強く噤む]
オレ様の世界は、オトナを拒絶した世界なんだ。
子供たちだけの安全な世界。
…でも、
この状況で、ひとりじゃ無理だってことくらい、
オレ様にだって分かる。
生き残るっ。
[其の声は、確かに、強く]
そのために手を組むなら…
なんにも知らない奴より、アンタたちの方がいい。
“鬼”という利害の一致もあるけどさっ。
あ。0thは…――
さっき4Fで見たぜっ。
なんか、12thから逃げてたっぽかったけど…。
下に降りてったけど、どこまで行ったかはわかんねーや。
[さくさく他と手を組んでいる二人に、
すげー…、と内心感心しながら。
自分が知り得る限りのささやかな情報を、伝えた]
[2人が追ってこない事を確認してから、
ひとつ大きな欠伸をした後、歩き出す。
各種スポーツの売り場を見ていい武器がないか探しつつ、目当てのアウトドア、キャンプ用品が売っている場所を探す。]
家族ってのは、やっぱ
どこの世界でも絵になるね。
[何も言わないマネキンにそんな事を言いつつ
シュラフを一個勝手に拝借してからテントに潜り込む。]
[テントの中で、鞄からタブレットを取り出す。
自分の日記はこの大きさが不利な点だと思いつつ、
増えまくっていたスケジュールを確認していく。
すると、翌日の朝の日付で
「**時 店員に起こされる」という未来を見れば
シュラフを布団がわりに掛けて横になった。
それから、何かスケジュールに変化があれば
音が鳴るように設定した後、タブレットをしまった。**]
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