97 未来日記〜Survival game〜
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[デンゴの告白を確かめたのは、
マシロやフユキと離れてから…。
そして、その内容に男は、微か眉を寄せた。
でも、その次には返信を。]
デンゴくん、
じゃ、今は……。
大人をどう思いますか?
(*55) 2012/11/08(木) 07:59:29
私は貴方の世界を否定はしません。
でも、肯定もしません。
ただ、確かなことがあります。
[そのあとは、重い沈黙ののちに…。]
貴方の世界が、
大人との共存が、
もう、あってはならない、レベルなのであれば……。
デンゴくん、貴方は、ここで
一人で生き残る……ことが、
デンゴくんと、デンゴくんの世界が
そのまま持続する、
方法、なのかもと……。
(*56) 2012/11/08(木) 08:02:02
ただ、そういう貴方の世界を変えて持続させるために、
貴方がここにきたのかもしれない。
私たちと一緒に貴方が生き残る選択をするのならば、
貴方の世界は貴方が生きて残ったあと、
夢の国ではなくなるでしょう。
[世界から選ばれた鏡が、
大人と共存することを覚えたなら、
それがその世界の真実になると。]
(*57) 2012/11/08(木) 08:03:43
ここからは、デンゴくんの選択です。
夢の国のために、
カノウさんや私はもちろん、
大人と呼ばれる者を切り捨てるか。それとも…。
(*58) 2012/11/08(木) 08:11:05
君の思う、大人の仲間と一緒に、
夢の国を変えるか……。
[そして、扇子を閉じる。**]
(*59) 2012/11/08(木) 08:11:56
[そして、扇子を閉じたあと、
長くためいきをついて……。]
私という存在は、
誰かのための、意味。
青い照明は、なくても、生きていけるけれど、
あることにより、
存在は浮かび上がる…。
[そして、いずこかにと歩き出す。**]
(195) 2012/11/08(木) 08:14:31[3F・いずれに動かしも可]
デンゴくんのところに行かないと
[そう漏らしながら*]
(196) 2012/11/08(木) 09:54:29[3F・いずれに動かしも可]
[扇子に浮かんだ未来は、
『2ndと9thに殺される』]
(197) 2012/11/08(木) 10:01:03[3F・いずれに動かしも可]
んー………そっか。
[否定的な言葉は寂しいけれど、頷くしか出来なかった。
私には、コハルちゃんの考えを否定するなんて出来なかったから。
>>169 コハルちゃんが頷く声は、何かの決意を秘めているような気がした。
それが何か、聞くことはせずに、私は一緒に笑う。
私の世界で、友達と一緒に、笑うみたいに。]
(198) 2012/11/08(木) 11:02:03[2階]
[でも、私の笑い声は>>177 デンゴくんの声が聞こえて、止まる。
その言葉が、私達の会話の内容を問うものなら、その答えは私が言って良いものではない気がして、コハルちゃんを見る。
私は頭の片隅で、別のことを考えていた。
それは、消去法。
2番の子は、違う。ちょっとだけ会った5番の人も、きっと違う。8番さんも、違うだろう。
だとすれば、どちらかが、――――。
私は、その答えを求めるように自分の端末を見る。
そこにあったのは、>>196 ゼンジさんがデンゴくんに会いに来る、という未来だった。]
(199) 2012/11/08(木) 11:10:10[2階]
3rd クルミが接続メモを更新しました。(11/08 11:10)
……そう、
望むものがたくさんあるのは、
きっといいことなんだろうな。
何もしないのにそう思うのは、我儘だと思うけど……、
その為に足掻くだけ足掻くのなら、そんなふうには思わない。
[返される言葉を否定はせずに、聞いている。
手を伸ばして掴む為には、別の手を離さなくてはいけないこともある。
そんなことはきっとわかっているだろう。
自分は彼のそういう場所にしかいられない気がした]
………、動いたらまた開く。
[>>189 感嘆には脅しのように口にして、
ちゃんと自分で上から抑えていろと手を引っ張った]
(200) 2012/11/08(木) 12:30:30[階段2→3踊り場]
[嬉しそうな微笑みに、
そのまま笑みを返すには周りの雑音が多すぎる。
この場でなければ、この場であれば。
1st彼自身には、何も思うところなど、ないのに。
敵を知らずに、ただ敵として殺したきた中にも、
こんな出会いの可能性はあったのかもしれない。
少しその目元は和らいだけれど、
確かに彼とその瞬間は柔らかなものが交わったけれど、その後静かに目蓋は伏せられて。
沈黙の穴埋めのように>>194伝えることをひとつ伝えた。もうひとつ、言っておくべきことがある]
(201) 2012/11/08(木) 12:31:58[階段2→3踊り場]
……下行くか。
痛み止め、飲んでおけばいい。
[立ち上がるのに、肩と手を貸してやる。
そのまま、しばらくは付き添うことになるだろう。
1stの世界がどのようなものなのか。
彼の世界にはどんな綺麗なものがあるのか。
そんな他愛もない話を、聞いてみたかった]
(202) 2012/11/08(木) 12:35:01[階段2→3踊り場]
[だから、こんな話を告げるのはきっと最後だ。
別れる間際に引き止めひたと視線を捉えて、
静かに語る言葉は――]
……ひとつ、だけ。
僕が誰かを殺しにいくとしたら、それはきっと3rdだ。
……僕は彼女に、神になってもらいたくない。
守るべきものが無いなら死ねばいいとか、
1stが悲しむから4thを生かすとか、
お前はあの言葉をきいて、何も思わなかった?
………何か言うべきだとも、思わなかった?
[向ける双眸はゆらぎのない静謐なものだ。
ただ、静かに問いかけるだけの言葉。
殺すという意志は、感情とはまるで別にある。]
(203) 2012/11/08(木) 12:50:58[階段2→3踊り場]
止めたければ、止めてもいいよ。
……殺してでも。
[それだけ告げて立ち去る*]
(204) 2012/11/08(木) 12:51:36[階段2→3踊り場]
2nd マシロが接続メモを更新しました。(11/08 14:01)
[長い告白と…そしてゼンジからの返答を見たのは、
コハルたちに声を掛ける前のこと。
カボチャがケタケタ嗤う。
今まで隠しごとで満たしていた心の何処かが、
喋ってしまった分、からっぽになってしまって。
空虚さを持て余すように絵日記をぼんやり見つめていた。
其処に。
ゼンジからの問いかけ>>*55が、浮かぶ]
(*60) 2012/11/08(木) 14:03:15
………… 今は、
[そのまま口籠ってしまう。
…嫌いだろうか?
静かに世界の鏡を見透かす彼を。
真っ直ぐ大事なものに手を差し伸べる彼を。
殺させないと言った彼を。
あったかい手のひらの彼女を。
守るために命を賭した彼女を。
…生き延びるために手を汚した彼女を。
自分は、今、嫌いだろうか?]
(*61) 2012/11/08(木) 14:04:06
……――、 オトナが一人でも残ってると、駄目だって。
世界が、完成しないって。
子供だけの世界じゃなくなるから…。
壊れるって。
あの時は、そうだったんだ。
[ひくりと肩を震わせる。
…矛盾を抱えたら、現実を直視しなきゃいけないから。
世界の法則に綻びができるから。
戸惑っても。悩んでも。
一人の例外も駄目だった。だから……、…]
(*62) 2012/11/08(木) 14:04:39
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