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[皆が起き始め――完全に起きてからも、机の上の枕に右頬を埋め、ぐっすりと眠り込んでいたが、説明が始まる前。
武装した男が一人近付き、枕を引き抜いたので、頭を机にがんとぶつけ]
ふんぎゃ!!
[飛び起きて頭を押さえる。それから枕を抱き締め、眠そうに事務的な説明を聞いていた]
殺し合い? 何それ。
僕は寝たいんだけど……
[そんな事を呟いた頃、丁度呼ばれたアンが何かを呟き――その首輪が、爆発した]
……
[散る赤と首輪の破片、アンの破片。倒れゆく姿を少しだけ見開いた目で見、それからじっと順番を待った。...が呼ばれるのは、終盤なはずで]
[やがて順番が来た時には、教室内には他の生徒の姿はなく。ゆら、と立ち上がり]
そういや僕、出席番号最後だったよ……
[寝ぼけ眼で袋を渡され、教室を後にする。枕はやはり小脇に抱え]
もう皆遠く行ってるかな……
待ち伏せとかされてたら嫌だなあ。
[建物を出て、まず袋の中身を覗き込む。説明書のようなもの、水、携帯電話、懐中電灯、そして[ウージー9ミリサブマシンガン]]
……何これ。銃?
[引き上げてみるとずしりと重い。4kgくらいあるだろうか。長さは50cmないくらい。片手で扱うのは辛そうだ。
弾丸はもう入れられているようで、加えて予備の弾丸入りのベルトが{6}つ、それぞれ20発。小さな使用説明の紙もあった]
……これ持ったら……
枕が、持てないよ……
うー、……うー。
どうしよう。
[説明は一応読んでから、銃と枕を交互に見て、唸る。悩む。撃つべきか寝るべきか、それが問題だ――とでも言いたげに]
……うっ。
[しばらくして、涙を呑んで枕を袋にしまった。懐中電灯を上着のポケットに突っ込み、携帯電話を確認して]
この携帯、通話とメールと……
なんかできるんだね。何だろ、これ。
[首を傾げつつ、試しに[学生 ムカイ]にメールでもしてみようかな、と思い]
……ですよねー。……
眠い。寝たいけど……
寝込みを襲われたらやだな……
[携帯を上着のもう片方のポケットにしまい、眠たげにその場を離れる。程無くしてどこかの茂みに入り、一応片手に銃を構えつつ、ぼーっと説明書を*読み始め*]
反則はない……なんでもあり。
陣営が三つあり……勝利条件が違う。
デイパック……各自支給。
[ぽつりぽつりと、呟いて]
全員が……じゃあ、もうあれかな。
廃校には戻れない。
六時間のラウンドごとに誰かが死ぬ。
お楽しみボックス……人数分。
ロックは携帯で……一個ずつ……
死者名がメールで……
投票……
[そこでふと、首を傾げ]
因縁システム……?
あれ、確か。
[携帯を確認する。それらしい機能が付いていた。陣営は、紫らしい]
紫。……紅白合戦に、紫。
まあいいけど……
誰かと誰かを運命共同体に……
片方が死亡するともう片方も死亡する。
……運命を握る、感じは……
悪くないけど、運命共同体が死ぬと……僕は負けになってしまう、か。
……、誰にしようかなあ。
[*考えている*]
[ふと、気が付いたように]
あれ? 違う、かも……
共同体の生死は僕の勝敗には関係ない、のかな。
うん。多分、そうだ。
[そしてふぁあとあくびをし]
……そうだったら、誰にしてもいい……かなあ。
[だるだると、因縁システムを「ランダム」に設定して*みた*]
……は。
[説明書を読むうちに微睡んでいた。袖で涎を拭い、周囲を一望してから、携帯を取り出して時刻を確認し]
そんなにたってない……ね。
? あれ。
メールきてる。ヨシアキから?
何だろ。……シンヤ宛だ。間違いメールだね。
[まさか全員送信の大ミスだとは思わず。ぽちぽちとキーを打ち]
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