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[宿舎に到着し、マシロに子供用の着物を手渡されると、にっこりと微笑んだ。]
うー…
[一生懸命着ようとするが、体にはサイズが合わず、悪戦苦闘している。]
[ゼンジに手渡された浴衣に袖を通す。サイズはぴったりで]
…にあう?
[にっこりと微笑み、両手を上げて自分の着ている浴衣を見下ろしている。宿舎の外へと散歩に出かける少年の背中に、興味深げな視線を向けた]
[上着を貸してくれた男に声をかけられると、手にした上着を手渡し]
ありがと…
[ぺこりとお辞儀をする。宿舎の外に出ると、出て行く舟を眺めていた。外の風が*心地よかった*]
[しばらく外の空気に触れた後、足元の猫と共に宿舎へと入る。目の前にお茶を置かれるが、1杯10万円と聞いて、悲しそうに目を伏せた]
…ひと?
[袋に詰め込まれる藁人形を、不思議そうに眺めている。]
[松明の明かりをぼおっと見つめていたが、]
はな、び?
[その単語を聞くと、何か思い出したのだろうか、きらきら目を輝かせた。やがてカルメ焼きの香りに、鼻をひとつ動かす。]
[マシロが取り出した一口チョコに気づくと、その行方をじーっと見つめていた。]
にあぅ?
[プレーチェに浴衣姿を褒められると、嬉しそうな笑顔を浮かべた。はしゃぐように彼女の周囲をぐるぐると回りはじめる。足がもつれ、派手な音を立ててすっ転んだ。]
うぅ…
[涙目で起き上がる。プレーチェの頬に涙の跡を見つけると、舐めようと顔を近づける。また怖がられたり、叫ばれたかも*しれない*]
くび…
[首にネギを巻くという不思議。両手を首に手を当ててみる。]
[不意にハリセンで叩かれた頭が痛み出して、両手で抑えた。また涙目。]
[空を見上げた。満月に、月ふたつ。空に向かって両手を伸ばすが、月には届かない。]
うぅー…
[ぴょこりとジャンプ。小さな体では、やっぱり月には届かなかった。]
[突然、打ち上げ花火の音が耳に入る。]
ぴゃー!
[思わず両手で耳を押さえて、涙目。エビコに頭を撫でられると、目を猫のように細めて、返される手のひらを見やる。]
ささ、き?
[イマリの影に隠れた少女の姿に、首を傾げた。]
むり?
[グンジに窘められると、悲しそうに月を見上げる。打ち上げ花火が視界に広がった。]
[エビコが願い事を書いたという柱に向かって、てけてけと駆けていく。そこまでたどり着けば、柱を上から下までじーっと眺めている]
よめない…
[エビコの顔を涙目で見る。とても悲しそうだ。]
つきー!
[グンジの言葉に楽しそうに両手を高く掲げる。エビコに手渡された折り紙をじーっと見つめて、やがて指をぺろりと舐めると、その指で折り紙に何か文字をなぞるようにしてから、篝火へと駆けて行った。]
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