189 あおいろ幻歌
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……ん?
[下駄を鳴らして歩いた距離はどれほどか。
角に揺れる朝顔を眺めつつ、差し掛かった四辻で、駆けてくる人の姿>>1:124に気がついた]
……人?
ご老体のいってた子か、それとも……。
[未だ顔を見ていないもう一人か。
そんな事を考えながら、人影の方へと歩みを進める。
下駄に着流し、羽織引っ掛けた姿は、初見の相手には驚かれる事が多いのだが。
さて、今回の反応はどうなるやら。*]
(0) 2016/07/20(水) 00:30:45[海辺の街中]
更新時刻が07/21 00:30に設定されました。
[会釈してきたのは、まだ若い女。>>1
出で立ちからして学生──と、なれば、と。
思考が繋がるのは、早い]
あー……まあ、そーなるのかねぇ。
[名乗るより先、向けられた問いにさらりと返して]
えーと、もしかしなくても君、あれかな。
展望台のご老体……ウミさんが言ってた高校生さん。
[確かめるように問いを投げ、それから]
あ、俺は夏神善司ってぇの。
[軽い調子で名を名乗る。
なおこの男、態度の軽さと装いの差がありすぎる、という突っ込みは日常茶飯事的に受けているから。
そこを驚かれても笑って済ませる事が多々あった。**]
(3) 2016/07/20(水) 00:53:33[海辺の街中]
若旦那 ゼンジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 00:55:44
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/20 00:56)
[展望台に、という問い>>4に返すのは首肯、ひとつ]
澤初音くん、ね。
ん、俺もかわらんなぁ……そろそろ帰って仕事せにゃ、と思った矢先に波みたいもんに飲まれて、気がついたらこっちにいて。
で、謎な兎に無茶ぶりされたんだが。
[ぼやくような口調で、自分の状況を伝えた後]
いや、会ったのはウミさんと、君……君らだけだね。
[答える途中、訂正が入ったのはもう一人の姿>>9が見えたから]
(17) 2016/07/20(水) 07:53:46[海辺の街中]
ヤン・パオリンくん……ほうほう、留学生さんか。
俺は、夏神善司、まあ、よろしゅうに。
[初音の紹介>>8を受けて、改めて名乗り。
彼女の疑問にむぅ、と唸って緩く腕を組んだ]
何人、来てんだろ、ねぇ……。
[少なくとも、把握している限りではこれで五人。
後どれだけいるのか、という思考は違う方向へと伸びるけれど。
それを表に出す事はなく]
(18) 2016/07/20(水) 07:54:03[海辺の街中]
……へ?
誰か通った?
[周囲見回した初音の言葉>>12につられるように、そちらを見て]
少なくとも、兎じゃない……よな。
[あれは歩いてなかったし、と。
呟きながら、そちらに向けて目を凝らす。**]
(19) 2016/07/20(水) 07:54:17[海辺の街中]
若旦那 ゼンジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 07:55:40
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/20 07:56)
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/20 21:05)
[暑さが気にならないわけではないが、夏向きの仕立ての着流しのお陰で救われている部分は少なからずある。
ともあれ、示された影を見極める方に意識を向けていたから、初音の様子>>21にもすぐには気づけずに]
……て、お?
[は、と気付いた時には、その姿は離れ始めていて。>>25]
ちょ、ちょっと!?
一体どしたのっ!?
[呼びかける声は、届いていないのか。
突然の事への戸惑いが先に立ち、すぐには動けなかった]
(32) 2016/07/20(水) 21:32:52[海辺の街中]
……さてさて。
こりゃ、どーしたものか。
[初音の事も気になるが、聞こえてきた叫び>>30の方も気にかかる。
パオリンはどうしていたか。
いずれにせよ、動き出す前に彼女に投げるのは]
……ところで。
俺、ここに来てからずーっと誰かが歌ってんのが聴こえてるんだけど。
君も、きこえてたりする?
[ここに来てから、ちょっと気になっていた事を問う言葉。*]
(33) 2016/07/20(水) 21:33:08[海辺の街中]
若旦那 ゼンジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/20(水) 21:35:12
……はぃ?
[不意に聞こえた、馴染んだ呼び名。>>37
思わず惚けた声が出たのは許されろ、という所]
……ありゃま、モミちゃん。
ここにいる、って事は、君も兎被害者?
[その言い方自体はどうか、と思わなくもないが、ここまで来るとそう言っても許されるんじゃなかろうか。
そんな気分で問いを投げつつ、同時、これで六人、と脳内カウントを増やす。*]
(38) 2016/07/20(水) 22:18:02[海辺の街中]
[しかし、これ本格的にどうなんだ、と。
そんな事を思ったその時、視界の隅を白い影が過った]
……っ!
[てんてん、てんてん、と跳ねる兎。
立ち止まったそれが綴る言葉>>#1は、見事なまでに突っ込み所しかなくて]
いやまて、それで済ませていいんかい。
[自分もてきとーな事を言ってはよく突っ込みをもらっているが。
こいつ俺の事超えてないか? なんてちょっとだけ思ってしまったのは許されろ。
なんて思っている内に消えて行く兎に、は、と一つ、息が落ちた。*]
(47) 2016/07/20(水) 23:10:42[海辺の街中]
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