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アンタもあまり見たことなかたカ。
アレが性癖なら、ワタシ一生正常位だけで満足スルヨ。
[ケラケラと笑いながらそう言葉を吐き。
煙草を咥え、曇天の空に紫煙を吐く]
どんな予測ヨ?
そこまで言て終わる、無しネ。
お尻四つに割られたくなかたらちゃんと教えるイイヨ。
[絵本を愉しむ童のように、どこか無邪気な表情で
冗談っぽく言葉を返す]
[少女の死によって、少女に感じていた「可哀相」というものは消え融けて、疑問が音となる。]
何故……、選んだのだろう。
[少女の涙に触れていれば、何か感じ取れたのかもしれない。だがその機会は永遠に喪われた。]
……―――…
[足が止まる。先ゆくベルンハードとの距離が開いた。]
分からない……、少なくとも匂いは甘く感じた。
直ぐ、戻る。
[ベルンハードの背に声かけ、脇道に逸れようとした。]
――ノーマルが一番良いものさ。
[その一言だけは、冷やりとした真っ直ぐさを湛えていること、紫煙を吐く女が気付くかどうか。
すう、と一度息を吸う頃には、普段の声色を取り戻す。]
ここカラ北にある街から逃げテ来た奴の話ダ。
アル日、何ノ前触れも無く。数体ノ化け物が現れた。
そいつらハ特殊な能力ヲ持って、体のドコカニ奇妙なマークを付けていたラシイ。
そいつらハ、その街で数日、存分に暴れた後倒される事無クどこかヘト。
その後、仲間を大量ニ引き連れ戻リ、その街ヲ化け物ノ巣ニしたソウダ。
……状況、似てイルと、思わないカ?
/*
キャラの方向性が漸く決まったが。
大丈夫かこれ。
ぁぁんたんはアホの子だぞ。
こんな高度なキャラ付けしていいのか。
よし、襲撃こい!!←
それも言っ…
いや 何でもない
[面倒な相手等言う翼人へ言いかけてやめる。
漸く気が到り、腕で汗を拭い帽子を被り直す]
異能者?
――――…祭壇に、ああ
目隠し、ね
[――己の目の高さへ残る白いラインに触れ]
…殺すんだ
[>>92 マティアスの「すぐ戻る」は多分聞こえない。]
臭うんだ、甘い鳥の臭い。血が滴っている。
[屋上庭園への階段、といっても瓦礫の山だが、それを這うようにずるずる登り出す。]
あらら、冗談に乗かてくれないネ。
チェリーボーイだったらごめんなさいデスヨ。
[何処か冷やかな反応に気付きつつも
特段それに触れることは無く、あくまで冗談を重ねる]
ワタシ見たのは二体ね。
大量て程違うけど、アンタはアイツラが
北で暴れた連中と思うカ?
もしそうなら、ワタシ食いぶち無くなて困るネ。
アンタもワタシも路頭に迷うヨ。
…
[滲むどころでない激情を浮かべる其の人。
軽業師の男は、少し思案する間を置いて]
そこのぐらついてる羽根、
飛び回るに支障なく 固定してやれるけど
…お嬢ちゃん
ご自慢の羽根に シミをつける覚悟って
あるかな?
[脇道に逸れ、暫しうろうろと匂いの方向へ向かう。
何処に在るのかは分からない。少しずつ、近づき、]
――――――――…っ……
[何かに躓いて、転んだ。
その拍子に、其れも、砂塵の上を転がる。]
――いいわ。やりなさい。
既に一度傷を受けた身――
奴に報いを受けさせるためなら、汚れくらい。
[そうして、男の元へ歩を進め――]
[重ねられた冗談には、軽く息吐くように笑いを返す。]
同じカは分からない。
ダガ可能性は……それなりカナ。
……ダカラ、ネーさんに『依頼』しテモ良いカ?
もしもあいつらヲ見つけたナラ――
[バカンスに向かうと断られるか、食い扶持のためにと受けてくれるか。
指先に示す金額は、普通の一回より多く、先に彼女がこなした依頼より少ない程度。
異形である分、相手に手負いが見えた分、こちらも情報なりで協力する分を考えての値段のつもりだ。]
[身体中に擦り傷を作り、屋上庭園にたどり着いた。
とはいえ、庭園の体を保っていたか?]
んあ、鳥だ鳥だ。
[もう一人の人間には気付かず、鳥の方へゆっくりと歩き出す。手には、肉切り包丁。]
[依頼内容を聞けば一瞬眉を潜める。
それなりに腕が立つと自負しており、異形殺しも
数回経験してある。
だからこそ、彼等のタチの悪さも把握済みだ]
[とはいえ、提示された額はウルスラ程ではないにしろ
異形を相手にするには妥当、いやそれ以上の額。
気ままな旅の計画を立ててはいたが、
先の報酬と合わせれば旅どころかこの腐った街を
抜け出して暮らしていける程度にはなる]
[そして、幾許かの時が流れた頃。
ベルンハードが姿を見せたとき、
撓み軋んでいた床は庭園ごと割れ
煉瓦造りの上階層は半ば崩落を始めていた――――]
…標的は、豚と食人鬼の二匹カ?
アイツらについて知てること…
弱点、能力、姿形…何でもいいから教えるとイイヨ。
異形一匹ならその金額でOKネ。
二匹ともなら…足りないヨ。
[そう続けて、親指を立てる。
先の報酬には及ばないものの、更に額を吊上げようと]
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