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[>>66ヒューバートを抱きしめ返そうとして両手を回す。ふ、と。]
やだ、せっかくの花嫁衣装なのにブーケがないじゃない。ふふふ、うっかりしてた。
[父親の腕から優しく身を放すと]
森の空き地までちょっと行ってくるわね?
ほら、スノードロップがいつも咲いてるあの。
[話しながらヴェールをはずすと宮殿のような扉を開けて雪の中に出て行く]
心配しないで、大丈夫だから!すぐ、すぐ戻るわ。
[危ないからと制止する者がいれば。明るい笑顔で手を振り、裾を軽くたくし上げ外に駆けだした]
―なんだっけ、前にもこうやって雪の中に駆けだした事があったような…?―
―少し前―
(ユージーン>>53には、彼らしいと感心するものの、「しあわせ」なら問題なかろうと苦笑して、返答は差し控える。)
>>55 はい、残念ながら私もユージーンさんがどうなったのかは、覚えていません…。
実は自分がどうなったかのすらとんと…。
どうせろくな事にはなっていないと思うのですけれどもね…。
[と自嘲する端から>>69が耳に入り]
流れ者さんの言う通り、いずれ誰かが墓守を引き継いだと思いますが―…。
生きながらに、ここに…?ですか?
[少しぎょっとする。]
>>72ステラ
ありがとうシスター。
娘を祝ってくれて。
[例え夢のような存在でも、ここに生があるように思えた]
>>75キャロル
[キャロルからヴェールを受け取る]
一人で大丈夫か?私が取りに行っても
[言い終わる前にキャロルは行ってしまった]
…やれやれ、お前はいつもこうだったな。
>>74 ギル…??!
[豹変ぶりもさることながら、耳朶を打つ言葉に耳を疑う。]
『村人は、旅先で出会う人々の誰よりも騙しやすかったぞ。』
[これまで思い出した僅かだが、確かな記憶が一気にフラッシュバックする。
「村の総意」の名の下に手に掛けた命たち―。]
きさ――ま―…!!!
[我を忘れて踊りかかった。]
[シスターの祝福を受け父親に褒められ、嬉しげに駆けだした先には広場一面のスノードロップ]
すごい!やっぱり咲いてた!
(やっぱり?)(やっぱり?)
―あの時も、父親を喜ばそうと久しぶりに帰った家を飾る為にこうやって摘みに来た―
わ…たしが しんだ ときの こ…と?
[花を摘んでいた手が止まった]
―あの人が遠くから走って来る姿に手を振ろうと立ち上がった瞬間、目の前が真っ赤に染まったあの時―
同じように…同じ事を繰り返して…私はまた死ぬの?
いやっ!今度はせめて…せめて父さんの傍で…っ!
[花束を握りしめ、片手で裾を手繰り集会場に駆けだす]
>>74ギル
[狂ったような笑い声と、もみ合うような物音に広間へ]
>>78コーネリアス
何の騒ぎだ?
コーネリアス、なにをしている!
[コーネリアスをギルバートから引き剥がそうとするが、
怒りに任せて腕を振るコーネリアスに弾き飛ばされた]
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