[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
選択ねぇ……
[いくつか選択肢を思い浮かべてみる。]
選択肢1、アンと地獄まで駆け落ち。
選択肢2、美夏ちゃんたぶらかして大人の階段登る。
選択肢3、お前と今みたいにずっと笑いあってる。
選択肢4、優等生を拉致監禁して改造する。
選択肢5、女はやめてズイハラさんとラブラブ
さて、どれがいいと思う?
…消えたくない!
[黒髪の少女が告げた事実を認めたく無くて。]
…だって……
[いつか良いことあると、言ってくれた人がいて。
スノボ行きたいねと言ってくれた人がいて。
明日は、妹が…]
[どれがいい?と問われ]
クールなジュンタくんは何処に?
[思わず真顔で小首傾げ]
んー
[選択肢を前に、一応悩むらしい]
3も捨てがたいけど、5かな。
5が一番、アタシ的には面白い。
[真面目に言い放った。だが、堪えきれなくなったか]
っていうか、バカ!!!!
[大声で罵り]
……そんだけバカいえるなら大丈夫だね
[相手の空元気だろうそれに合わせ、
気付かない振りで、あははと笑った]
クールな俺は、選択肢1を選ぶと現れるぜ?
[本気で、そう言った。]
ズイハラさん、僕を受け入れてくれるかしらん?
不安だわぁ〜〜
[ぎゃはは!と笑って。]
………さんきゅ、イマリ。お前いい女だぜ、まじで。
[心から、礼を言った]
[ふざける彼の声にはふざけて同じく笑い]
お礼はいいから、現物支給で。
ケーキ食べ損ねたから其れで良いよ。
[うん、と真面目に云った]
ていうか、お陰で少し落ち着けたよ。
有難う。
アンちゃんとしか会ってなくて、
ずうっと一人だと思ってたんだ。
[ぽつり、ぽつり]
正直、ちょっと泣いた
[たはは、と情けなく笑い]
…悪い。頭痛い。
だれか呼んできて…って。
無理か。
[少年に頼みかけるも、ひと気の無さを思い出して。
飲み物をとるように頼み、アスピリンを二粒。]
あぁ、食べ損ねたケーキか。
仕方ねぇなぁ、もとに戻ったら連れてってやるよ。
[無事に帰れる保証はないけれど。]
……おう。落ち着いたなら良かったさ。
こんな事で泣いてんじゃねぇよ……元気でいなきゃ。
お前らしく、な?
[比較的真面目に。優しく言葉を紡いだつもりで]
そそそ。
何のケーキ食べたかは後でミナツちゃんに聞く。
其れと同じものを寄越しなさい。
[連れて行く、には強気にそう応えた]
あははは。
ありがと、そうだね、アタシらしく。
[うん、と語気強く]
笑ってなきゃ、ね!
[あはは、と高笑い]
ねぇ、ちょっとさ。
[会話を途中で遮る様に]
安心したら、御腹すいちゃった。
家の冷蔵庫、今は何もないんだよね。
[少し御腹を押さえ]
コンビニいってみるから。
[夕方にいったコンビニの様相を思い出すも]
一旦、電話きるね
[ジュンタにはそう、告げる]
あらら?美夏ちゃんと同じのが食いてぇの?
[なんだかおかしな感じだったが、とりあえず]
まぁ、同じのでもいいけどよ。
[彼女が笑ったから、俺も笑った。]
あはは、そうそう。笑ってろ。
イマリの死に方は笑い死に以外にねぇっ!
………うん、人間笑ってんのが一番いいんだ。
[本気でそう思う。]
おう、わかった。
寂しかったらいつでもいいなさい?
お兄さんがお友達連れて遊びに行ってあげるから。
[くすくす、笑いながら。]
じゃぁ、またな。
[サヨナラとは、絶対に言わない。]
[笑い死に、と言われれば苦笑い]
ばァか。
アタシの死に方はもう決まってんの。
愛しい旦那と息子一人に、娘一人。
そんでもってそれぞれに孫が居たりして。
おばあちゃん、しんじゃダメ!しっかり!
なんていわれる中で、
あぁ、あたしゃ幸せだったよ…
ってね。幸せの絶頂で死んでやるのだ。
[あはは、と矢張り高笑い]
ん。じゃ、また電話するね
また、ね。
[声を受け、微笑みながら電話を切る。]
[切れば携帯をポケットにしまい込み]
……っ
[ふっ、と頭を振り、自分を奮わせて]
――。
[のしのしと玄関へ。
靴を履き、勢い良く外へと出るが、]
…え
[地から天へ還る白に、勢いを奪われ立ち尽くす]
-上原家の前-
なに、これ…
[降り積もったはずの雪が、空へ。
まるでたんぽぽが舞うかの様にも見える其れは。
確かに冷たい温度を体に伝え、揺れている。]
……。
[アンの声が脳裏に過ぎる]
――。
[この街はもう、
自分の知っている場所ではないのだと。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ