36 終幕への村
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レンさんはまだ…あたたかいのですね。
[>>+28>>+29触れることが出来たなら、魂もこころも。
蒼褪めて透ける両腕が、レンの背後から伸びて――
戯れのように彼のマフラーを暖かに巻き直し…消えた。]
(+31) 2008/11/26(水) 12:49:35[常に気儘]
[空気を震わせぬknock――ルリが" 扉 "へ向ける手真似。
>>138亡霊はそのこえを聴く。ふっと和らぐ気配を伝える。]
――…。 すみませんね。
[謝罪に含まれる、本音と繕いの割合は定かでなくて。
間を置いて「……ずっと、ですか」呟くから、余計に。]
" 鍵 "は…
ええ。どうぞお好きに。
[白く軽い鍵。
骨片はルリの体温に馴染むが、それ自体に*温度はない*]
(+32) 2008/11/26(水) 12:49:48[常に気儘]
微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/26 12:50)
微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/26 12:50)
―― 回想 眠り姫の部屋>>69 ――
[シャワーの水音が途切れて暫しの後――部屋の主、
ペケレがバスローブと仄かな湯気とを纏い戻り来る。
こつ こつ こつ 彼女に届かぬknockは扉の内側。
壁に凭れ居る亡霊の傍を、ペケレが歩み横切っていく。
ふわり シャボンの香りを孕み翻る、タオルの裾。]
お伺いする用件は、満たしているので…
寛大にお許し願えると光栄なのですがね。
[「御目にかかりたい」…他愛無い気紛れ。>>0:127]
(+38) 2008/11/26(水) 20:26:03[常に気儘]
[墨色に透ける亡霊は、閉じていた瞼を悪びれもせず
片方持ち上げて…波打つ栗毛を拭うペケレを見遣る。
こつ こつ こつ …ややあって、近づく靴音。
鏡の前に座るペケレの背後、椅子の背凭れへと
亡霊の蒼褪めた手が触れる。ゆらあり傾げる首。
女の滑らかな項に光るきらめき――みっつの金色。]
(+39) 2008/11/26(水) 20:26:18[常に気儘]
……おや。 隠しておしまいですか。
[死せる存在のつめたい指先は面白そうに其れを辿る。
やがてスカーフで覆うペケレへ、惜しげに囁いた。
程無く静かに鏡の傍から離れるのは、誰への遠慮か…]
――夢。 … そう。
直にあえなくなりますね … 誰かのように?
―― 回想 眠り姫の部屋>>69 終了 ――
(+40) 2008/11/26(水) 20:27:09[常に気儘]
微睡む亡霊 テンマが接続メモを更新しました。(11/26 20:27)
[死者のものではない声>>159。
同じその声を耳に捉え、微笑んだ者>>+43の向こうで、
―――痛ましげに、瞑目する者がいる**]
(-61) 2008/11/26(水) 23:26:02
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