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ちっ……ちがうんです。
だから魔女だって!!
[体を小刻みに震わせながら首を横に振り、なだめられるうちに落ち着いたのか、ゆっくりと振り返り、玄関を見て、階段を見て、うつむいた]
あそこに……。
[手燭を持った手で、階段をさす。
視線を床に落としたまま]
―むかしむかし そんなことがあったのです。
[ゆっくりと少女は物語を語り始める。
そこには本を開く魔法使いと黒猫。
そして飛びまわる妖精の姿。]
―「たいへん、たいへん、よくないことが起こったよ」
と魔法使いの周りをくるくる回りながら叫びました。
[妖精が運んできた凶報。
それは、隣の村の魔法使いが、遠い遠い最果ての山から訪れた狼に食べられたというものでした]
知ってる? ハーヴェイ。
この村は昔魔女裁判から逃れた者達が、
集い息を潜めて生き長らえた村なんだって。
でね? 魔女達は人の生き血を使い、
文字を、絵を描く事で願いを叶えて行くんだって。
――可笑しいと思わない?
そんな馬鹿げた話、有ると思う?
しかもその魔女の力を恐れて、
魔女狩りをはじめたって歴史も――
すごく馬鹿げていると思うんだけど、ね?
[窓の外を見遣る。
静けさは今は未だ、夜の暗闇に*横たわっていた*]
/*
ヒューバートさんのお子さんが、ウェンディさん。後はみんな個人戦……でいいのかな?
ラッセルさんがかがやいている! いちばん怖い!
ここでせんせぇが霊能者だとほんとうに噴くところですね。
なぁに?
そうね、魔法が使えるのにね。
でも魔法使いは狼に食べられちゃったのよ。
だけどね、大丈夫。
この魔法使いにはお友達がいるもの。
[納得がいかないまま唸る兄を宥めるように言うと、ページをめくる]
そして次の日も、またその次の日も。
あの村で、この村で。
次々に魔法使いが食べられていきます。
魔法使いの村がひとつ、またひとつなくなりました。
魔法使いは仲間たちに言いました。
僕たちは戦わなくてはいけない、と。
そして魔法使いの冒険が始まったのです。
魔女?
ああ、アーヴァインのせいで変な夢でも……
[言いよどんで口を閉じる。
闇に慣れてきた目は、それでも階段に何も見出すことは出来なかった]
そうだな、えーと……
誰がいて、何て言っているか教えてくれないか?
[ニーナの両腕を軽く掴み、俯いた顔を覗き込むように少し腰を屈めて問いかけた*]
…あれ、リッくん?寝ちゃったの?
[隣で寝息を立てはじめた少年をゆっくりと寝かすと毛布をかけて本を閉じた]
特急列車に乗るところが面白いのに。
[呟いて、窓の外を見る]
パパ、遅いな。
[兄に並んで寝転ぶと、いつしか眠りが訪れた*]
無理やりに物語をつないだせいで語調が全く合ってないっすよね…。ごめんなさいパパ。
せっかくの物語を。
ス鳩さんはここからでも村覗けるから素敵だね。
国際伝書鳩。
― 昨夜・自宅 ―
[帰宅すればいくらか安堵した様子のジェーンが迎えてくれた]
すみません、遅くなりました。子供たちは……ああ、そうですね。もうこんな時間。
[椅子に腰掛けると、集会場での出来事を伝えて]
子供たちにも、話そうと思います。
隠しておいて家にかくまうのも、限度がありますし。ええ、望むだけ、私の知るだけ、話すつもりです。
[明日、二人のわが子にも同じように伝えるだろう。己の知るだけの『魔女狩り』の事を]
西の森……呼び出されて、でもうそで。
魔女がっ……赤い髪で……。
[うわごとのように繰り返していたが、
>>12 医師に促されると、強張った顔のままもういちど振り返り、肩の力をぬいた。少しよろめく]
いません。
[階段をじいと見つめ、大きく息を吐く。
ゆっくりとヴィンセントの方に向き、真剣なまなざしで彼を見上げる]
せんせぇ。西の森の長老の木のそばで、あ……アーヴァインさんが、血がたくさん出て痛いって……。行かないと。
ついて来ていただけませんか?
[言葉の端が不安げに揺れる。
手燭をランプに持ち替え、風に吹かれながら、ゆらゆらとした足取りで、西の森のとばくちへ。
風の音に怯えながらも、大きな木の根元で立ち止まる]
……アーヴァイン……さん。
[足元に横たわるのは、無残な姿。
一呼吸おいた後、大きな悲鳴を上げた*]
/*
クインジーさんが霊能者だったりしたら……あはは。
クインジーさんが襲撃扱いならば、相方さんのお仕事に。
一晩に二人も! 働き者デスネ!
07>05>03>EP
日数は変わらないけど、最終日3人かぁ。狩人さん居ないし。空襲撃したほうが、いいのかな……? 今日、生き延びたら提案してみようっと。
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