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――って言ったものの長老の事だから、
きっとあのよぼけた頭抱えて悩んでいそうだしねえ。
それに召集しただけじゃあ、だ何も判らないだろうし?
[そう言って天を見上げる。
毒とも鮮やかとも称されるオーロラがうねっている。
脅える馴鹿を宥めるように、喉首の毛を逆撫ぜては一息。]
さて。長老の血圧が上がらないうちに行くとしますか。
遠吠えの主のことは…我々が何とかするからね。
また私を暖めておくれ。
[別れを惜しむように一頭へ顔を埋めると、
長老の居住まうテントへ向かった*]
/*
デフォがヘイノとか、もうこやつで入れと。
ウルスラで女装キャラ、レイヨで悪態キャラをやろうと思ったら
尽く先を越されました私です。こんばんは。
またブランク(プレイ、執事共々)が空きましたが
よろしくお願いいたします。
そういえば接続メモ実装されてからはじめてかも。
どんだけご無沙汰なんでしょう。
もしかしたら今年初?!
/*
でもって村建てさんが
「トナカイはもふもふします」
と、仰っていたので速攻もふもふしましたよ。
もふもふ。
そしてヘイノは尻を齧られるといい。
[実際私は奈良公園で齧られた]
[冷たい風が頬を撫でる。
開いた扉、キィという独特な音は、
視力無き男の澄んだ聴力でなくとも直ぐ判る。
告げられる言葉に、ゆっくりと顔を向け]
…――、疑わしき者、とは。
[紡ぐ、低い声]
[ぱちり、薪が爆ぜる。
か細い声音に、伏せていた眸を上げれば娘がちょうど帽子を目深にかぶったところ。
そのくちもとが描いた笑みは見えぬまま――声はかけずに視線をそらす。]
レイヨか……
[車椅子の音とともに現れた男に、小さく呟く。
順繰りに見渡す男の視線に、ゆるりと会釈を返す。
ドロテアのかわり、と言い出す言葉には、強く杖を握った。
じゃらり、音がする。
彼女を憫れめど、儀に不満をもっていようと。
代わりに自らの命を、と言い出すことはない。
そのことを突きつけられたようで、唇をかみ締めた。]
……お前も含む此処に居る…――
[人間だ、と。
消えた語尾は簡単なひとこと。
含む意味も、簡単な 其れで]
…――
[男は重い口を噤み、炎の温もりへと顔を向けた*]
[しばらく炎を眺めていた。
ドロテアの唇が、何か言葉を紡ぐのを聞いたかもしれない。
――次に顔を上げたのは、再びの冷気と共に、車椅子の音が耳に入ったから]
彼女の代わり、ね。
確かに、君の言う事は最もかもしれんな。
[贄となるのは御免だが、そこまでを口に出すことはない。じゃらりと鳴った杖の音に、視線だけをそちらに向けた]
[視線こそなくとも向けられるマティアスの顔と、低い声。疑わしき者の所在―――彼の言葉に彷徨いそうになる視線を留め、声の主さえ見ずにじっと燃える焔を見る]
…そうですね。
僕たちの中にいるなら…―――
[…ィ―――含む意ごと語尾を消すマティアスへ顔を向けると、身動ぎに軋む車椅子。じゃらり、会釈をくれたビャルネの杖の音が、一際大きく聴こえた気がして言葉の半ばで*口を噤んだ*]
…………
[そのうちに、任を終えた使者の男も、長老のテントに辿り着いた。す、と中へ入り込み、集まってきている面々を見やった後]
……アルマウェル、戻りました。
[そう告げてから、奥に進み、長老の近くに腰を下ろした]
……
[常から思わしげに映る瞳は、静かに周囲の様子を眺め]
[ラウリの、レイヨの会話を聞いている。
身じろぎをするたびに、杖がじゃらりと音を立てる。
新たにやってきたのは、人を呼び集めていた使者で。]
――これで、全員かのぅ……
[ちらり、テントの中の人々を見やり、ポツリ呟く。]
[アルマウェル。
任を終えたのか、と男が長老の近くに座るのを見届けた。
全員。
ビャルネの言葉に、ゆっくりと周囲を見回した。
そして、手元の帽子に視線を落とし、軽くそれに触れた]
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