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[腕時計の針が、かちりと動いた。
汽車内にやってきてからというもの、腕時計の針は狂ってしまったようで、逆側に動いたり、早まったり遅れたり、不安定な挙動を繰り返していた。 携帯電話のデジタル時計も、気ままに時を刻み続けている]
……──せんせい、あの。
[何故だか高まっていく不安感に煽られて、隣で目を伏せている近藤の服の裾を小さく引いた。 ──その時]
[時が止まったように思えた。
先程まで妙に気になっていた、時計の針が進む音も辺りから消えてしまった。
スローモーションのように倒れてゆく近藤を前に、金縛りにでもあったように身体が動かない。
床に、人の重みが落ちた音を聞いて、漸く指先に血が通う]
先生、……近藤先生っ……!?
[膝をついて、仰向けに起こす。
膝をついた衝撃で青あざでも作ってしまっているかもしれないが、痛みを来にしている余裕はなかった。
肩をがくがくと揺すってから、動かしてはならない可能性に思い当たって、頭を支えるように胸に抱く]
近藤先生、先生、大丈夫ですか……っ!? ッ、お、おき、起きて下さい……ッ!!
[起きて、と何度呼びかけようとも、伏せられた近藤の瞼が開くことはない。
ただ漠然と不安を感じていた時とは段違いの動悸が起こり、吐く息も短く苦しげになっていく。
『死んじゃった、のねぇ』
むせ返るような血の香りとともに、小鳥遊の声が響いた。
『死』という響きに、辛うじて繋がれていた理性の意図がふつりと切れる]
──ッ、──、………!
[違う、だろうか、信じられない、だろうか、それとももっと他の言葉か。
何事かを発しようとして、小春の喉がヒュッと鳴った。
過呼吸を起こし、喉元を押さえて上体を折る]
か、……ハ……っ、……げほ、ッ、──ッ、──、………!
[近藤の頭を抱き込んだ形のまま、崩れるように伏せた。
上手く呼吸が継げないのか、時折背がしなり、肩を震わせている。
それらが収まるのに、どれだけの時が必要だったろう。
徐々に震えが収まった頃、──喘ぐように、僅かに]
/*
本当は100ptでいいのですが、つい……!
わーん、美味しいけど寂しいです先生!!
でもおいしいです……ありがとうございます……もぐもぐ。
─回想─
[近藤の死亡を告げる須藤の声もどこか遠く、現実感なく響く。 呼吸が困難な中、『大丈夫か?』と問われて、小さく頷いた]
──ッ、……近藤、先生、は。
[──小山内くんがどうして死んだのか、知りたいって。
咄嗟に答えようとしたけれど、盗み聞いた苦い響きが思い出され、音にはならない。 苦しげに喉がひくりと鳴る]
塾の……、煌星学園の生徒に誘われ、て。
やめとけ、って……生徒だけじゃ危ないから、……って。 きっと心配して、─ッ─、けほっ。 ……えき、に、……。
[当たり障りの無い、表向きの理由を選んで口にした。
僅かに覗いた彼の深淵は、自分の胸のみに留める。
その程度の些細な秘密であれば、……許されるのではないかと]
[話している内に乱れがちであった呼気も、次第に整った。
瞳に薄く涙の膜が張っているのは、ただ過呼吸で苦しんだ故だと──見ては、貰えないだろうか]
青玲学園の噂、は。塾、ではとても流行って、いて。
本当は、先生の、……近藤先生の話していたことは、私も知っていたんです。
ただ、今までずっと──どこか、現実感が、無くて。
[ああ、と何処とも知れぬ宙を見ながら、感嘆とも、呆然としているようにもとれる、ため息をつき]
[睫毛に絡んだ雫が緩く伝い、世界が滲んで見える。
背を擦る櫻木の手や側に寄りそう村瀬の温もりに気づいて]
──ありがとう。
[と、微笑んだ。
しかしその曇り無い笑みは、死体を前にし、血の匂いの篭る列車内には、似つかわしくない]
/*
喉足が足りません……。
せっかくのTMMIだから、一つ一つ丁寧に描写していきたいのだけれど、そうするとガチ的にやりたいことが追いつかない。
/*
……はっ、そういえば今日は200pt残すのでした……!
発狂したので促しも受けられません……!
ついうっかりRPに割きすぎた感。
[寺崎の近藤を運ぼうという提案が聞こえた。
少し迷う素振りを見せてから、須藤が外した近藤の首元のカラーを、元通りに整える。
見送った後、我を失っていた間のやり取りを聞いて]
……状況は、把握しました。
[村瀬に向き直り]
見る先と処刑先、どちらもばらばらになるのでなければ、どんな方法でも反対しないよ。
ただ、過剰に思考を隠すのは要らない。
[それから、と一拍置いて]
近藤先生が襲われたのは、場の混乱を防ぐ動き方をしていたからだと──思う。
私は、投票用紙が公開されるまで、先生は見える人である可能性はあるように見ていて。
見える人候補の中から、疑いを集めていない、鬼に不利益のある動き方をしている人を選んだんじゃないかなって思った。
[次いで小鳥遊を見て]
小鳥遊先生は、近藤先生の『占い師を失いたくない』って言葉が見える人らしくないって思ったんですっけ。
私とは正反対ですね。 私は近藤先生の言う『占い師』が他者を指すのではなく、自らの力を指す可能性を考えていたんです。
先生は、見える人のどちらかが鬼である可能性も、それなりに考えていらっしゃるのですよね?
『補佐するとかなんとかっていうモノらしくないから襲われた』という考え方も、私とは正反対で興味深い。
先生の発言には、彼女がもし鬼であればどうするか、補佐する者であればどうするか、といった思考が滲んでいるように感じました。
もし自分が鬼だったらどう動くか、という人間の複雑な思考を、鬼が一から創作するのは困難です。 二重三重に仮定を重ねるので、思考負担が大きい。
小鳥遊先生の思考の軸はまだ、理解出来ないのですけれど、……私、もっと小鳥遊先生のこと、状況と合わせて考えてみたくなりました。
注目が集まっているようなので、調査先には推しますが、次の処刑先にしてしまうのは、勿体ない、かも。
ちなみに。
[手帳をめくる]
最初の投票前の段階での私の見立てを話しておきますね。
見える力を持っている可能性があると思っていたのは、美空くん・近藤先生・胡桃ちゃん。
聞く力を持っている可能性があると思っていたのは、六花ちゃん、次点で梨羽ちゃん。
何も力を持っていない風に見えていたのは、椎名くん・小鳥遊先生・櫻木さん・寺崎くん。
可能性が皆無というわけじゃないけど、なさそうと思ったのが須藤先生。
私は力を持っている人の希望に添いたいと考えていて、だから隠れる案になるなら、希望が集まった人が「実は力を持っているんだ」って言い出さないように、皆の発言を聞いていたの。
最初の投票の時は、この見立てに沿いつつ、鬼っぽいとは言えないかなって思った人を外したよ。
[『りぅしかまだ誰って言ってないのに』という言葉には首を振った]
ううん。
梨羽ちゃんの他に、須藤先生と、近藤先生が、隔離する候補として櫻木さんを挙げてた。
それより前にもね、「誰々は希望しない」って意見は出ていたけれど、その中に櫻木さんの名前は挙がらなかったの。
丁度、私が櫻木さんのことを口にした時、ひとりひとりの発言をテープレコーダーで繰り返し確認している最中で。
櫻木さんが鬼っぽくないかもっていう部分を見つけたんだけど、櫻木さんを隔離するかもって声が、聞こえてきて。
彼女は大人しくしていて、希望を集めそうな感じだという印象は受けていたから、櫻木さんを隔離しようって流れで固まる前に、私の見つけたことを話して、皆の考えにどう影響するかが、見たかったんだ。
今、気になってるのは須藤先生と、梨羽ちゃん。
……喉、痛めてて。纏めたり、録音を聞き直したりするから、暫く待ってね。
次の投票までに考えが変わっても、最悪、意思表示だけになるかもしれない。
/*
「ただ、過剰に思考を隠すのは要らない」
は、占い師にかかってるんだけど、六花ちゃんにかかっているように聞こえたかもしれない……!
それだと意味が微妙に変わってしまうのです。うーんうーん。
[こほん、と咳払いをして]
須藤先生と、梨羽ちゃんへ。
寺崎くんの、『占い方法を統一する案』と、『希望を伏せて投票する案』は、矛盾しないと思いますよ。
むしろ、希望を伏せてばらばらに投票し、かつ自由に調査して貰ってしまったら、処刑先と調査先が被ってしまう可能性が出ます。
調査先は小鳥遊先生。 次点須藤先生。
処刑先は須藤先生。 次点梨羽ちゃん。
気になったのは須藤先生の『三枝が言った点に同意できる』って櫻木さんを処刑第二希望に下げた部分。
私が繰り返し録音を聞いてようやく気付けた事柄を、『ざっと振り返って』程度の先生が、同じように感じるもの?って。
聞こえる人から櫻木さんが鬼ではないと判明する可能性から、生贄に出来る余地を潰さない程度に乗っかったのやもと。
梨羽ちゃんは、寺崎くんが指摘した部分、疑いのかけ方、須藤先生との仲間疑惑から、です。
/*
胡桃ちゃん黒、梨羽ちゃん白はあり得るかもなー、と思いつつ。
先生は黒な気がしたんだけどどうだろう。
先生が、より積極的に引き上げようとしているのが梨羽ちゃんなのですよね。
フォローしたり励ましたり、質問投げたり。
対して胡桃ちゃんは希望出しの部分では切れきれてないけど、「いかにも」な繋ぎ過ぎるというか、擬似ラインらしい。
単体も、胡桃ちゃんそんなに引っかからないというか……「狼だったらこわい」って希望、本当に狼がやったら無防備すぎる気がして。
小鳥遊先生と寺崎くんは白い気がしました。なんとなく。
/*
うん、やっぱり胡桃ちゃん村だと思うなあ。
判定の結果によって、どう考えていくかを考えてる。
主観で誰々が怪しい、って突っ走るんじゃなくて、客観情報で思考を進めようとしている感じ。
占真狂の場合は結果がどうなるか分からないし、吊りの場合は確定情報出るしで、SGは作りにくく作りにくくなってゆくと思う。
/*
このロック具合から行くと、明日は全力で須藤先生と梨羽ちゃんを殴りにいかなきゃらなないんだけど、……此処で見立て間違ってたらダメージ大きいんだよなあ……リカバリ効くかな。
/*
無理じゃないよー!
順を追って話してたら、膨大にあるんだよー!
縮めたら説得力減じて見えるのはわかるけどさ。ぷんすか。
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