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[取り敢えず部屋の中を探索してみる。
何か手がかりが得られるような気がして。
ちょうど左側の壁に近付いた時、どこかで悲鳴のような声が上がったような気がした。]
な、なに? キクちゃん?! じゃぁ無いわよね。あの子なら、多少の事が起きても覗き見る方を優先させそうだし。
じゃぁ、あの悲鳴の主はネギヤさんか、かぼちゃパンツの王子様のレンさんか、白い白馬の背中で仰向けになって撮影する、荒ぶるフォログラファーの…確かヨシアキさんかしら?
って事は私以外みんな一緒に居るの?
[かくんと首を傾げてみた。
手掛かりを探す青い部屋には、まだ何も見つからない。]
痛い所は、肝心の餅肌と離れ離れになったことよね。
このままだと、最上階に有る金庫の中身、他のひとに先越されちゃうじゃない。
[思い通りに物事が運ばない苛立ちで、きりきりと唇をかんだ。]
[ようやく見つけたドアノブを回してみても、鍵が掛かっていて外には出られない。]
大体予想してたけど、いざ予想を裏切らない展開を目の当たりにすると、ひとって脱力するしかないのねぇ。
何とか他の人たちと連絡取れる方法ってない…って、ん? あれはなぁに?
[見渡す青い壁に隙間発見。しかもご丁寧に他方向へそれぞれ一つずつ。]
あ、これくらいの隙間なら、何か通せるかも!
そう言えばかばんの中に〜…いいものがあったはずっとあった!
[がさごそと、漁ったかばんから取り出したのは、毛糸とかぎ針ふたつ。]
上手く行くか判らないけど、試してみる価値はあるよね?
[言うか早いか、部屋に備え付けのこれまた青い机に載る青い紙に、青いペンでさらさらと文字を書くと、それぞれ他方向の壁に開いている隙間から、かぎ針ごと押し込んでみた。]
これで他の部屋の人たちと、連絡取れるといいなぁ…。
みんな無事なら良いけど。
さっきの悲鳴のこともあるし、心配よね…。
[勿論どの部屋で何が起こっているかは、モミジは*しらない*]
[手元に残された毛糸の玉。
誰かがかぎ針を見つけたのなら、引っ張られることにより、それが合図となるだろう。]
あ、まんじゅう あかいな あおいへやの方が良かったかしら?
まぁ、いいわ。
正直あの餅肌の財産ってどれ位あるか判んないけど、他の人たちに抜け駆けなんてさせないんだからっ。
/*
そのうち、モミジの顔で埋め尽くされてしまいそうです。ログ。
ケーキ食べた〜。
正直あまり期待していなかった方がおいしかった罠。
さて、ご飯食べたら第二ラウンド突入ですよ。
え? ケーキに決まってるじゃないですか。
/*
お隣村(67村)ログ読み。
みんな上手いよね。上手いよね。
執事国の雰囲気〜って感じがするの。
何だろうね? 国ごとに雰囲気ってあるよね。村のシナリオとか抜きにしても。
/*
67村のロッカとナオの会話を見て思ったんだけど…。
>冷凍みかんがぐじゅぐじゅでおいしくない
え? 冷凍みかんってサクサクじゃないの?!
シャキシャキっていうのかな? シャーベットみたくておいしいから、うちの方では給食の人気デザートだったんだけど…。
今の時期なんかは会社に出勤して、まず冷凍庫にみかんを放り入れて置くと、昼食時にちょうどいい硬さになっていて未だに好きなんだけど…。
あと、ストーブで干しいも炙ったりしてる。
ご飯、交代制でひとりだから
[かぎ針を差し込んだまま、青い部屋を探索してみるも、青いものしか出てこない。]
うわぁ…[フォーク]まで青いんだ。
ここまで手の込んだ部屋って言うのもなんだかなぁって感じよね。
[すこしだけ眉根を顰めて床に座り込む。
ころころ転がした二つの毛糸が、不規則に回りだした。]
あれれ? もしかして毛糸、動いた?
[目を凝らしてまじまじと見る。
確かに二個の毛糸玉は動いている。]
よかったぁ! 他のひとも別な部屋に居るんだぁ。もう、私だけ変な所に閉じ込められたのかと思ったぁ!
…ってどうやってコンタクト取ればいいのかしら?
糸電話って訳にも行かないわよね…。
[床に転がした毛糸を指に絡めて、もじもじしていると片方の壁から奇妙な音が聞こえる。]
あれ? これって誰かが壁を叩いている音よね? えーっとこう言うの何て言うんだっけ? えーっと、手旗信号!
…って違うか。
でも何て言っているのかしら?
「まんじゅうたべたい?」
/*
なんてクオリティの低いネタ振り。orz
あーもーあーもー!
別に面白いネタを提供したいわけじゃないのよ。
上手くレシーブやトスを上げたいだけなのよ。
出来ないけど…orz
[壁を叩く音が消えた。]
やっぱり壁を叩いていたひとは、ネギヤさんのまんじゅう狙いだったのね…。
[しゅんとうな垂れたモミジの耳に、今度はしっかりと聞こえた誰かの声。
気づけは返事を返すかのように声を張り上げていた。]
誰だか判らないけどー! わたしもー! ひとりよー!
/*
喉もやばいし、頭もパーン(それは元から)なので、お風呂入って更新迎えたいと思います。
中身お婆ちゃんなので、座っているのが辛い。
あと、先にもう言っておく。
本当にスミマセンでしたー!!(ジャンピング土下座)
[壁の向こうから聞こえてきた声に、指折り数えて人数配分をする]
私ともうひとりのひとが、ひとり部屋に閉じ込められているのが確定。
他の二人とあの餅肌は一緒に居るのかしら?
それともみんなバラバラのひとりの部屋?
[考えても纏まらない。
ただ、時間だけが過ぎていく。]
んもう! 自分から金が欲しいかそれやるぞって声を掛けておきながら、こんな仕打ちって許せないっ!
あの餅肌、何とかして懲らしめてやらないと…。
[少し嗄れた喉をさすりながら、モミジは壁に通した毛糸とはまた違う色の玉をひとつ取り出し、なにやら*工作し始めた*]
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