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……そうか。
[短く、ただ一言だけ、相槌を打った。
男は眉を僅かに下げて、微かに、しかし確かに悲しげな、やるせなげな表情をしていただろう]
え、……
[思いに暮れる中で少しだけ浮かんだ疑問は、すぐにレンから説明された。ぱちくりと]
一目惚れ、って。マジで?
てっきり間違いかなんかで呼ばれたのかと。
[驚きから、思わずいつものような調子で言い]
いや、怒りはしないって。……ん、や。
巻き込まれたってのは、怒るべきなんだろうけど……
なんつーか……うん。
まあ、俺は超イケメンだからな。……なーんて。
こんなんでがっかりされたかもなあ。
折角若いのに。……若かったのに。……
[冗談らしい言葉に続けたのは、男にはあまり似合わないだろう自虐の欠片と、沈んだ呟き。俯いて、拳を握り]
……レン?
レン。おい、……大丈夫か?
……って、俺もあんま、大丈夫じゃないかもだけど……
[虚空に――そこに死んだはずのアンがいるかのように――話しかけるレンを見て、はたと、困ったように問い掛けてから、また咳き込んだ。
男の声に、応える声はあったか。いつの間にか足元に来ていた猫が、にゃあ、と小さな声で鳴いた*]
やっぱりマダオな気がする37歳。
この男、甘酒の件とか1ミリも感づけてないぞ……!
とりあえずミケは助けてみた。
モテ期に期待しつつお休みなさい。
これから終わりまで鳩になる、けど、最後まで回せたらいいな……!
最終目標→指輪を1<94>キロくらいで投げる
[ミケは首を傾けてから、レンの手にすりよって]
え、俺以外だったら即懐くとか。なにそれショック。
マジで、出島、マジデジマ、な感じだし。
[その様子を見ながら、冗談らしく言ったのには、この状況を紛らすためというのもあったかもしれない]
だから俺はボケじゃないっての。
ってか……何だよ、どうしたんだよ。
そこに誰か……――アンが、いるのか?
[呟くように問いかけ――レンが血を吐いたのを見て、はっとした。傍らに片膝をついて座り]
大丈夫……じゃ、ないよな……
どうしたら……
ち、待ってろ、とりあえず、水取ってくるからな!
[どうするべきかもわからず。ただ大声で呼びかけて、レンの側を離れた。駆ける足取りは少々重たげに]
[やがて紙コップを二つ手にして戻ってくる。その片方には水が。片方には、ダンケの作った甘酒が。
ふいに、ダンケの遺した言葉と、甘いのが好きだと言っていたレンの言葉とを、思い出した故に。もしかしたら毒なのかもしれないとは考えたし――仇である相手の酒など、飲まないかとも思ったが。
それでも。水にしても、甘酒にしても、望むものを与えてやりたいという思いから]
……ほら、
[少しの眩暈を覚えながらも。レンの手の近くに紙コップを並べて置き、その側に座って*]
こそっと。
今晩は。優柔不断なんて事はな
くもないズイハラです。
ダンケさんはロールお疲れ様です。
レンも、お疲れ様!
お任せだとうっかり生かしにいきそうな予感。
あと一時間……!
こっくりさん……じゃなく、ランダム神に何か決めて貰う事もしばしばな若干優柔不断。若干。
年齢とか身長とかな……!
[指さされた紙コップをレンに差し出した。中身は――甘酒。それを、男は単なる甘酒だと思っていたが]
美味い?
[レンが甘酒を飲んだならそんな風に尋ねてみて]
……本当、どうすりゃいいんだか。
携帯は、持ってたな……忘れてたけど。
電波が届くとこまで行って……
[そこでごほごほと咳き込む。口元を押さえた掌には、微かに血が付着していた。うえ、と零し]
……その前に死んだりして、なあ。
したら、マジ俺どんだけーっつか。
見た目ただの遭難者? てか、マジ遭難したりして。
[独りごちながらも、男も甘酒を紙コップに注いで口にした。ダンケの言葉に込められていた裏の意味には気付かないまま、気合いを入れるために、偶然に。
何かとついていなかった男は、同時に何かとついている男でもあったのかもしれない]
……さて、と。
じゃ、行ってくる。……戻る前に、死んでるなよ?
[倒れるレンにそう告げると、男は山荘を後にした。嵐はいつの間にか過ぎ去り、外は静かな雨上がりの午後の様相を呈していた。弱くも眩しい光に目を細め]
うおお。延長有難う御座います。
ひそひそと生かしにいっちゃいました。
ついてないのかついてるのか、どっちだよという。
つまり極端?
……っし。
頑張れ、俺……!
[ぐ、と拳を握り締めると、山の中を駆け出した。嵐の後で、悪い足場に時々転びかけ、というか転びながらも。体調は先程以上には悪くならず、むしろ回復していっていた。その理由を男は知らなかったが]
……よ、しゃー!!
[<19>分程いった頃か、届いている携帯の電波に、泥と水で汚れた姿でガッツポーズをとった]
じゃあ、とにかく、早く電話を……
[と、携帯のボタンを指で押しかけて]
……
[木々の間から見える崖に、ふと、思い出したように胸ポケットに触れ、その中にあるそれを取り出した。
くすんだ真珠の付いた、銀の指輪]
……もう十年、なんだもんな。
[呟いては、崖の縁に歩み寄り]
[その手の内の指輪を崖の向こう、開けた空中に向かって投げた。指輪は超豪速球のように飛んでいき、すぐに消えて見えなくなる。それを確認してから、溜息を吐き、小さく笑った。どこか寂しげに、だが清々しげに]
じゃ、電話するか。
[そして、男は目的を果たした。……通話する途中で何かが背後を通った気がしたが、気にしない事にした。例のハリセンも山荘の部屋に忘れてきてたし。]
[男が山荘に戻ってきた時、レンの姿はそこにあったか。どこかに消えてしまっていたのかもしれない。
嵐の中で起きた嵐のような事件は、静かに終わっていく。静かとは程遠い性格の男を*残して*]
終わらせたよ……!
色々と無理矢理ですが気にしません。
電話は警察やら病院やらに。
ちょっと一旦離席です。そのまま寝るかもですが!**
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