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ピエトロさん!?
[大声で名を呼びながら、ビセを抱くようにしたままで崩れ落ちたピエトロに走り寄った]
どうしたんですか……?
ちょっと、マジで洒落になりませんから。
ピエトロさんもビセさんも、具合が悪いなら、休んで……
[ピエトロの酷く青い顔を見て、息を呑む]
やはり、か……。
アンと、同じだ。
[首筋や手首を取り、既に2つの失われた命が
あることを確認した。
そして、ビセが最後に示したポケットを探り
手紙の内容を見て]
……ピエトロは犯人だった。
だけど、もう1人……奴の仲間がいるようだ。
……まさか。
死んだ、のか? ……二人とも。
毒……
[ポルテが脈を確認するのを見て、ごく小さな声で。事実を認めまいとするように己でも二人の首などに触れ、体を揺らす。レンの行動は視界に入れ]
……
[拳を握り締める。ポルテの話を聞くと]
……ピエトロさんが? もう一人?
[眉をひそめ、その手紙を覗き込む。ピエトロが犯人だと示す内容を見れば]
―― 玄関 ――
…っ
[立ち尽くした脇をズイハラが駆け抜けて、
青年もようやく我に帰る。唇が震え――]
プレーチェ…! 此処に居て。
[事態に息を呑むいもうとが聞くかは知らず、
言い置いて、倒れたビセとピエトロの元へ]
ふ、ふたりも亡くなるなんて…
そんな、馬鹿な。
だって、ピエトロさん……死んでるじゃないですか。
犯人なら、どうして?
……自殺? ……どうして。
[倒れる前のピエトロの様子を思い出すようにしながら。困惑を露にしたような言葉を零し]
ピエトロさんとビセさんは、知り合いで……
仲良しそう、だったし。
ピエトロさんがビセさんを殺した?
その、もう一人とかいうのが、やったとしたって……
……。……それ。
差出人とかは、やっぱり書いてないんですか?
ビセさんが誰かから受け取ったんですか?
こうなってしまっては、もう誰にも助けられない。
……無力なもんだな。
[自重気味に呟き、動くことはない2人の体を見降ろす。
気を取り直し、手紙を示して言う]
ああ、この手紙に書いてあった。
彼女が持っていたものだ。
今回の事件についての打ち合わせらしき内容で
ピエトロの相棒が誰なのかまでは分からないが……。
それに毒を飲んで自殺したあたり、もう疑いようもないだろう。
誰か、開けてー!
[誰もいない真っ暗闇の中、どんどんどんどん、と玄関を叩く。
拳は痛くないのに、血が滲んでいた]
誰か、誰か、誰かーーー!
[何度も何度も繰り返す]
おやおや。
こうして意識があるということは、私、死に損なったのでございましょうか。
いえ……どうやら、これが死後の世界というもののようでございますね。
これまで大勢の方をお送りして参りましたが、自分が来たのは初めてでございますよ。
手紙がニセモンの可能性は?
アレが自殺のつもりじゃなかった可能性は?
あんな……
[ピエトロを庇うような言葉は、しかし自信がある風でもなく。嘘であって欲しい。そう願うかのようだったか。
レンがピエトロに水をかけるのを見ると、一度目を伏せ。ポルテが向ける紙に記された内容を読み]
……ピエトロさんが、犯人だって……
ビセさんが証言してたんですか?
追い詰められてた? ……
あれは……
[扉を叩く音]
……ビセさん。
[暗闇の向こう、助けを求める悲痛な叫び声]
もう、怯える必要は無いのですよ。
苦しむことも、悲しむことも、もう二度と……。
[近づくことはせず、立ちつくしたまま*呟く*]
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