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…ひとりでこそあれ、
あたしは孤独ではないよ。
[それを感じることが出来ないとも言う。
落ちた場で対たる者がそれへ浸るなら――
全く、何のために長旅を経たのかと想う。]
徒労にさえも、届かぬうちはな。
――
文明の波が何ですか、か。
選ぶ自由は残されると想っているのだな。
[小屋へ射掛けられる火矢の軌跡が、視界へ入る。
連れ立つ群れへ床下の際を掘るよう指示し呟く]
ああ。必要なものを、必要なだけ求めるかね。
一旦容れたものを、
己らの都合だけで撥ねつけるのは難しいぞ?
…流れ者のあたしや、イェンニや…
骨鈴の如くわらう男を
容れた結果の如く、*な*。
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