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[立ち上がると、ごっそりカップ麺やレトルト食品の入った籠を抱えて食堂の中に入る。]
ええ、そうですわ。
雑貨屋って、宝箱みたいですわね。
探すと思いもよらないものが出てきますもの。
[カラーボールを床に投げつけると、ぽぉんと弾んでギルバートのほうに飛んでいった。]
>>98
ええと、食文化の研究…?
[くすりと笑って首を傾げ。]
台所用の洗剤でできるのに、わざわざこうやって売ってるのですね。何か違うのかしら?
スーパーボール?
わたくし縁日にも行ったことがありませんから、どういうものか分かりませんわ…。
>>102
ええ、そのようなものですわ。
頑張ってデータ収集をしませんと。
[ニーナがやっているのを見て]
指で…。そのほうが大きいのができるのかしら?
つまりスーパーボールとは、金魚掬いのボール版?
………あら。それはおめでとうございます…?
[付き合うことになったと聞いて、しかしニーナの表情を伺えば何だか一生の不覚といった表情をしていて、思わず語尾が疑問形になる。]
>>105
洗剤でのしゃぼん玉、試してみますわ。
金魚掬いと違って、賞品がもらえますのね。
楽しそう。
[二人の応酬を横目で見て、なるほどと頷く。]
喧嘩するほど仲が良い…。
[軽く肩を竦めて]
ここにいたら馬に蹴られてしまいますかしら?
>>108
ニーナさんでしたら、職場から一頭くらい召喚しそうですわ。
[くすくすと笑う。]
>>109
……どうかしら……?
[曖昧な表情で、誤魔化すように。
ギルバートからコップを受け取ると、少し考えて皿を一枚持ってくる。そこにしゃぼん液を入れると、両手の人差し指と親指で円を作って浸し顔の前に持ってきて、思いっきり吹いてみた。]
ぱちん。
[吹く勢いが強すぎたのか、あっという間に皮膜が破れて顔にしゃぼん液が弾け飛ぶ。]
失敗…。
[目を細めると、洗面所へと駆け込んでゆく。]
[顔を洗って戻ってくると、ばつが悪そうに二人に大丈夫と言って]
次は気をつけませんとね。
>>111
戻らないと、婚姻届も出せませんものね。
[くすくすと笑いながら、再びチャレンジ。ゆっくりと息を吹き込むも、膨らむ途中で弾けてしまう。]
余り大きいのをと欲張るとダメなのかしら…。
>>117
あら…手全体に液を付けますのね。
そして液体のりは、どこかにありましたかしら?
…雑貨屋ですわね。
[綺麗に出来上がったラッセルの手のひらの上のしゃぼん玉を見て]
上手ですわね。そして綺麗…。
[皮膜に室内の蛍光灯の光が反射して、ラッセルの顔がゆがんで映りこんでいるのを見てくすりと笑う。]
>>118
あら?では、どういうのなのかしら?
>>121
ギルバートさんとですわ。お付き合いなさることにしたんですって。
実験…?
[興味深そうにラッセルを見る。]
>>122
まだ、ですのね。良かったですわねギルバートさん。
[ニーナに聞いて、しかしギルバートに返事を返す。]
>>125
手荒れ…。ああ本当。何だかぬるぬるしますわ。
後でクリームを塗りませんと。
[慌てて厨房に行って手を洗う。]
可愛いだるまさんですわ。
素敵な特技を持ってますのね。
[微笑ましげに泡だるまを見ていた顔が、少し凍りついたようになって]
タイムカプセル…。
>>134
そうですわね、手はもうやめておきましょう。
紙コップの底を抜いたものなどが良いかもしれませんわ。
[ラッセルに首を振ると]
何と言ったらいいのかしら…。この世界は、夢の世界で良いと思ってましたの。ですから、現実へと繋がる方法の模索に、少しだけ迷いがありましたの。
でもタイムカプセルは楽しそうですし、やってみても良いかもしれませんわ。
消費されてしまうものは、いつの間にか元通りになってますから…変質しないものでしたら大丈夫かしら?移動しただけでしたらそのままですし。
>>135
大丈夫ですわ。浴衣は寝巻きにもするくらいですから、扱いはそんなに気にしなくても問題ありませんの。
>>141
[メイに、どういたしましてと返して。]
>>142
全員で集団催眠にかかっていたとか、実は仮想現実だったとか…などでしたら嫌ですわね。マトリックスの世界ですわ。
ええ、やってみますわ。
徹夜はできますの?グレンさんへの恨みでは睡魔に勝てませんでしたのに。
[くすくすと笑う。]
>>152
あら美味しそう…。
なんだかんだで、お料理ができる人は結構いるのね。
[グラタン皿を受け取ると、人数分のスプーンもテーブルに並べる。]
>>153
次の放送では先生は歌など歌わずに、戻った人が話して欲しいですわね。
>>158
その「適当」ができませんもの。それに時間がやたらとかかりますし、触れない食材もありますし…。
なかなか前途多難ですわ。
>>159
メイさんにはいらっしゃいませんの?
お料理のできる旦那さん候補。
>>162
手のひらにマジックペンで書いておきます?
わたくしは…これをしるしがわりにしておきますわ。
[ペンダントクロックに、線香花火の紙縒りで作った輪をくぐらせている。]
>>166
最後の一人って…61時間後に、全員が戻れるということではありませんの?
さすがにたった一人残されることは考えたくないですわ…。
あら?カップ麺は、六年もちませんの?
…半年程度…なのかしら?
[賞味期限を確認している。]
>>169
それは残念ですわね。
でもニーナさんが見つけられたのですから、メイさんもきっと見つかりますわ。
[結構酷いことをさらりと口にして。]
グラタン、美味しいですわ。温まりますわね。
>>170
あら?それは何かしら?
覚えてろとは穏やかではありませんわね。
>>172
レトルトカレーも、そこまでもたないのですわね。保存食としてはそれほど優秀というわけでもないのかしら。
[カレーの賞味期限もチェック。]
あら、そのまま埋めると、紙は水分を吸ってしまいますわね。密閉瓶がどこかにあったかしら?そこに除湿材を入れて…。
[厨房の中から、瓶とお菓子に入っていたらしき除湿剤をもってくる。]
この程度で六年もちますかしら?
>>173
なるほど、それはちょうど良いですわね。
しゃぼん玉セットも入れてみようかしら…。カラーボールも。
>>174
曲者ですの?でも蹴りがない分、身体の丈夫さまで考えずに済みますわ。青虫問題も。
>>176
そもそも、何に詰めて埋めますの?
あのタイムカプセルは壊れてましたわよね?
埋める場所は、あのタイムカプセルと同じ場所…は、よろしくないしら?
…あら?タイムカプセルを埋めたのは卒業式の日でしたわよね?もう埋まっているのかしら?
[起きて身支度をして階下に向かうと、食事を取るクインジーの姿が。]
おはようございますクインジーさん。昨日は姿が見えませんでしたわね。
そうそう、ギルバートさんとニーナさんがお付き合いをしているのだそうですわ!
[いそいそと近寄り、我が事のように嬉しそうに報告する。
食堂内に置いたままにしていた籠からカップ焼きそばを選ぶと、時計とにらめっこをしながら作ってきて、テーブルについて食べだす。]
あら、これはなかなか…。初めて食べるのに何だか懐かしい味。
[クインジーが作ったサンドイッチも貰いつつ、ラッセルのタイムカプセルの話もする。]
プロポーズの言葉は、カップ麺に書いてタイムカプセルに入れるそうですわ。カプセルが向こうの世界に届かなかったら、無かったことになるのかしら?
[ふふふと笑って。]
文化祭の焼きそば、そう言えばいただいたかもしれませんわ。あの時は忙しすぎて、まともに食事を取る暇が無かったから…。生徒会の誰かが差し入れしてくれたような。
でも書類を見ながら食べたと思うから、記憶も味もあまり無かったのね。
[行儀の悪い食べ方をしたわ、と呟き。]
卒業式に埋めたタイムカプセルは、今掘ったら見つかるのかしら?
本当に。何を書くのかしら?先に向こうの人が掘り出して見てしまわないと良いのですけど。
ギルバートさんは結構ニーナさんにめろめろっぽいですから、諦めずに何度でもプロポーズしそうですわ。
熱烈で羨ましいですわね。
[つられて笑う。]
出店周りはしましたけど…火の元のチェックやトラブル対策ばかりで、周ったと言えるかどうか。
三年間ずっとそんな感じでしたわ。クラスの出し物にも参加できませんでしたし…。
詳しい日付はテレビを見れば…。
[立ち上がり、テレビを付けてみる。しかし映ったのは何かの深夜お色気番組で、慌ててスイッチを消す。]
……。
な、なんか、当てにならないみたいですわ…。
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